幼稚園を卒園したばかりの、なっちゃんに、
たんぽぽのおくりもの を読んでもらいました。 ↓↓↓
たんぽぽのおくりもの
片山令子/大島妙子 ひかりのくに 本体¥1,280.
今まで、生まれてからず~っと、
なっちゃんが来てくれるたびに、わたしが何冊か読んであげて、
その中から、なっちゃんが気に入ったのを選んで買ってくれていました。
今日もおすすめの絵本を選んだのは、わたしです。
そして、一緒に読もっ!
というところまでは、いつもと一緒だったのですが、
本を開くと、たどたどしいながらも、表情たっぷりに、
なっちゃんが読んでくれたのです。
途中で代わってくれるかな?と思っていましたが、本屋、結局出番なし。
その時のわたしの気持ちといえば、
なっちゃんが突然「読んでくれる人」になったことへの感動と、
わたしも声に出して読みたいという絵本中毒者の本能とが、ない混ぜでした。
気持ちのいいリズムの魅力的な文章は、声に出して読みたくなる。
絵本好きはみんなそうです。
なっちゃん、代わってよ・・・
と、わたしの中で小さな声がしましたが、
なっちゃんが文章を声にする幸福感に浸っているのが伝わって来たので、
わたしの方は、読んでもらうしあわせの方を選択したのでした。
お母さんは、末っ子が一人で読むようになってしまって、
ちょっと淋しいようでした。
今までずっとお母さんやおねえちゃんお兄ちゃんに読んでもらっていましたからね。
だけど、声に出して読むことの心地良さを知って一人読みをスタートするって、
ほんとうに幸せなことです。
大人が先導して読むことを教えてしまったら、この感動はなかったでしょう。
なっちゃんの一人読みは、
わたしの理想のかたちでのスタートとなりました。
※ 続きがあります ・・・→