うつ病11年目に突入 | 我が家の家計向上計画

我が家の家計向上計画

50代の夫婦にのら猫出身のそらちゃんが加わり、ますます楽しい我が家となりました。

お金のこと、ねこのこと、のんびり綴っていこうと思います。

主人のうつの話が続きますがご容赦ください。


昨日の夕方から急激にメンタルが上向いてきた主人。

お夕飯もモリモリ食べ、今朝は少ししんどそうでしたが、何とか仕事に行ってくれました。


もうすぐ2月。

主人のうつ病は丸10年が経過し、11年目に入ります。


うつ病になった頃の話を、後になってから聞いたのですが、


とにかく辛い。この辛さから逃れたい。通勤途中にある川に飛び込んだら、楽になるだろうか?

自殺がダメとかそんなことよりも、辛さから逃れたい一心だった。

朝は飛び込まずに出勤できたけど、帰りも飛び込まずに家に帰れるだろうか?


そんなことばかり考えていたそうです。


そんなことを知らず、でもきっと主人はうつ病だと思っていた私は、帰って来るまで不安で不安で家にいられず、途中まで歩いて迎えに行ったり。


遠くに主人の歩く姿を見つけたときには、安堵で泣きそうになったりしました。


休職、退職、再就職、休職を繰り返し、主人の症状も変化していき、そのたびに私はどうしたら良いのか戸惑うばかりでした。


ゲームばかりしているけど、止めさせたほうが良いのか?

好きなようにさせたほうが良いのか?


また、年数が経過していくと、


仕事に行きたがらないけど、今は無理させないほうが良いのか?それとも、もうそんな時期ではなく、多少ムリをさせたほうがいいのか?


うつ病になってから、私もたくさんの本を読み、テレビ番組の特集も見て、それなりに勉強してきましたが、


その時、家族はどうしたら良いのかを教えてくれる本はありませんでした。


うつの初期の頃は、励ましてはいけないとか、ゆっくり休ませて、とかは書いてありますが、


じゃあ、3年目は?

7年経ったら、どういう対応?


患者の性格にもよるし、うつになった経緯も違う。

職場環境や家族構成も関係してくるでしょうし、要は人それぞれ。


誰も私に、こういう時はこうした方が良いと教えてくれる人はおらず、ずっとひとりで手探りを続けてきました。


義母や実家の家族に相談しても、正解は誰にもわからず。


一度、主人かかりつけのメンタルクリニックに相談にひとりで行きましたが、


患者の診察はするけど、患者抜きの家族の話は聞けない、と受付で呆気なく断られ、

帰りの車の中で大号泣した日のことは、今でもハッキリ覚えています。


ただでさえ、家族がうつ病になって辛いのに、誰も私に教えてくれない。


話は聞いてくれるけど、

ひとりで考え、ひとりで対処しないといけない。


友達も実家の家族も、迂闊にアドバイス出来ないでしょうし、何かあっても責任は取れない。


誰か私に正解を教えてくれーと叫びたい10年間でした。


家族会も探しましたが、私の市では、引きこもりの子を持つ親の会しかなく、私が求めているものとは違うと思うと、市の職員さんにも言われ。


ひとりで試行錯誤するしかなく、その結果、主人の病気が長引くと、私が悪いから治らないんだ、他の人が奥さんだったら、もっと早くに治っていたのかもしれないという自己嫌悪に陥ることの繰り返し。


それでも、主人は欠勤続きながらも仕事は続いているし、休日は元気いっぱい。


もしかしたら、発達障害とか何かあって、それでうつ病が寛解まで至らないのかもしれませんが、普通に生活が送れていることに感謝しないといけませんね。


最近は私もストレスに振り回され、言わなくてもいいことを言ってしまいますが、


あまり主人を追い詰めて、うつ病から双極性障害や統合失調症に症状が進んでしまうことは阻止しないといけません。


これからの日本が、患者だけでなく、家族にも手を差し伸べてくれるシステムが出来上がったらいいのにな。


さあ、うつ病11年目に突入です!


メンタルの病気を抱えておられるご家族をお持ちの皆様、共に頑張りましょう!


もう十分頑張っているけれど、もうちょっと寛解目指して頑張りましょう!









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