フェイドアウト

今までキーボードに関してはボリューム調節用のエクスプレッションペダルを使いませんでした。荷物が増えるからです。ところが先日のレトロロックの練習中、フェイドアウトが急に気になったので急に導入を決定。次の最終練習は仕事で不参加のため、いきなり本番。土壇場で今さらなのですがね。


フェイドアウトの際、片手弾きの場合は本体のボリュームダイヤルを空いた手でひねれば対応できます。両手弾きでは仕方なくブチッと切るのですが、いかにも残念なエンディングです。余韻も何もない。


ハードロックは録音盤のアレンジ以外フェイドアウトする曲が思いつきません。あるのかもしれませんが印象が薄いです。ハードロックバンドのバラードがあるじゃんという人、バラードはロックではなくバラードです。ロックのバンドが演奏しているというだけです。


有効なスタイル

立ち弾きの場合鍵盤は二台同時に弾けてもペダルは両足同時に踏めません。立ち弾きでも座り弾きでもロータリーチェンジャーやダンパーなどのエフェクト系ペダルとは同時に踏めません。ということでnord一台のみに導入です。まずDeep Purpleの「Burn」は使えないなあ。これは「左手ボリュームダイヤル」行き。「Hush」もダメだ。オルガンという楽器は盛り上がるところでクレッシェンドしながらトレモロをかけるのが常套手段ですからね。


チョイ上げ、チョイ下げ

使えるのはロータリーペダルを踏んでいない時のチョイ上げ、チョイ下げです。キーボード用エクスプレッションペダルはエレクトーン用と比べて勾配が作れないためか音量幅がありません。エクスプレッションペダルで音を消せるまで本体のボリュームダイヤルを下げると大きな音が出ません。大音量を出そうとするとペダルを下げた時に音が消えません。使い勝手が悪いです。何でこんなシステムなんでしょうか。


冒頭写真の機種はYAMAHAです。nordとYAMAHA以外の機種を持っている人は極性や電圧が異なる機種があるためメーカーのホームページで接続可能かどうか確認してください。

他メーカーからも同様の製品が出ています。筆者はYAMAHA信者なのでYAMAHAの製品があれば優先的に購入します。電子ドラム、電子オルガン、シンセサイザーはすべてYAMAHAです。二本あるリコーダー、シンセのアダプターもYAMAHAです。


また荷物が増えるのかあ。エクスプレッションペダルは約1.4㎏です。