タンタンの献花後、すぐにホッキョクグマの「ゆめ」の元に行きました。
旭山には2回会いに行ったけど、王子に移動してからは初めてです。
でも、ゆめちゃんは室内と屋外の短い距離を、ただただ行ったり来たりするばかりだったので、
オヤツタイムに出直したら、やっとイキイキした姿を見せてくれました。
飼育員さんが事前に、
ブイやタンクにオヤツを仕込んでプールに投げておいてくれたので、ジャンプ！
あちこち探索。気持ち良さそう。
地上にもオヤツがあちこちに隠されていています。
雪こそないけど、環境が整っていて、オモチャも沢山あるのに、
どうして常同行動ばかりなのかな？性格なのかな？
旭山ではあんなによく遊んでいたのに。
一日のうち、オヤツタイムの30分〜1時間だけイキイキしてるなんて･･･
移動と親離れが同時だったのが影響してるのかな？
もっと慣れてくれば、また違ってくるといいんだけどね。
ゆめちゃんが毎日幸せに暮らせることを願ってるよ。
でも、また会えて嬉しかった。
赤ちゃんの時、東山で会った以来です。
(こちら参照) 大きくなったね〜
そして･･･おっ、ショウヘイ！久しぶり！
多摩生まれで、2021年10月に王子に移動しましたが、
庭に出られるようになるまでには随分時間がかかったんだよね。
ショウヘイ、ママが亡くなっちゃったよ。
今年の2月に母のシズカは急性心不全を起こし、苦しんだ拍子にプールに落下して溺死しました。
シズカはウットリするくらい美形のアムールトラで、個人的に大好きだったので、
もうホントにショックでした。
ショウヘイはホントは三つ子だったのですが、
シズカが8年ぶり12歳という超レアな高齢出産だったので、産道が硬くなっていて、
先に生まれた2頭のメスは、脳内出血を起こして亡くなりました。
難産の末、最後に生まれたショウヘイだけは、
先に生まれた2頭の姉が産道を拡げてくれたおかげで、助かったのだそうです。
人口哺育になりましたが、お蔭でこうして立派に成長できました。
シズカが命がけで産んで、お姉ちゃんたちにもらった尊い命だから、
ショウヘイには、これからどこに行っても、元気に過ごしてほしいな。
あっ、そうそう！朗報もあるよ！
4/2にショウヘイの腹違いの弟妹(まだ性別不明)が一頭生まれたんだよ！
まだ公開になってないけど、イチがアルチョムの子どもを産んでくれました。
初産なのに、落ち着いて育ててくれてるようです。
多摩で生まれたアムールトラは、そのときに活躍しているアスリートにちなんで命名していて、
「ショウヘイ」は大谷選手からもらったんだけど、
今度の赤ちゃんは、性別が分かったら、何と命名されるのかな？
そんなわけで、他の場所にいた動物と、
移動した先の動物園でまた再会出来るのは、嬉しいことですね。
遊びに来て下さった皆様、有難うございます。
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