「虎に翼」第97回~第20週「稼ぎ男に繰り女?」 | 日々のダダ漏れ

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「虎に翼」 第97

第20週「稼ぎ男に繰り女?」

 

 

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東京に戻った途端、

直明の結婚と、同居問題

に直面している寅子。

解決策は何一つ浮かん

でいません。

寅子) 3年もたつと、いろいろ

 と大きく変わっていくものね。

 世の中も、子供たちも。
花江) そうね。

 よねさんだってやっと…。

寅子) よねさん?

花江) いっけない。梅子さん

 に口止めされてたのに。

 

**********

<事務所>

轟) ああ、今日は、午後から、

 岡田さんの家屋明け渡しの

 件で簡裁へ行ってくる。

よね) 分かった。

轟) ん? あれっ! 佐田、

 お前、新潟から戻ったのか?

(よねだけを見つめ、

近づく寅子)

(逃げるよね)

(追いかける寅子)

(背を向けて座るよね)

寅子) よねさん。おめでとう。
 とうとうなったのね、弁護士に。

(我慢したよねの顔)

寅子) 自分を曲げず、何も変えず、
 よねさんのままで。すごいわ。


よねは、一念発起して、

司法試験を受験。見事

に合格して、司法修習

を終えたばかりです。

 

(轟が駆け寄る)

轟) やあ!

寅子) あっ…。

(よねの名刺を見る)

寅子) 山田、轟、法律事務所。

轟) フフ。どっちの名前を先に

 するかでもめてな、最後は、

 じゃんけんで決めたんだ。

 ハハハハ。

(回想)
轟・よね) じゃんけんぽん!

(相打ち)

轟・よね) じゃんけんぽん!

(相打ち)

轟・よね) じゃんけんぽん!

よね) よしっ!

轟) ああ~! チクショー!

よね) よしっ!

**********

 

寅子) どうしてもおめでとう

 が言いたくて、寄ったの。

 朝早くにごめんなさいね。

 じゃあ、また。
轟) おおおおおお…ハハハ。

 あ~ハハハハハ。

 相変わらず騒がしいやつだ。
 よかったな、山田。

(ムスッとしたよね)

よね) 早く食え。仕事だ。

轟) ハハハハ。

 

**********

 

<東京地方裁判所>

感動の再会から、

東京地方裁判所、

初出勤の、寅子。
これから所長にご挨拶です。

 

(ノック)

寅子) 失礼いたします。

工藤) サディ~!

多岐川) 待ちかねたぞ!

寅子) 御無沙汰しております。

(所長席に仏頂面の桂場)

寅子) 佐田寅子、新潟で、自分

 なりに土台を作って帰ってまい

 りました。あの時は本当に、あ

 りがとうございました。成長を実

 感していただける仕事をすべく、

 東京地裁で、頑張ります!
久藤) ハハハッ! うれしい

 なあ。サディがとってもいい

 顔をしてて。ねっ?

寅子) 桂場さんは、東京地裁

 所長に、多岐川さんは、東京

 家裁所長に、ライアンさんは、

 司法研修所所長にご栄転な

 さったんですよね。
 おめでとうございます。

久藤) 一度遊びに来てよ。

 少しずつだけど、女性法曹

 は増えてるよ。サディが道

 を切り開いてるおかげだ。

寅子) いえ、

 私の力なんてそんな。

多岐川) …と言いつつ

 鼻の穴が膨らんでるぞ。
寅子) 膨らんでいません。

久藤) あっ、そうそう、それから、

 君の同窓の山田君、実にいい

 ね。僕がニックネームを付ける

 のを、あんなにはっきりと断っ

 たのは、彼女と、桂場君ぐらい

 だからね。フフ。さあ、こうやっ

 てサディの顔も見られたし、

 僕はこれで。どうぞ。

多岐川) おっ、悪いな。

(出ていく多岐川と久藤)

桂場) 本題に入ろう。
 佐田君、君の配属先は…。

寅子) あっ、その前に、

 一つ、よろしいですか?

