皆さんごきげんよう♪いつもいいねやフォロー頂きありがとうございます。
今年は例年になく庭仕事に勤しんでいる私は、最近よくYouTubeの園芸関係の動画をみます。
内容的にはとても為になる事が多いのですが、気になるのが発信者の日本語です。
水をあげる、肥料をあげる、まあここまでは心情的に許せるとしても...(ほんとは「やる」が正解)
種を蒔いてあげます。
土を被せてあげます。
支柱を立ててあげます。
根元から切ってあげます。
何から何まで「あげます」のオンパレードなのです。蒔きます、立てます、で良いのですが。
中にはコメント欄で指摘されて「植物に対する愛情を込めてるのでご理解を」と反論されてる主さんも。その気持ちは分かりますが、日本語に対する愛情は?と聞いてみたいですね。
園芸関係だけではなくて、思い起こせば以前から料理やお絵描きの動画、その他各方面で「あげます」が頻繁に使われています。
「大根を短冊に切ってあげます」「色を混ぜてあげます」とかって。
私はテレビは内容は信じてないので殆ど観ないのですが、言葉遣いに関してはやはりNHKのアナウンサー等はきちんとした教育、訓練を受けているから安心して聞いていられますわね。(勿論YouTuberの中にもきちんと話す人もいます。)
現実社会でも店員さんの言葉に「おや?」と思うことがよくあります。
千円からお預かりします。(正解は→千円お預かりします)
こちらチキンカレーになります。(→チキンカレーでございます。)
ご注文の品は以上でお揃いでしょうか。(→以上でよろしいでしょうか。)
いちいち指摘はしないけどね。現役時代なら職業病で即してたかもだけど。
まあ~時代と共に言葉は変わっていくものだし、これらもいずれ正式な日本語になるかもしれませんが...
実は...たまにすごく接客用語の上手な店員さんに出会うことがあり...
名札を見ると、周さんだったり、李さんだったりしてちょっとショックを受けます。外国人のほうが日本語がうまいなんて…と。
日本で生まれ育った訳ではなさそうで、来日後に日本語学校等に通い努力したのか、外国での日本語教育のレベルが敬語の使い方において企業研修より高いのか??
(最近の日本の社員研修は変なお辞儀の仕方とか教えている様だし、そもそも非正規雇用が増えて研修などなく即実践って事も多いからきちんと学ぶ機会がないのかもね?)
日本人はコロナ騒動で判明したように、疑問を持たず、何でも受け入れてしまう人が多いので、誰か(偉い人やお気に入りの人)が使いだしたらあっと言う間に間違った言葉遣いでも広まってしまうのでしょうかね~
因みに私が関西からこちらに転勤した当初、職場の館内アナウンスが気になりました。
「○○さま、お見えになりましたら△△までお越しください。」
ん?と思ったけど「いらっしゃる」を「見える」と言うのは東海地方の方言だと分かりました。私は方言は方言で残したい派なのでこれは微笑ましく聞いておりました。(○○さまは大抵他府県人なんですが)
ただ「お見えになられましたら...」となると間違った言い方なので、お止めください、と言いたいですがね。
若い頃は日本語は敬語が複雑でうっとうしいと思った事もあったけど、歳を取るにつれて素晴らしい言葉だと見直す様になりました。
も.し.も.国が滅びても日本語は守られて欲しいと切に願います。
最後にご参考までにメインblogの古い過去記事より一部抜粋しますね。
↓
昔イギリスの語学学校で日本人仲間と日本語で話していたら、近くでじっと聞いていた中東男子から「君たちの言語はすごく美しい響きだね・・」としみじみと言われた事がありました。
日本語の周波数は125hz~1500hz。諸外国語に比べて低周波なため語学学習には「聞き取れない」と言うハンディがありますが、自然界と共鳴しやすいそうです。
それ故外国語ネイティブには騒音にしか聴こえない秋の虫の声が私たちの耳にはあんなに心地よく響くのでしょう。
癒しの音グッズ♪ より。