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ここでは写真でモスクワの様子を紹介したい(1日半しか滞在していないので表面的な部分のみとなるが)


シェレメチェボ国際空港到着後、空港の外に出て初めて撮ったのがこの写真。雪はほとんど見られなかったが底冷えのする寒さだった





クリスマス前ということもあって街中ライトアップされていた(クリスマス以外にも点灯されているかは不明)





マホーヴァヤ通りにあった看板





ニコリスカヤ通りから赤の広場を目指した























赤の広場。ポクロフスキー聖堂(ワシリー寺院)





ライトアップされた姿は、昼に見るのとはまた違った印象を与える





遠目に見るポクロフスキー聖堂とレーニン廟





正面が国立歴史博物館。左はクレムリンの壁





クレムリン。丸い屋根は元老院(ロシア連邦大統領府)で大統領がクレムリンに居る時は旗を掲げるらしい





グム百貨店。中はけっこうな人で賑わっていた





グム百貨店前のクリスマスツリー





クレムリンの西側。赤の広場と違ってこちらは閑散としていた





無名戦士の墓。凍えるような寒さの中、衛視が二人直立不動で監視していた





定かではないがマネージナヤ広場のあたりなハズ











ボリショイ劇場





劇場が集まる通りには着飾った人たちがいて……





と思って近づいたらスクリーンにプリントされたアートだったり





安価な土産店が並ぶと言われているヴェルニサージュ(イズマイロフ)市場に向かう道。パルチザーンスカヤ駅を出たらゲートをくぐりホテル群の脇を抜けていく。平日に行ったところ、お店の半分も開いておらず閑散としていた。フワフワモコモコのロシア帽をおみやげに購入したが予想以上に値切れて良かった




革命広場のあたり





ロシア版ファミレス「ムームー」で。温かいスープが身体に沁みた





劇場広場あたりの道路の様子





帰りのアエロエキスプレスを降りたホームにあったダイドーの自販機。一瞬、ここがどこだかわからなくなり異次元に迷い込んだような錯覚を感じた




写真の項は以上。



モスクワ行きの飛行機が4時間ほど遅れたため、初日は空港泊。

街に出られたのは実質1日半で、表面的な部分しか見られなかったが、それでも街行く人や駅員さんたちと会話できたりして、充実した滞在になったと思う。

駅でもビストロでも、英語は通じず身振り手振りのコミュニケーションとなったが、それでもなんとか通じるのが面白かった。

訪問前の印象は、外交(ウクライナ問題)、政治、経済、動画(ストリートファイト系が多くある)等によるイメージで、いろいろな意味において「怖い」というもの。

しかし実際訪れてみたところ、随所に人の優しさを感じた旅となったのだった。

以下、その具体的エピソードを。


エピソード①空港にて
空港の外で震えながら「バスは来るのか」「何分おきくらいに来るのか」調べようと待っていたところ、後ろから英語で話しかけられた。

(以下意訳)
「どうかしましたか?」

振り返ると二十歳すぎくらいの可愛らしい女性がニコニコしながら聞いてきた。

「あ、バスを待ってます」
「モスクワには何日居るんですか?」
「二日です」
「たった? それだけ?」
表情豊かに聞いてくる女性。

「バスは……なかなか来ないんですよね……ちょっと待っててくださいね」

携帯電話を出してどこかに電話する女性。

「あと10分くらいでくると思いますよ」

なんとなくではあったが、空港の職員なのかな、と思った。服装や荷物から旅行者というよりは出勤途中といった感じ。深夜1時頃に出勤? とも思ったが交代勤務だとしたら納得できる。

