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スポーツ選手への体罰へ意見 ブログネタ:スポーツ選手への体罰へ意見 参加中
本文はここから



最近、ニュースやワイドショーを騒がせている


スポーツ選手への『体罰』。



私は学生時代スポーツと無縁だったので、そういう経験はありません。



それでも普通に学校の先生が悪さをした生徒にビンタ、ってことはありました。


それが大問題になった、という記憶はありません。


先生が生徒を殴る、という行為はある意味保護者からも黙認されてきたからです。



今、スポーツも世界に出て行くようになって


日本での常識が通用しなくなってきています。



日本のスポーツ指導は『精神論』が非常に根強く、


監督やコーチや先輩たちの『鉄拳』に耐えてこそ一人前、みたいな風潮もありました。



それが間違ったことだと思っていた日本人はどれだけいたでしょう。



誰だって殴られたらつらい。


逃げ出したい。



だけど。


自分の尊敬する監督に殴られて


そのあと優しく諭されたら許してしまいそうな気がするのは私だけか。



全ては『フォロー』なんじゃないでしょうか。


感情に任せて殴れば


それに理由なんかありません。


フォローなんかできるわけもありません。


理由があって


殴った人の思いが伝わることが大事。




いや


『体罰』を容認するわけじゃないんですよ。



すべては『愛』でしょう。



今週日曜日のドラマ『とんび』ではタイムリーな『体罰』の話でした。


ヤスの息子アキラが所属する野球部で


アキラがたるんでいる後輩にケツバットをくらわせているところをヤスが目撃。


「おれたちだって先輩からやられた。 これが伝統なんだ、」


と言う息子をヤスは思いっきり殴ってしまいます。



しかし


息子を殴ってしまったヤスは猛烈に反省し、自分で自分を殴りつけるという奇行に出ます。


間違ったことをする息子を正すために殴ってしまった


それでもそれはやはりいけないことだ


ということを体で示したのです。



そこにケツバットをされた後輩の親がいきなり現れてアキラのことを警察に訴えるとか


野球部を辞めるようになどとまくし立てます。



このへんはドラマなので掘り下げるのも野暮ですが


いきなりそこいっちゃう保護者も保護者でしょう・・・・


なぜそこで『話し合い』ができないのかな、と。



それは柔道女子ナショナルチームのあの『事件』と繋がる気がします。


選手たちの思いをきちんと受け止めなかったがために


こんなにも大事になってしまった。



殴る方も殴られる方も人間。


お互いの意思が伝わらない時、それは『暴力』となっていく。


そして


『暴力』というツールでしか意思が伝えられないことが


もう時代遅れとなっているのではないでしょうか。


昔の日本人は


何も言わずともその意味をくみ取れ


みたいな『美学』がありましたが


今は欧米文化などがどんどん入ってきて


個人の意思が大切な時代になっています。



殴らなくても口で言えばわかる



人間対人間ですから


もっともっと会話を大事にしてほしいです。



それでも


いじめなどで人を暴力で傷つけるような人間には


やはりその痛みを知ってもらうために


『体罰』があるのは仕方がないのかな、と一方では思います。




いや


難しいね~~


『教育』って。



親の立場からでも本当にそう思う。



私は息子たちに手を挙げたことはありませんが


去年の冬休み、長男がセンター試験の重要な書類を失くしてしまった


という事があり


部屋の中も机の上も本当にだらしなく散らかしていることを以前から注意をしていたのに


それを改めず、適当にその辺に置いて紛失するという彼の愚かさに本当に腹が立ち


何とか山積みになったサイドデスクから見つかりましたが


思いっきり頭にげんこつをくらわせました。



本当に腹が立ってカッとなってしまった。



今思えばこれも


感情に任せて殴ってしまった、ということになり自分の未熟さを反省します。



それでも普段手を上げない私がそこまでした、という意味を息子はかみしめたらしく



「本当にすみませんでした、」


と、私に土下座をせんばかりに謝りました。



私に謝ってもらっても仕方ない


こんなだらしないことをしていたら自分自身がダメになるだけだ


と、言いましたが


確かに


ハッとさせる効果はあるような気がしました。



と、また体罰容認、みたいになってしまいましたが


ほんと


何事もフォローですよ、フォロー。


最近の若い子はコミュニケーション能力が不足しているので、言ってやらないとわからないことばかりですから。





長くなりました。



(^人^)




----Hinaてんとうむし