桂場) 何だ?
寅子) 共亜事件のあと、私、

 桂場さんに、「法とは何か?」

 というお話をしたんです。

桂場) ああ、君は、「法律は

 きれいな水」「水源のような

 もの」、と言っていたな。

寅子) うれしい。覚えていて

 くださったんですね。

(への字口を右に曲げる)

寅子) 憲法が変わってもなお、

 社会のあちこちに残る不平等

 を前にして思ったんです。きれ

 いなお水、水源は、法律では

 なくて、人権や、人の尊厳な

 のではないかと。

桂場) 民事、第24部。

寅子) えっ?

桂場) 君の配属先だ。早く行け。

(寅子に向かい、虫を追い

払う手つきをする桂場)
寅子) はい。失礼しました。

(出ていく寅子)

(一人になった桂場)

(ちょっと微笑む)

 

**********

寅子は、東京地裁、

民事第24部の、

裁判官に任命されました。
裁判長は…。

 

寅子) 汐見さん、またお仕事

 ご一緒できてうれしいです。

汐見) 僕も、とてもうれしいよ。

漆間) (せきばらい)

寅子) ヒャンちゃんは

 お元気ですか?
汐見) おかげさまで、少しずつ

 だけど、また法律の勉強を始

 めていて。
寅子) 本当ですか!?

汐見) うん。薫がもう少し大き

 くなって手を離れたら、司法

 試験に挑戦するって。
漆間) (せきばらい)
汐見) さあ、仕事は山積みです。

 まずは、判事補の漆間君を

 紹介しますね。

漆間) 初めまして、

 漆間と申します。

 よろしくお願いいたします。

寅子) 佐田です。

 よろしくお願いいたします。

 

**********

 

<竹もと>
寅子) やっぱり落ち着くわ。
 竹もとに来るとほっとします。

女将) うれしいこと

 言ってくれるねえ。

梅子) どうぞ。

寅子) ありがとうございます。

 梅子さんにもお会いしたかっ

 たし。あっ、今朝、よねさんと

 轟さんのところにも寄ってき

 たの。弁護士になったって

 聞いて居ても立ってもいら

 れなくって。
梅子) そう。
寅子) 梅子さん?

(不安げな梅子)

(戸が開く音)

女将) いらっしゃい。

(寅子と目が合い、

うんざりする桂場)

 

**********

 

(だんごを出す、緊張した梅子)

寅子) あの、今、何が行われ

 ようとしているのですか?
女将) 私らも年だもんで、梅子

 さんにこの店の味を引きつい
 でもらおうと思っていてね。

寅子) えっ!
主人) それで、桂場さんに梅子

 さんがこしらえたあんこの味を、

 時々検分してもらってるんだよ。

寅子) えっ…。

女将) 私らだと、どうしても

 梅子さんに甘くなってしまうし、

 この店の味を、一番愛してい

 るお方だからね。

(姿と香りを吟味し、

一口食べる桂場)
(静かに首をひねる桂場)

梅子) またお願いします。

**********

 

航一) あっ、

 やっぱりここにいた。

(航一が来る)

航一) 桂場さん、

 ご無沙汰しております。
 新年度より、最高裁判所の

 調査官を拝命しております。
桂場) それは知っている。

寅子) どうしたの?

 待ち合わせの時間まで

 まだあるけど。
航一) 寅子さんに早く

 会いたくなって。
寅子) まあ。

(激しい衝撃が顔に出た桂場)

桂場) その、何だ…。君たちは、

 いつのまにか、その…。

寅子) はい、お付き合いさせて

 いただいております。
桂場) 星君、その…

 本当に彼女でいいのか?
寅子) ちょっと!

 今のは聞き捨てなりませんね!

桂場) とにかく、いい年ををして

 そんなことを、おおっぴらにす

 べきではない!

(泣き声)

梅子) こんな奇跡なような

 ことがありますか?

