「虎に翼」第87回~第18週「七人の子は生すとも女に心許すな?」 | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「虎に翼」 第87

第18週「七人の子は生すとも女に心許すな?」

 

 

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小野) 昨日は休暇を許可して

 頂き、あり~がとございました。

深田) いや、いいんらて。

 いっつも頑張ってくれてっし。

(仕事に取りかかる小野)

寅子) おはようございます。

一同) おはようございます。

寅子) 今日もよろしく

 お願いいたします。

(そっと、小野を見る寅子)

 

(回想)

航一) 静かにしないならば

 退廷させますよ。

広洙) (朝鮮語)兄さん、

 何も話さないでくれ。

小野) (朝鮮語)やめてください。

(立ち上がる小野)

小野) (朝鮮語)お兄さんが

 苦しむことになる。

 どうかお静かに。

 

寅子) 小野さん、

 昨日はありがとう。

 助かったわ。

小野) いえ。

(小野に微笑み、立ち去る寅子)

(それとなく見ている高瀬)

 

**********

 

(ノック)

寅子) どうぞ。

高瀬) 失礼します。

 支部長、こちら、お願えします。

寅子) ありがとう。

高瀬) いえ。

(ノック)

寅子) あっ、はい。

次郎) 失礼しま~す。

 いや~佐田判事、昨日はどうも。

寅子) いえ。

次郎) あの、昨日の裁判の、

 ことらんだけど。

寅子) あっ、事件の話はここでは。

次郎) あ~違(ちご)う違う。

 あの、小野のお嬢さんの話。

 勉強熱心なのはええことらん

 だけど、あの放火事件の傍聴

 には来ん方がええ。まだ彼ら

 と関わりがあんのかって、

 ご両親も心配なさるすけ。

寅子) 彼ら?

次郎) 朝鮮人の連中ですよ。

寅子) えっ?

次郎) んっ、ご存知ねえ?

 

**********

 

次郎) 小野のお嬢さんが李とか

 いう男と恋仲らったらしいのよ。

 少し前(めえ)に別れたらしいん

 ですろも。その時のご両親の心

 労っぷりといったら。どうせば結

 婚を諦めさせられっかって、泣

 いて兄のところに、相談に来た

 りしてね。

寅子) あの、

 そういう話を勝手に…。

次郎) 彼女のためら。

 とにかく伝えてくださせえ。

 そせば、また。

高瀬) あんげなやつがいっちゃん

 腹立つ! 本気でよかれと思って

 るこのクソジジイの、お節介が!

寅子) 高瀬さん、落ち着いて。

高瀬) 眼鏡ジジイが…。

 (荒い息遣い)

 支部長、お願えします。

 小野さんは、何か思って、傍聴

 されたと思うんで、ですから…。

寅子) 公開されている裁判を傍聴

 するもしないも小野さんの自由。

 人が口出しすることじゃないわ。

高瀬) ありがとうございます。

 

**********

 

航一) ありがとうございます。

稲) どうぞ、ごゆっくり。

玉・涼子) ありがとうございました。

稲) ありがとうございました。

 

稲は、寅子が本庁勤務をする

以外の日、週に2回だけ、ライ

トハウスを手伝っています。

 

稲) ちゃっちゃと

 やっちゃいますから。

玉) ありがとうございます

 稲さん。

稲) こんなことぐらいしか

 役に立ちませんから。

涼子) いいえ、私も玉も、大変

 助かっておりますの。ねえ玉。

玉) はい。今まではお店が終わ

 ると、疲れ果てていたんですが、

 最近は、涼子ちゃんも私も、読

 書をしたり、散歩をしたりできて

 いるんですよ。

稲) 恐縮です。

 じょんのびじょんのび。

(笑い声)

涼子) あっ、そうだ。稲さんが教え

 てくださったしょうゆおこわ。早速

 夕食に試しましたけれど、絶品で

 ございますね。

稲) あらうれしい。寅子さんも、

 優未さんも、お好きみたいで、

 たくさん召し上がってくださる

 んですよ。フフフ。

涼子) 実は私、

 まだ想像がつきませんの。

稲) えっ?

涼子) トラコちゃんに娘さんがいて、

 子育て、なさっている姿が。

稲) あっ…。

玉) 涼子ちゃんもですか?

 私もです。

稲) 日々頑張ってらっしゃいます

 よ子育て。昨日もね…。

 

(回想)

(そうめんを一口)

寅子・優未) (ため息)

稲) 2人して大きなため息。

 フフフフフ。

寅子) 私は、今任されてる裁判

 のことでちょっと。優未は?

優未) 来月さ、学校で山登りに

 行くんだ。

寅子) ええっ!?

優未) ええっ!

稲) そんなに驚くことですか?

 ハハハ…。

寅子) ごめんなさい。

 私、山登りとはどうも、少し、

 相性が悪くてですね。

 

(回想)

寅子) 自分がどれだけ傲慢か

 理解できないの!?

花岡) 僕たちは君たちが勝ち

 得た権利を認めて…。

 ああ~っ!

(崖から花岡を突き落としたこと)

 

(回想)

寅子) 高瀬さん!

高瀬) ほっといてくれ!

(川に流されたこと)

 

寅子) ごめん、続けて。

優未) それで、山登りの班分けが

 あって、一緒の班になった子、ク

 ラスでとっても嫌われてる子なの。

寅子) 嫌われてる?

優未) 多分、すぐ怒鳴るからかな。

稲) あら。

優未) 一緒にいる時、どうすれば

 いいか分かんないの。

寅子) 普通に接したら

 いいんじゃないの?

優未) 普通って?