「わざわざどうもありがとう」
「いいえ、あ、これを……」

バッグからなにやらパンフレットを出して渡してくれた。それはこの状況下で使えそうな情報が載っているものらしかった。

「ありがとう」と感動していると
「んーーでも……」
ちょっと困惑したような笑顔を浮かべながらパンフレットを開く女性。

中を見てみると……テキストが全部ロシア語で、何が書いてあるかさっぱりわからなかった。

「それじゃあ、良い旅を」

そう言ってその女性はにこやかに軽やかに去っていったのだった。


エピソード②ヴェルニサージュにて
おみやげを買おうとネットで調べた「ヴェルニサージュ」へ行くことに。

ネット上では「イズマイロフのおみやげ物市場」との表記が多かったので、あまり下調べもせずに地下鉄イズマイロフスカヤ駅へ行ってみたが、肝心のおみやげ物屋さんが見当たらないのだった(ヴェルニサージュはイズマイロフスカヤ駅のひとつ隣パルチザーンスカヤ駅のすぐ近くにある)。

イズマイロフスカヤ駅を出てフラフラ街中を歩いていたところ、後ろから女性に話しかけられた。

振り返ってみると、年齢40歳前後、痩身で眼鏡の奥の知性的な目が印象的な女性が立っていた。

「Что с вами ?」(※ロシア語なので何を言っているかまったくわからない)

「あー イズマイロフのおみやげ物屋さんに行こうと……」

英語で話しかけるも、相手にはまったく通じてない模様。普通ならここで会話が成立しないことがわかり別れるものだが、その女性は、それでもなんとかしようと話しかけてきてくれた。

ロシア語はまったくわからないはずなのに「どこに行きたいか教えて」と言っているような気がした。

「イズマイロフ……ヴェルニサージュです!」

「ヴェルニサージュ?」

発音が悪いのか通じていないようだった。その時ハッと気づいたのが、ガイドブックにロシア語表記の「ヴェルニサージュ」の文字があったこと。急いでガイドブックを開きその表記を見せた。

「オゥ ヴェルニサージュ! ここからだと遠いから、1つ前の駅へ戻って。そこから直ぐだから」

「ありがとう」

「ちょっと待って」

女性はバッグの中からパンフレットを取り出した。

(ロシア女性はバッグにパンフレットを常備してるものなの!?)
空港に続いて出てくるパンフレットにビックリしていると

「あなたにはそれが必要よ」

なぜかはわからないが、この言葉がはっきりと一字一句そのように聞こえてきた。もちろん言葉自体はロシア語なのだが、日本語に翻訳された形でだ。


別れた後、思ったのが「凄い会話だった」ということ。

女性が話した言葉は全てロシア語で、理解できた言葉がひとつもなかったのにもかかわらず、長い時間かけて意思の疎通ができ、問題が解決されたのだ。


渡されたパンフレットはやはりキリル文字表記で、内容はまったくわからなかったが、挿絵からなんとなく宗教系のもののように感じられた。

イスラエル帰りなのもあるのかな……と想いつつも、その不思議な会合は、とにかく印象的だった。


エピソード③ホテルにて
チェックアウトの時間が「街に出るには時間が少なく、空港に行くには早すぎる時間帯」だったので、フロントでレイトチェックアウトを頼んだ。

午後3時チェックアウトで約3000円追加、ということだったのでお願いした。

街に出て散策し、食事をした後、宿に戻って休憩。時間が来たのでフロントに行き、レイトチェックアウトの清算をしようとすると

「けっこうです」(朝の担当者とは違う人に代わっていた)

「でも、朝のフロントの人は……」

「大丈夫です。必要ありません」
と清算せずにチェックアウトすることができた。

たぶんマニュアル外の対応なのだろうけれど、一気にロシアのさまざまなものに対して好感度が上がったのだった。


……以上が、ロシアで触れた優しさのエピソードだ。

登場人物が全員女性なのが特徴的だが、それはともかく、こういったエピソードから「個人的ロシアのイメージ」はとても良いものになったのだった。


他にモスクワで感じた印象を挙げてみると

「建物自体に妙な恐怖感を覚えた」

「なにか見えない力を(随所に)感じた」

など、ちょっとオカルトめいたものがいくつかあった。ただ、これは完全に主観的な話なので、ここでは詳しく書かないことにする。

そういう面から見るロシアもまた不思議で魅力的に映るものだとは思うのだが。