今帰仁に世界遺産があると知って、急遽、高台のグスク(城跡) まで車で行ってみることに。
途中、彼岸花みたいな花がぶら下がっていて、珍しい花だな〜と眺めていると、
標高90～100ｍの丘上からの眺望も素晴らしい！
志慶真門郭。
建物は約6ｍ×6ｍ、或いは4ｍ×5ｍ程度の規模で、中に炉跡があります。
ここはカンヒザクラの名所らしいから、1〜2月の桜祭りの時期に沖縄に行く機会があったら、
今帰仁城は、14世紀に琉球王国が成立する以前、
北山、中山、南山の3つの地域に分かれて勢力争いをしていた三山時代の北山王の主城で、
北山城とも呼ばれています。
平郎門。
城門から本丸までは石畳道が続いています。
途中、彼岸花みたいな花がぶら下がっていて、珍しい花だな〜と眺めていると、
すれ違ったガイドさんが、「これは、風鈴ハイビスカスといって、女性を強くする花ですよ。」と言って、一本私にくれました。
風鈴ハイビスカス！なるほど、ぴったりの名前！
正式には風鈴仏桑華というようで、ブッソウゲはハイビスカスのことらしい。
でも私、これ以上強くならなくていいんですけど…。
志慶真之樽(しげまうとぅだる) の歌碑。
広さは4ヘクタール。城内は8つの郭からなり、
万里の長城のような城壁は全長1.5キロにわたります。
城の北と東は70～80mの渓谷になっています。
いや、こんな深い谷が背後にあったら、誰も攻めて来ないんじゃないの？と思うくらい。
主郭にある火之神の祠。
隣りに座ってるご老人に「沖縄には神社がないから、ここでお参りしてって。」と言われました。
ここは、城主に仕えた身近な人々が住んでいたと考えられているのだとか。
発掘調査によって、4つの建物があったことが分かっているそうです。
城壁の曲線が美しいです。
瓦が出土しないことから、茅か板葺の掘り立柱建物であったと考えられています。
古生期石灰岩を積み上げて造られた城壁の高さは3～8m。
北山王は、この今帰仁城を拠点に沖縄県北部を統治し、中国と貿易をして来ましたが、
1416年に中山の尚巴志によって滅ぼされ、北山としての歴史の幕を閉じたんだそうな。
何の予備知識もなく行ったけど、予想以上の規模で、当たりだった。さすが世界遺産！
沖縄は海だけじゃない。独特の歴史と文化を背負っている。
ここはカンヒザクラの名所らしいから、1〜2月の桜祭りの時期に沖縄に行く機会があったら、
更に素晴らしいと思うよ。行く価値ありだ。
遊びに来て下さった皆様、有難うございます。
「いんちきサファイア」 は、図々しくもランキングに参加しております。ダメなペットに餌でもやるようなつもりで、
下のバナーを 「ポチッとニャ」 としていただけると、嬉しくて木に登るブタになります。応援、宜しくお願いします。
