事業部の責任者・斯波清四郎は大阪から転勤してきた目の覚めるような美女・栗栖萌香と運命的に出会iいます。
大阪支社で専務と不倫をし、その尻拭いのように転勤してきた彼女は
他の事業部の社員たちとも全く相容れない雰囲気を持っていました。
そして斯波は彼女が大阪の大物財界人の愛人をしていることを知ってしまいます。
萌香が彼から逃れたがっていることを知り、自分がオーナーのマンションの自室の隣に彼女を住まわせることになります。
そのことがきっかけとなり、固く固く閉ざしていた萌香の気持ちが変化をしてゆき、いつしか二人はお互いを想うようになってゆきます。
父を憎み、幼い頃から親の愛情を全く受けずに生きてきた斯波は彼女と出会って、彼もまた初めて人を本当に愛する気持ちを知ることになります。
その後は自分の過去のトラウマから結婚に対して全く夢を見られなくなった斯波が
萌香と人生を一緒に歩いて行こうと決心するまで
長い長い時間をかけて悩み、迷い・・・そしてお互いの親を許すことによって二人は結婚というケジメをつけることができました。
決して幸せな生い立ちではなかった二人が、愛し合い、自分たちの幸せのために全てを解決し
家族になって生きていくまでのお話です(‐^▽^‐)