つぶやき。 | My sweet home ~恋のカタチ。

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せつなくてあったかい。
そんなラブストーリーがいっぱいの小説書いてます(^^)

ひさびさにDVDを借りて映画を見ました。


借りてきたのは


『フラガール』


フラガール(スマイルBEST) [DVD]/松雪泰子,豊川悦司,蒼井優
¥2,380
Amazon.co.jp


前から見たかったのですが、先日福島の人達の避難所にフラガールがやってきた、というニュースを見て


すぐに借りてきました。





大雑把にひとことで総括すると



すっごく良かった合格




気がついたら涙が溢れてきてしまっていたなんて


どんだけぶりだろう・・・しょぼん



このプロジェクトX的なストーリーの造りと


古きよき時代の人の心のあったかさ。




このお話はちょうど私が生まれた頃に近い年代です。


炭鉱で働く人達は、貧しいけれどみな一生懸命で。


それでも月日の流れは残酷で炭鉱は寂れるばかり。



私が子供のころも


ハワイなんて『夢』の代名詞みたいなものでした。


『夢のハワイ旅行』サマーやしの木


なんて言葉も流行ったくらいでした。



炭鉱がハワイになるなんて


とっても想像がつくようなものではなかったでしょう。


人々の戸惑いが伝わります。



印象に残ったシーンは


当初あんまりなシロウトなダンサー候補たちに松雪さん扮する先生が、


東京からダンサーを呼べばいい、と言うと


責任者役の岸辺一徳さんが


それじゃあダメなんです!と一喝するシーン。



フラガールたちは


炭鉱の町の光でなくてはならなかった。


炭鉱の町に住む女性たちの笑顔でなくてはならなかった・・・





最初は失礼ながら非常にイモっぽい女子高生だった蒼井優ちゃんが、ストーリーが進むうちに


ホントに美しく、洗練された女性になって


最後のフラシーンは本当にきれいでした。



今はお金さえあれば


叶わないことなんかないのかもしれない。


でも、お金がなくても


この頃の人達は夢や希望がたくさんあった。


心がとっても豊かだった。



俳優さんたちはみんな素晴らしかったんですけど、先生役の松雪泰子さんが


もう、ほんっとキレイで


今までは正直、そんなに好きな女優さんではなかったんですけど


演技も素晴らしくて


こんなにいい女優さんだったんだ、と驚き。




エンドロールで


『協力 いわき市』


の文字が出てきた時に、胸がいっぱいになってしまいました。


今、この町は


炭鉱が閉鎖された時よりも


きっと大変な事態になっていることでしょう。



今までだって


どれだけ頑張ってきたんだろう。



そう思ったらまた涙が溢れてきました。



今の日本でテーマパークといえば


東京ディズニーリゾートでしょうが


この


『常磐ハワイアンセンター』は40数年経って『スパリゾート・ハワイアン』と名を変えても


今も人気『テーマパーク』です。



この映画を見て



ああ


負けないで欲しい。



心からそう思えました。





もしまだご覧になってない方がいましたら


ぜひぜひ観て下さい。わんわん