股関節が固くても背骨が柔らかければ前屈は大丈夫 | 動きの哲学、日常のヒント

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ピラティストレーナーのようすけです。


長座前屈が不得意な人は多いですね。特に男性は硬いです。



でも諦めないでください。硬いことを気にする必要はないのです。


長座前屈ができない原因は2つです。

1️⃣股関節可動域が小さい → 【対応】もも裏ストレッチしましょう


2️⃣腰・胴体が硬い【対応】→ 脊柱起立筋と多裂筋を伸ばしましょう。






1️⃣は多くの人がやりますが、2️⃣が見落とされがちです。


2️⃣を重視したピラティス版の長座前屈は、スパイストレッチ・フォワードというエクササイズです。





通常の前屈とは違い、背骨を長く伸ばすつもりで上体を前へ倒します。

股関節はあまり曲げなくても構いません。


とにかく、背骨の伸ばしだけ強く意識します。


椎骨の 間 を繋(つな)ぐ筋肉の柔軟性🕺と強度🏋️を増すように意識をしてください。



やり方は簡単ですが、しかし上級者と初級者では、見た目にも効果にも大きな差があります。


簡単なわりに取り組みがいがあります。


やりこんでいくと胴体が柔らかく楽になり、動きは軽やかになります。




背骨の重要性については、ピラティスの良書 『リターントゥー・ライフ・スルー・コントロロジー』の中で、創始者=ジョセフ・ピラティスさん本人も何度となく言及しています。ウインク爆笑ひらめき


では。

またお会いしましょう。