梅雨じゃ、濡れて参ろう | 動きの哲学、日常のヒント

動きの哲学、日常のヒント

ピラティス、ストレッチ、ヨーガ、武道などの学びと想い。ピラティスの還暦男インストラクターが20年考えたこと

「春雨じゃ、濡れて参ろう」


この言葉、とても素敵な、かっこいい言葉です。


僕は、雨の時期でも、どこか頭の片隅にこの言葉があって、

傘をよく忘れるのです。(完全に言い訳ですかね.。)


しかし、言わせてもらえれば、本当に、半ば『うっかり』、半ば面倒で『わざと』、傘を持たずに出かけてしまうことがよくあります。


先ほど帰宅したときは、実は、最寄りの駅から家まで、傘がなくて、濡れながら帰ってきました。

暑いので、ちょうどいいという感じで。。。


そういう気持ちになるのは、昔、かなり年上の人に何気なく教えてもらった、この言葉

『春雨じゃ、濡れて参ろう』

が、頭の中のどっかで、『お気に入り』にブックマークされているためだと思います。


最近では、この言葉、あまり言われなくなったようですけどね。。。。


これは、劇団『新国劇』が、大正8年に初演した作品『月形半平太』(劇作家 行友李風・作)において、

『月様、雨が・・・』

の問いかけに対し、

半平太が

『春雨じゃ、濡れて参ろう』

と返した言葉です。

名台詞として人気を博し、当時、新国劇の看板演目になりました。


この『月形半平太』、幕末に土佐藩で活躍した藩士・武市半平太(たけちはんべいた)がモデルになっています。


武市半平太は、歴史上の人物の中で、僕が大好きな人物です。

近代日本を先取りした武市半平太に思いをはせながら、雨にぬれても

『梅雨じゃ、濡れて参ろう』

の心意気で行きたいですね。



ヨガ・ピラティスを楽しむyousukeのブログ~ヨガ&ピラティスLOVE~-梅雨