統合失調症の症状が出なくなって、2週間。
最初は感動して、泣いたけど。
今は、それが当たり前になって、
死にたい気持ちや悲しい気持ちが、どんなものだったか、思い出せなくなってしまった。
発症して15年、こんな日が来るとは、夢にも思わなかった。
去年まで、病気の辛さから
厚生労働省のホームページから
「精神障害者安楽死制度を作ってください」
と、しつこくメールしてたけど。
精神障害者には、安楽死よりも
生きることが大事なんだなと
思った。
主治医に、辛い症状を手紙にして、診察時に渡して読んでもらって。
主治医と、二人三脚で、薬をああでもない、こうでもないと、色々試しながら、ひとつずつ症状を潰していって。
もう、潰す症状が無くなった。
ずっと、寝たきりだったので、頭を使わなかったので。それで、いま、活動的になったら、すぐ頭が疲れるけど。
それも、慣れるのが時間の問題かなと思う。
薬を飲むのをやめると、また元に戻ってしまうので、薬は一生飲み続けないといけない。
精神疾患には、病状の波があるので、もしかしたらまた悪くなるかも知れないので、慎重に行動したいと思います。
とにかく、15年苦しんだ症状から開放されて、ホッとすると共に、
生きててよかったと
そう思えるようになった。