今日はひさしぶりに、家族では一緒に観ることのないような がっつり個人的嗜好の映画のDVDを二本借りてきました。
続けて観ました。
ひとつは「ヤコブへの手紙」フィンランドの映画だったのでそれだけで借りてきてみました。
目が見えない老人牧師のところに届く手紙を読むために 終身刑で刑務所にいたけれど誰かの恩赦で出てきた中年女性が住み込みで働く。そこに手紙を届ける郵便配達人。
牧師とこの女の人が徐々に心打ち解けていく感じや、郵便が途絶えて塞ぐ牧師のためにこの女の人と郵便配達人のすること、出所に繋がった恩赦の話。いい話だったけど、、、期待が大きすぎたかな。
もうひとつは「ピンクスバル」
こっちは面白かった!
イスラエル、パレスチナが舞台だけど、監督は日本人。
妹の結婚式を控えてて 一世一代の大奮発で スバルレガシーを買った お兄さん、でも次の日にその車は盗まれてた!
結婚式まであと4日。人生の幸せのすべてを盗まれたくらいに悲しむお兄さんが周りの人をどんどん巻き込んで、車探しをする話。
ニュースではいろいろ難しいことがたくさんある国の話だけど、人が暮らして生きてる中では どこでも同じあたりまえな小さな幸せの積み重ねがすべてなんだなって笑いの中で感じる話。
それにしても、ありえないことばかり。車泥棒にまつわることまるっと仕事としてみんなに黙認されてるとか、解決までの中におまわりさんが一切からんでこないとか。かなりほんとっぽい。
それどころではなく生きるので精一杯の国だからなのか、心が広いのか、、終わりよければすべてよし♪ 日本じゃありえないけど、観てると最善な解決のしかたと納得してしまう(笑)。 この映画はよかったよ♪