アルコールと運動、脳はいい感じかも | 動きの哲学、日常のヒント

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ピラティス、ストレッチ、ヨーガ、武道などの学びと想い。ピラティスの還暦男インストラクターが20年考えたこと

引き続きお酒の話になりますが、
やはり、お酒を飲んだ日は、運動は一切できないですね。

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まず、筋トレの類は、無理です。
効果としても半減します。
体の化学工場である「肝臓」がアルコール分解の処理に追われて、筋トレに必要となるエネルギーの補給機能が十分でなくなるのです。

筋トレでは筋肉に蓄えられている「筋グリコーゲン」という糖質をエネルギー源として使います。
使った分、血糖(血中のブドウ糖)がそれを補完しますが、その時、血糖を一定に保つために、肝臓に蓄えられたグリコーゲンがブドウ糖になって血液中に放出されるのです。つまり筋トレは肝臓を必要としているわけです。

ですから、お酒の処理に肝臓が追われると、筋トレにおいて、疲れやすいとか、力が出ないとか、そのパフォーマンスは落ちてしまうのです。


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そして、酒気があるとピラティスなどはやはり難しくなります。
エクササイズでは、心身の「集中」が要求されますからムリですよね。

唯一、これは整体から得た知識で、僕自身も実践しているのですが、
「からだの捻転(ねんてん)運動」つまり「ねじり」の動きですね。
これは、「酒抜き」になります。
酒気を抜きますので、
ちょっと飲みすぎた時には、便利な動きです。

さて、お酒はそのように体の動きに関しては、それを鈍くしてしまいますが、
「脳」はどうでしょう。

今日も、一人で立ち飲みで一杯飲んできたのですが、
最近あまりしていなかった「読書」を、立ち飲みしながらしてみました。
すると、適度に頭が回転して、いい感じです。


お酒を入れることで体は鈍りますが、頭に関しては、少し回転の潤滑油に
なるのかな、などと思いました♪