子どもの本と木のおもちゃの店夢文庫ピコットです。
名古屋市天白区にあります。
たまたま店主が留守にしていた時、
常連の小さいお客様が
レジに立つバイトさんに、
“ほんとうのピコットさんは、どこ?”
と聞いたそうな・・・。
それがブログのタイトルになりました。
一週間ほど前の朝の事、
開店準備をしていてアゲハ蝶を見つけました。
お店の前には蜜柑の木があって、
アゲハが卵を産み付けに来ます。
種を埋めて育てた木なので
もはや種類も分からず実も生らず、
アゲハの幼虫専用となっている柑橘類です。
幼虫が大分ふとっちょになっていたから、
今日が羽化の日だったんだね。
あれ・・・ でもなにか変。
きれいなアゲハだけど
左の羽が十分に伸びないままです。
これでは飛べないでしょう。
目立つ場所では鳥や蜂に狙われるからと
(大きなお世話ですが)
蜜柑の木の枝の中に隠しました。
ところが、暫くして見ると、
歩道の真ん中に
ポツンと落ちているではないですか![]()
人通りも多いので踏まれてしまうと思い、
(また、大きなお世話で、)
取り敢えず虫かごに避難させました。
アゲハって、一度に5個とか10個とか
たくさんの卵を産んでいくんですよね。
それが全部羽化したら、
地球上はアゲハだらけになってしまいます。
たくさんの卵のうち、
無事に育って羽化して、
交尾できたアゲハだけが子孫を残します。
たくさんの卵を産むのは、
無事に育つことの方が少ないから
と言えます。
人間の子育てとは随分違うな~と
いつも思って見ています。
人の子育てでは、
1人の赤ちゃんに多くの手間と時間をかけ、
大切に大切に育てますからね。
保護はしたものの、
さて、どうしよう。
🐛虫友だちに連絡してみたけれど、
相談された相手だって、
そりゃあ困ります・・・。![]()
アゲハには
病院も社会保障もないのだから。
ハチミツを与えて
一晩様子を見ていたのですが、
アゲハは安全な場所で寛ぐどころか、
ただただ外に行きたいという様子です。
保護した時はぼんやりとしていて
動きも弱いアゲハでしたが、
翌朝にはかなり力強い動きになったので、
天白川沿いの草むらの中に放して来ました。
↓
捕まえてごめんね~
飛ぶことができないから
草むらの虫に捕まってしまうかもしれないけど、
自然を楽しんで太く短く生きてね~
アゲハはいそいそと草むらに潜っていきました。
ちょう
あげはの一生
徳田之久 ぶん・え
福音館書店/本体¥1,000.
孵化から、幼虫の時期を経て羽化し産卵して、
力尽きて死んでいくまでのアゲハの一生が、
丁寧に描かれた科学絵本です。
カマキリに捕まったり
クモの巣に掛かって命を落とす蝶についても
触れられています。
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