ずぶずぶずぶ・・・と お話世界へ | ほんとうのピコットさん

ほんとうのピコットさん

子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
タイトル「ほんとうのピコットさん」については、
http://ameblo.jp/pikot/archive1-200711.html をどうぞ!


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入学のお祝いに!
とのご相談には、童話より絵本をおすすめするようにしています。
「読んであげてくださいね。」と言葉を添えて。


新しい生活に馴染もうと一生懸命なこども男の子。女の子。こども彼らには、
これまで親しんできた絵本の世界を残してあげて欲しいからです。

 

 女性男 もう小学生なんだから、そろそろ自分で読めるようになってね。
という大人の側のお気持ちも、わからないわけじゃありませんが、

でもね、
3月まで園で一番大きい組さんだったのに、
学校に行ったら、大人かと思うほど大きいい上級生がいるし、

先生方の口調や雰囲気も、園とは違うでしょうし。
そんな中で新1年生たちは、広い校舎や校庭に戸惑いながら、
毎日精一杯やっているのだと思います。

だから、おうちに帰ったら馴染みの絵本世界で一息ついて欲しい。


そもそも絵本はある年齢で卒業していくというものではなく、
完成度の高い絵本は、年齢を重ねるにつれて、
また別の発見や感動があったりするものなんですけどね。

 

そして、回り道のようですが、
絵と読み手の語りに助けられながら行くお話世界こそが、
聞き手に、豊かにイメージする力を育ててくれると思います。

想像力って、入試には関係ないかもしれませんが、
きっと人生を楽しいいものにしてくれますよ。

 

ところで、タイトルのずぶずぶずぶ・・・ についてですが、
先日、お店に来てくれた1年生の女の子と一緒に絵本を見ました。

届いたばかりの新刊の初読みだったので、

わたしの読み方はかなりたどたどしく、
    ボソボソ・・・  (すまん)
    ぽつぽつ・ぽつ・・・  (すまん)
と、内心反省しまくりでした。

 

でも、最初はふ~ん・・・という感じだった聞き手の彼女が、
読み進めるにつれ、まさにずぶずぶずぶ 

お話世界に沈んで?行くのが、その表情からわかったのです。

 

読み聞かせで育って、聞き手として大ベテランの彼女は、
わたしの読むたどたどしい言葉を拾い集めて、
わたしより先に、とっととお話世界に行ってしまっていました。

 

そうそう、
このずぶずぶずぶとお話の中に引き込まれていく、
その力を、小さい人たちに身につけて欲しい。
そして読み手である大人には、それをを応援して欲しいと思います。

日本の義務教育なら、みんな字を読めるようにはなります。
でも物語世界に行くことのできる空想力は、また別物です。
どうぞ家庭で、
ずぶずぶずぶ育成プロジェクトを!

 

 

※ ずぶずぶずぶとお話の中に沈んでいく、とは、

   もう何年も前に本好きの男の子から聞いた言葉です。

   こうなるとなかなか元の世界に戻れないのが問題ですね。

 

 

 

こちら、寄せ植え育成プロジェクトも進行中。

 

 

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