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ピラティスルーム新町ですニコニコ

 

年に一度のお楽しみ、大阪楽所による【雅楽演奏会】に行ってきましたニコ

今年は40回記念ということで、大阪楽所設立にゆかりのある宮内庁楽部の講師の先生方もお招きしての演奏会とのこと。
前半は≪振鉾三節(えんぶさんせつ)≫と≪蘇合香(そこう)≫

 

≪振鉾(えんぶ)≫は、舞楽会ではまず初めに披露されるものらしい。

三節は、弁証法の三段論法『正・反・合』に酷似しているようで、どこかだけ演奏しても、省かれても、違和感が残るものらしい。だた近年は関わる人の数や資金が足りなかったり、関連省庁の理解が得られなかったりで、正式な形で演奏することがままならないとのこと。伝統文化芸術の再現・伝承の難しさを垣間見ることができます。


≪蘇合香≫は、もとは中インドの曲とのことですが、観ていた印象としては、
(そんなにインドっぽくなかったな~。現在のインドとはまた違うのかな。)

という感覚でした。そも、桓武天皇の頃に伝わってきたということなので、日本だって当時とだいぶ変わっていると思いますし…。

幕間には、今回初めてお目に掛かった『文楽パフェ』を賞味音譜

いつも手土産にしている文楽せんべいがアクセントににやり

 

後半は≪還城楽(げんじょうらく)≫と≪狛桙(こまぼこ)≫、そして≪長慶子(ちょうげいし)≫
 

≪還城楽(げんじょうらく)≫は、蛇を好んで食べたとされた西国の人が、蛇を得て、喜ぶ姿を舞にしたものと言われているらしく、木彫りの蛇も登場ヘビ
舞人がつけているお面がとってもユーモラスで、オペラグラスでガン見(笑)
さらに、蛇をみつけて喜んでいる舞がまたとってもユーモラスで、観ているこちらも嬉しくなって跳ねたくなっちゃいます。

 

≪狛桙(こまぼこ)≫は、高麗から船が渡ってきて、着岸するとき、棹(さお)を肩にかけて舞ったのが由来とのことで。

棹で海を渡ってくるだけでもかなり大変だったと思うのに、さらに棹を用いて舞いを始めるとは…。

ようやく着岸できる嬉しさや安堵感、倭国に対する敬意や自国の誇りなど、色々な思いが詰まった舞ではなかったのかな。

とても美しい衣装を身に着け舞っている舞人を観ながら、今と昔を比較して、いろんなことに思いを馳せていました。

 

≪長慶子(ちょうげいし)≫は、退出時の音楽で、今でも舞楽の終わりに演奏するのが通例とのこと。

雅楽演奏会も終演の時を感じつつ聴いていました。

 

第40回記念公演ということで、例年とは全く違う雰囲気の演目でしたが、それもまた一興。

雅楽の奥深さを感じた今回の演奏会でした。

お土産は、フェリシモ猫部とのコラボ可愛すぎるコラボ商品

≪フェリシモ猫部㏌文楽せんべい≫

これも文楽パフェと同じく、今回初めて見ました。

文楽劇場もいろいろと進化しているのですね~ニコ

 

ピラティスルーム新町インストラクターす~みん

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