桂場) 失敬。仕事以外で、

 君たちがどうしようが、私の

 口出すことではなかった。

 が、このことは、久藤や

 多岐川さんには、しばらく

 黙っておけ。
寅子) はて? 何でですか?

桂場) 考えただけで

 面倒だからだ!

(感動している梅子と竹もと夫婦)

航一) 寅子さん、今週末、わが

 家へご招待したいと考えてい

 るのですが、いかがですか?
寅子) 是非! あっ、優未の

 予定も聞いておきますね。

 フフフ。

(航一も微笑む)

 

**********

 

次の日曜日。

寅子と優未が、航一の家に

遊びに行く日がやって来ました。

♪(チャイム)
(航一が出迎える)

寅子) あっ。

航一) あっ…。

 

**********

 

(案内され、家に入った

寅子の足が止まる)

航一) どうかしましたか?

寅子) ああいえ…昔住んで

 いた家に雰囲気が似ていて、

 何だか懐かしくて。

百合) いらっしゃいませ。
 ようこそお越しくださいました。
航一) 義母の百合さんです。

寅子) お招きいただき、

 ありがとうございます。

 

(回想)

航一) 百合さんたちを

 待たせているんでしょ?

朋彦) あ~そうだった。
 百合は、今の女房でね。
 航一の子供たちの世話も

 よくしてくれて。

百合) その節は主人が、

 大変お世話になりまして。

寅子) いえ、そんな。
航一) 長男の朋一と、

 長女ののどかです。

朋一・のどか) 初めまして。

寅子) 初めまして。
 娘の優未です。

優未) 初めまして。

百合) こんにちは。
優未) こんにちは。
百合) 寅子さん、ご覧になって。

(本にサイン)

寅子) まあ懐かしい!
百合) あの時から寅子さん

 のファンですの。

 

(回想)

(本にサインをする寅子)

航一) ありがとうございます。

 義母に、ねだられまして。

百合) 航一さんのお相手が

 あなただと知ってもう

 うれしくて。
寅子) ありがとうございます。

 あっ、これ、お口に合えば

 よいのですが。

百合) まあ! まあ!

寅子) ケーキです。

百合) ケーキ。

寅子) フフフフ。

航一) ありがとうございます。

百合) まあ。

 

**********

 

(大きなダイニングテーブルに、

航一家族と寅子と優未)

(うな重と食べる優未)

優未) ん~!

朋一) 優未ちゃん、

 うなぎ好きなの?

優未) 大好きです。

 でもこんなにおいしいうなぎ

 初めて食べました。

百合) あらうれしいわ。主人は

 ここのうなぎが好物でねえ。
寅子) 皆さん、温かく迎えてく

 ださって、ありがとうございます。
朋一) もう僕らもこの年です

 から。父が誰とつきあっても、

 自由ですよ。

のどか) むしろ、

 お父さんで大丈夫ですか?
 真面目すぎて、

 退屈じゃないですか?

寅子) ハハハハ! そんな、

 退屈だなんて全く思った

 ことないわ。ねえ?

優未) うん。三条のお祭りの

 時も楽しかったよね。

航一) ああ…。

優未) フフフ。

朋一) お祭り?

寅子) そうなんですよ。
 航一さんが、あの、金魚すくい

 でムキになった。
(寅子と優未の笑い声)

寅子) やっとのことで一匹すく

 ったんですけど、その頃には

 もう、お金たんまり使ってしま

 っていて…。

(笑い声)

寅子) そしたら、航一さんが急に、

 「僕は、経験にお金を払ってたの

 で、後悔はありません」とかおっ

 しゃって…。何言ってんのって…。

(寅子と優未の笑い声)

(航一の家族は笑っていない)


おやおやおや?

 

(微妙な笑顔で

うなぎを食べる寅子)
 

**********

 

超簡単感想で♪

 

弁護士・山田よね! よかった~!

そして桂場がめっちゃ面白すぎる。

桂場のスピンオフドラマ熱烈希望。

寅子は航一の家族と対面。なんだ

か、ちょっと…。おやおやおや~?

 

 

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