最初に見たNHK大河ドラマは『天と地と』
(石坂浩二主演、1969年)
それより前には、TBSドラマで見た「真田幸村」に憧れていたのが、一機に謙信ファンになった。
ノートとか自分の持ち物に「毘沙門天」の『毘』の文字をやたら書いて喜んでいた。
なんか難しくて分かりにくかったけど、観音寺潮五郎の原作も、とりあえず読み切った。
そんな上杉謙信の愛刀『山鳥毛(さんちょうもう)』は、僕の故郷の隣町「長船(おさふね)」で作られたのだけど、その刀の里帰りプロジェクトが成功して、新潟から長船に戻ってきたのが3年前のこと。
その名刀「山鳥毛」が、今年も年に一度だけ「備前長船刀剣博物館」で一般公開されるという話を聞きつけて、先日、長船まで出かけてって、ついに初めて見ることができた。
ちなみに、見るためには事前予約が必要で、しかも見られる時間は、たった2分。警備のオッサンがストップウォッチで計っていて、時間になると次の人を呼ぶ。
もちろん遠目には見えるのだけど、近くでじっくり刀の模様なんかを見られるのが2分なのだ。
見るだけなら2分で十分なのだが、下手に写真なんかを撮ろうとするとあっという間に過ぎてしまう。で、上のようなホントに下手な写真しか撮れなかった (^_^;) 。
それはとにかく、はるばる田舎まで出かけて行って、貴重な2分間を過ごすことができた・・・・かな。
最近は『刀剣女子』と言われる刀好きな女性の多いらしく、この日も女性の来客がほとんどで、オヤジは少し遠慮気味に「刀剣」と「女子」を愛でたのであった。