世界最大にして最強のトカゲ・コモドオオトカゲ(コモドドラゴン)が東山動植物園にやって来て、
23日から満を持して公開になりました。
長らく国内で飼育されていなかったから、大盛況のようですね！
今回、シンガポール動物園から来園したのですが、
私は昨年10月にシンガポール動物園に行った時、コモドドラゴンを観ているのですよ。
(一部再掲です)
私が見たこの個体が、東山に来たタロウくんかどうかは分からないのですが、
先ほど夫に聞いたら、2頭いたと言うのです！
あれ？そうだっけ？10ヶ月以上前で記憶が曖昧･･･
なので、写真を追加しましたが、これが全部同じ個体がどうかも分からなくなりました
更に動画を撮っていたことも発覚したので、それも追加します。
1994年にワシントン国立動物園で生まれたメスを、上野動物園が1995〜2008年に飼育していたそうです。
そしてその当時シンガポール動物園には、
オス1頭(ポルトガルから貸し出し)とメス1頭がいたのだけど、
2008年に繁殖目的で、上野のメスを3年契約でシンガポールに貸し出したそうです。
そのメスは上野では「若」という名前でしたが、
シンガポールでは「YOKO(ヨーコ)」と呼ばれていたみたい。
そこで2011年に生まれたのがタロウなので、所有権は上野動物園にあるんだけど、
現在は飼育環境がないということで、誘致を希望していた東山に来ることに。
(IZOOも手を挙げていたようだけどね。)
シンガポール動物園には、タロウの前にも、2009年にビマというメスが、
マリオという個体(オス？)を産んでいて、その子はまだシンガポールにいるみたい。
ただ、3年契約だったヨーコ、ポルトガルから貸し出されていたオス、そしてビマの消息は不明です。
ということで、私の撮った写真は、タロウかマリオか？或いはその両方か？
「生きた恐竜」と呼ばれるコモドドラゴンは、インドネシアの固有種。
実際見ると、そこまでは大きくはないのだけど(因みにタロウは270cm、80kg)、
鋭い爪と牙を持っていて、ギザギザの牙は後方に湾曲していて、
サメみたいに一度噛みつかれると、簡単には引き抜けない構造になっているそうです。
しかも見かけによらず俊敏で、時速20kgで走り、泳ぎも得意。
更に更に！恐ろしい毒を持っているのです！
ノコギリのような牙の隙間に毒腺があって、獲物に噛みついた時に、毒を注入するのだそうです。
この毒は即効性はないけど、血液の凝固を阻害する成分を持っていて、
噛まれると、出血が止まらなくなり、ショック状態に陥って、ゆっくりと死に至るのだとか
前にテレビで、コモドドラゴンがスイギュウの脚に噛みついたところを見ました。
さすがに自分より遥かに大きなスイギュウを倒せるの？と思ったのですが、
その後は一切攻撃したりしないのです。
だって一度噛みつけば、あとは毒で相手がジワジワ死ぬのをただ待っていればいいのですから。
大きな獲物だと、死ぬまでに何日もかかるようですが、
毒が回って動けなくなるのを、近くで辛抱強く待っている姿が、
私はもう恐ろしくて恐ろしくて、戦慄を覚えました！
しかもニョロニョロ出す舌の先が2つに割れている！
怖い！怖すぎるけど、貴重な貴重な生きた恐竜！
そのうちメスもお迎えして、繁殖を目指せればいいのだけれど。
さて、「生きた恐竜」といえば、もうひとつ！
インドサイを忘れてはいけない。
昨日は多摩のサマーナイト最終日で、恒例の飲み会を4人でやったのですが、
私はお酒とか食べ物持参で重かったので、
インドサイには寄らずに、直接待ち合わせ場所に行ったんですよ。
結局食べて飲んで喋りまくっていたので、動物は一切見なかったのですが(これも毎年のこと)、
先に見てから来た友人の話では、
ゴポンは室内にいて、スタッフさんや車の出入りが激しかったとのこと。
アルンが生まれた日も、シャオレイが生まれた日も、私たちはたまたま上野にいたので、
「もしかして今日生まれるんじゃない？」
と色めきだったんだけど、まだそんな報道はない。
毎日ドキドキ。
「生きた恐竜」の無事誕生を祈りたい
遊びに来て下さった皆様、有難うございます。
「いんちきサファイア」 は、図々しくもランキングに参加しております。ダメなペットに餌でもやるようなつもりで、
下のバナーを 「ポチッとニャ」 としていただけると、嬉しくて木に登るブタになります。応援、宜しくお願いします。
