愛しさと切なさと…。 | My sweet home ~恋のカタチ。

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せつなくてあったかい。
そんなラブストーリーがいっぱいの小説書いてます(^^)

ただいま小説休載中です。

 

以前は休んでいる間も、つれづれのことを書いたりしてたんですが、

 

純粋に小説を読みたい、と思って下さってる方が

 

過去のお話を読んでる時に、私のワケのわからないつぶやきが入ってたりするのにぶつかると、邪魔かも・・

 

と思いあんまり書かないようにしたのですが

 

昨日、小室哲哉さんが引退という衝撃の展開があって

 

やや考えることがあって、書かせて頂きます。

 

彼が席巻したのが、90年代。

 

その頃私は結婚から出産、子育て、嫁ぎ先の仕事などで

 

もう

 

生活するのが精いっぱい

 

みたいな感じで、音楽からも離れてしまい

 

小室ファミリーが大流行していた頃が一番聴いてなかったかも。

 

なので、正直彼の音楽に1ミリも興味なかったんですが

 

思い返すと、もう出す曲出す曲がバカ売れして

 

世の中のJポップが全て、小室サウンドになってしまったんじゃないか、というほどでした。

 

以前、彼が詐欺の罪で逮捕された時

 

昔は寝ていても夢の中で曲が作れた

 

それがだんだんなくなった

 

みたいなことを言っていて、

 

あんなに湯水が湧き出るようにヒット曲を連発していた彼でもそんなことがあったのか、ととても驚いた記憶があります。

 

昨日は不倫騒動での会見だったんですが

 

彼が病気の奥さんを抱えてのこの騒動がどうこうよりも

 

一人の才能に溢れたミュージシャンが赤裸々に

 

作品が作れなくなった

 

ことを語ったことがけっこうショックでありました。

 

これはクリエイティブな仕事をされてる方が誰でもぶつかる壁で

 

自分が思うような作品を作れなくなった時、もう絶望に近いくらいの思いなのでは、と察します。

 

こんなことを世間に公表することは普通はできないと思うんですよ。

 

奥さんの介護に疲れ、自分の思うような作品も作れず

 

病もあり、ほとほと疲れ果てて全てを明らかにして

 

もう辞めたい

 

と思ったのかなあ、と。

 

ファンの人たちは正直、不倫騒動より

 

こっちの方がショックだったのでは?とお察しします。

 

小室サウンド、と言われるだけあって

 

曲のイントロやさわりを聞いただけで

 

あ、これはコムロだな

 

とわかるくらいの明確なものがあって

 

周囲はそれを期待する。

 

でも、できない。

 

その葛藤は想像ではありますが、なかなか苦しいものがあります。

 

男女の関係ではない

 

の言葉がホントかウソかはわかりませんが

 

彼はかつてのスーパーヒーローでもなんでもない

 

ただ一人の男として

 

人間としての弱い部分も全てさらけ出す。

 

これも勇気がいることだろうなと。

 

 

引退という厳しい答えを導き出したことを考えると

 

これはただの不倫騒動ではないな、ということは感じます。

 

性欲だけで倫理を犯す普通の不倫とは一線を画すべきなのかなと。

 

ああ男って弱いんだ

 

あの会見を見て素直にそう感じました。

 

芸能人の不倫を暴いて、正義の味方みたいにふるまっていた雑誌の取材のやり方に一石を投じたでしょうか。

 

真実を暴いた方がいい場合と

 

そっと伏せておいた方がいい場合がある。

 

そして今の奥さんの状態を赤裸々にしたことで、一部のメディアでは批判がありましたが

 

会見を開いて自分の気持ちを全てさらけ出す上で

 

その表現も避けられなかったんじゃないかと。

 

自分が不倫をした言い訳、と取った人もいるかもしれませんが

 

最後の

 

以前より彼女のことが愛おしい

 

という言葉までのトータルで判断して言って欲しかったですねえ・・

 

小室さんにまったく興味がなかった私ですが

 

あの会見はいろいろと考えさせられました。

 

 

---Hinaお願い