寅子) それは…。

 これを考えてる時点で、

 普通ではないのか…。

 う~ん…。

 ちょっと考えさせて。

優未) いいよ考えなくて。

寅子) お母さんが考えたいのよ。

 すっきりはできなくても、

 私なりの答えを出したいの。

 お母さんにもすぐ怒る、友達が、

 いるんだけどね…。

 

(回想)

よね) なめられるんだよ。

 

寅子) どうやって仲よく

 なったんだっけな。

 あっ、でも優未は仲よくなり

 たいわけじゃないのよね。

 そうすると…

 でも仲よくなった方が…。

優未) 食べよ食べよ。

寅子) どうしたらいいの…?

 どうもしなくていいのかしら。

 

涼子) フフフ…トラコちゃん

 らしいですわね。

稲) ねえ。

玉) ですね。

稲) 昔からお優しいお嬢さんで

 したから。知らないうちに、人に、

 こう寄り添ってしまうというか、

 相手も、どんどん心が近づいて

 しまうというか。

涼子) ええ。

稲) ウフフフ。

航一) なるほど。

(航一を見る稲たち)

稲) ウフフ。

 

**********

 

放火事件の、

次の公判期日が

やって来ました。

 

(傍聴席から鋭い目を向けた、

被告人の弟・広洙)

(着席する一同)

航一) 開廷します。

一柳) 被告人は、発火時刻には

 別の場所にいたということですが、

 導火線を使用した、時限装置を

 使えば、放火は可能です。鑑定

 人による、実験結果を証拠として

 申請します。

広洙) 兄は無実だ! そんなに

 俺たちを悪者にしたいのか?

航一) 傍聴人は静粛に。

広洙) そんなに俺たちが邪魔か?

 えっ? どうなんだ!

航一) これ以上発言すると、

 退廷を命じますよ。

(睨みつけながら着席する広洙)

 

**********

 

<刑事部・判事室>

入倉) あの弟が怪しいん

 じゃないですか?

寅子) えっ?

入倉) あんな騒ぐってことは、

 何かあるとしか…。

寅子) 入倉さん、憶測ですよ。

入倉) 何事も、「火の無い所に

 煙は立たず」ですよ。

航一) なるほど。

入倉) 何ですか。

航一) 入倉君は、

 昭和生まれですからね。

入倉) それが何か。

航一) 関東大震災、佐田さんも

 あまり記憶にない?

寅子) はい。ええ、ぼんやりとしか。

航一) じゃああの時、「朝鮮人が

 暴動を起こした」、という流言が

 飛び交って、大勢の罪のない

 朝鮮人が殺されたことは?

 差別が生まれる理由は様々です。

 「火の無い所に煙は立たず」で

 終わらせるのか、それとも、その

 煙を上げたのは誰なのかを見極

 めるのか…。早いですが、昼食に

 しましょう。

寅子) あっ、じゃあ入倉さんも。

入倉) 放っておいてください。昼飯

 で、気持ちを切り替えますから。

(出て行く入倉)

 

**********

 

涼子) あっ、トラコちゃん。

(掃除の手を止める涼子)

寅子) あの、これは…。

(墨汁まみれの扉)

涼子) ごめんなさい。

 でも、お気にならさず。

 どうぞ、お入りになって。

 お二人とも、いつもので

 いいのかしら?

航一) ええ。

(カウンター席につく寅子と航一)

航一) 佐田さん?

寅子) 注文は、はい。

 あとごめんなさい。

 やっぱり、「お気になさらず」

 はできません。

涼子) トラコちゃんなら、

 そうなってしまいますわね。

 でも、私たちにもよく

 分からないのよ。

寅子) えっ?

涼子) もう何年も続いていることで…。

 大体、月に1度か2度くらいかしら。

航一) その頻度だと、もしかして警察

 は取り合ってくれなかったのでは?

涼子) おっしゃるとおりです。

 よろしくないのですが、私たちも、

 だんだんとこの嫌がらせに慣れ

 てきてしまっていて。

玉) 新潟にきてすぐ、涼子ちゃん

 は私のために、この店と関係する、

 多くの方と、たくさん話し合いを重

 ねてくれたんです。その話し合い

 を知らない人たちが、私たちが贔

 屓されていると思ったようで…。

 涼子ちゃんが店のご主人たちに、

 その、色目を使ったなんてうわさ

 が流れたり。

寅子) はあ?

涼子) その件はもう笑い話よ。

 すぐにお店の奥様たちが味方に

 なって、うわさを否定してくださ

 いましたし。

玉) 私も、周りにご不快な思いを

 させないように、嫌われないよう

 に心がけていますが、ご迷惑を

 おかけしてしまうこともあります

 ので。

寅子) ああ~っ!

 ごめんなさい、大きな声を出して。

 でも私、悔しくて、情けなくて。

涼子) トラコちゃん。

寅子) 戦争が終わって、新しい憲

 法が出来て、全ての人が平等で

 ある、正しい世の中になった…は

 ずなのに。今扱っている事件や、

 玉ちゃんを取り巻くものは…。

航一) おなか、減りましたね。

涼子) 今日のハヤシライス、

 特別よく出来たんです。

 2人とも楽しみにしていて

 くださいね。

寅子) 私、ご一緒している裁判に、

 ふさわしくないかもしれません。

航一) 全ての事件に、公平で

 いるなんて無理ですよ。

(航一を見る寅子)

 

**********

 

超簡単感想で♪

 

本気でよかれと思ってるクソジジイの

お節介。いや~マジでナチュラルに言

うよね~本気でよかれと思ってるしw

 

嫌がらせを受けている、ライトハウス。

これまたいつの時代も暇な人間がい

るというか…。眼鏡クソジジイとはま

た違う種類のお節介寅子の出番か?

 

 

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