積み木あそびをかんがえる | ほんとうのピコットさん

ほんとうのピコットさん

子どもの本屋「夢文庫ピコット」店主です。
タイトル「ほんとうのピコットさん」については、
http://ameblo.jp/pikot/archive1-200711.html をどうぞ!

 

WAKU-BLOCK愛用のお客様から、積み木の作品の画像が送られてきました。

    ↑ (童具館の積み木です)

 

 

 

自由の女神を見に行った時、その隣の島がフォート(要塞)だったと知り、

こちらにきてからまわったフォートを思い出し、作ったものです。(お母さん解説)

 

- WAKU-BLOCK45cm基尺+30cm基尺使用 -

 

 

 

お父さんのアメリカ赴任のためアメリカ暮らしの、

そうそう、英語圏で育てる日本語力・・・→  に登場いただいたあのご家族です。

 

この要塞は、2年生男子作。

   メガホン あっちゃん、画像ありがとう! (^^)/

 

積み木は中学生のお兄ちゃんと二人で作ることも多いようですが、

ふたりはいつも、外観だけでなく、

内部の構造や機能の細かいところにまでこだわります。

 

今回の要塞でも、内側にいくつもの段が丁寧に積まれていますが、

これには、昇り降り用の階段のほか、

攻撃に使う何らかの構造(銃座かな?)も含まれる様子です。

 

要塞といえば、外からの攻撃から身を守るとともに、

攻撃拠点としての機能も必要だから、という事でしょうね。

わたしだったらきっと、外観をぐるっと見てオシマイとなるところです。

こういう視点は男の子だな~、と思います。、

 

 

こうしてみると、積み木というのはなかなか興味深い表現方法ですね。

というのも、

見たり体験したことを、積み木という角ばった木片で組み立てるためには、

表現するものの概要を掴んで、

ある部分は省略し、ある部分は強調しなくてはいけないのです。

 

スケッチや粘土のように、見たまま全部を表現することはできないので、

積み木では、省略や強調というある意味思い切りの必要な過程を経て、

イメージの再構築が行われるのだと思います。

 

とはいえ、子どもたちにとって積み木は理屈っぽいものではありません。

 

あかちゃん1 掴む  赤ちゃん 舐める  ハイハイ2人目 投げる  赤ちゃん 積む

のような遊びをスタートに、

大人が積んでみせたものをどんどん壊す時期があるかと思えば、

並べたものを 男の子。 おやま  女の子。 おふろ なんて後付けで見立て、

ごっこ遊びの小道具にする時期もあります。

 

積み木に<こう作らなくてはならない>という決まりはないですからね。

 

そのうち、ちゃんと屋根のある家などを積むことができるようになり、

やがて、自分の中のイメージを形にしたり、

上の画像のように、時間を経た経験を再現したりも可能になります。

 

積み木とブロックとの大きな違いは、

積み木では、半分以上ずれたら落ちる↓↓ということです。

引っかかりません。

だから、落ちないかな?と、緊張して積みますね。

落ちる↓↓ ということが、積み木の大きな魅力なのかもしれません。

 

ご購入を検討される時には、

  木 歪みにくい良い木で作られている

  M 基本の形 □ ⊿ 長四角 が買い足せる

 

がチェックポイントです。

ご参考になればと思います。

ちなみにピコットでは、積み木はWAKU-BLOCK ・・・→ をおすすめしています。

 

 

 

応援よろしく


読み聞かせランキング

 

ホームページ ・・・ →

フェイスブック ・・・ →