肩こりに効く体操 | 動きの哲学、日常のヒント

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こんにちは。


肩こりの改善に、『菱形筋』(りょうけいきん)という筋肉に働きかける方法があります。


『菱形筋』(りょうけいきん)とは、左右の肩甲骨の間の筋肉です。




肩こり改善の体操で、肩を上下させたり、ぐるぐる回したりする運動があります。


これは、僧帽筋(そうぼうきん)という筋肉をほぐす運動ですね。首から肩にかけての筋肉です。


ここをほぐすのも、これはこれで肩にいいです。



しかし、さっき言いました『菱形筋』(りょうけいきん)をほぐしていくと、さらに非常に気持ちがいいし、肩こりに効くんですね。



やり方は簡単です。


(1)まず、腰の後ろで手を組んで。


それから、両腕をグ~ッと後ろへ伸ばしていきます。


この時、左右の肩甲骨が真ん中に寄せられていくのを感じるようにします。


なかなか気持ちがいいと思います。


そして、数秒伸ばしきったら、ふっと力を抜いて腕を下します。


この動きにおける、左右の肩甲骨の間の筋肉が『菱形筋』(りょうけいきん)ですね。


菱形筋を腕の伸ばしによって、グ~ッと収縮させてから、ふっと力を抜いてリリースさせるのです。



(2)そして、次に、菱形筋のストレッチです。


今度は、手をカラダの前で組みます。

そして、背中と手で引っ張り合うように、腕を前へ突出し、背中を後ろへ張り出していきます。


左右の肩甲骨の間(菱形筋)がよく伸びるはずです。


グ~ッと数秒伸ばしたら、ふっと力を抜いて手を下します。



この(1)と(2)の動き(両腕の後ろへの伸ばしと前への伸ばし)を2~3セット行うと、だいぶほぐれます。



要するに、『菱形筋(りょうけいきん)』(左右の肩甲骨の間の筋肉)を、収縮させて(力を入れて)から、ふっと抜き、さらにストレッチさせるという動きです。



なかなか、肩こりに効きますよ!!(^^)!