「らんまん」第10回~第2週「キンセイラン」 | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

らんまん 第10回
第2週「キンセイラン」
 

 

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佑一郎) おまんは、

 そんなにあけすけやに、

 どういていっつも一人でおるがじゃ?

万太郎) えっ? 

 一人じゃないけんど…。

佑一郎) 名教館じゃ、

 大抵一人で本読みよったろ。

 商家の当主なら、もうちっと周りと

 交わらんといかんじゃろう?

万太郎) けんど、当主ゆうても、

 峰屋は番頭に手代衆がおる。

 酒は、杜氏の親方と、

 蔵人らあが造ってくれゆう。

 当主らあ、何ちゃあせんでえい。

 わしは、おらんでも…。

佑一郎) そりゃあ違う。

万太郎) 佑一郎君には分からんき。

佑一郎) 分かる。

 わしももう、家督を継いじゅう。

 10歳の時じゃ。

万太郎) えっ?

佑一郎) 父上が亡うなっての。わしが、

 母上と弟を養わんといかんけんど、

 俸禄ものうなったき、家の者に

 暇を出して、家財を売って…。

万太郎) わし、全然知らんと…。

佑一郎) おんなじ学校に3年もおって、

 知らんがはおまんだけじゃ。

万太郎) フッ…。

佑一郎) おまんとは、いつかこういう話、

 したいと思うちょった。おまんは、怖う

 ないがか? 母上と弟は、わしが学業

 を終えるがを待ちゆう。わしはこの先、

 応えられるじゃろうか。

万太郎) わしは、これまでそんなこと…。

蘭光) 名教館を去っても、学びは続くぞ。

 この先の世は、ますます身分らあ

 のうなっていく。身分が消えた時、

 何が残ると思う? 己じゃ。自分が

 何者か、人はそれを探していく。

 学びはその、助けになる。

 世の中は変わり続けゆうけんど。だが、

 いたずらに振り回されてはいかん。

 道を選ぶがは、いつも、己じゃ。

 

**********

 

万太郎) おまんは…キンセイラン?

 金色にも見える花の色。

 真ん中が、赤みがかかっちゅうき。

 キンセイランじゃないろうか!?

(蘭光も腹ばいになる)

蘭光) お~そうやろう! わしも実際に

 目にするがは初めてじゃけんど。

万太郎) ゾクッときたき!

 なんてきらいながじゃ!

蘭光) ああああ…!

万太郎) 先生の言うたとおりじゃ!

 文字では心は震えんかったに!

蘭光) うん。ヘッ。

 心が震える先に金色の道がある。

 その道を、歩いていったらえい!

 

**********

 

それから、名教館は廃止され、

小学校が設立されました。

身分の別なく開かれ、初めて、

女子の入学も認められました。

 

佑一郎) よう。

万太郎) おはよう。入ろうか。

佑一郎) 万太郎。わしは行かん。

 東京の新政府で、役人をしゆう

 叔父がおる。わしは、その家で

 書生をやる。

万太郎) 東京へ?

佑一郎) ああ。東京に来たら、

 いつでも知らせをくれ。

万太郎) 佑一郎君。

(万太郎を振り返り、

 去って行く佑一郎)

 

**********

 

校長) 待ちなさい! 槙野君!

 今辞めたら、小学校中退と

 いうことになるがいいのか?

 よく考えなさい。小学校ぐらい、

 出ておいた方がいい。

万太郎) けんど、

 ここにおってもしかたないき。

 勉学はどこでも続けられる。

 わしの先生が、

 そう教えてくれましたき。

(一礼し、ニッコリ走りだす万太郎)

 

**********

 

(帳面に挟んだキンセイランの

 押し花を見る万太郎)

万太郎) 先生、わしの、

 金色の道は、どこじゃろうか?

(仰向けになり、押し花を日にかざす)

 

**********

 

(押し花を胸にあて、

 微笑む<成長した>万太郎)

万太郎) はあ…。

 お母ちゃん、今年も、

 バイカオウレンが満開じゃ。

 お母ちゃんの一等好きな花、

 ようけ咲いちゅうよ。

(大木を見上げる)

万太郎) 天狗、また春が来たがじゃ!

 

**********

 

佑一郎と万太郎の会話で、万太郎が普通の

人とは違うマイペースな人間だとよく分かる。

真面目に考える佑一郎は、役人が向いてい

るかもね。東京に行ってきっと出世するはず。

 

自分が何者か、

人はそれを探していく。

学びはその、助けになる。

世の中は変わり続けゆうけんど。だが、

いたずらに振り回されてはいかん。

道を選ぶがは、いつも、己じゃ。

 

心が震える先に金色の道がある。
その道を、歩いていったらえい!

 

先生の言葉どおり、自分の行く道を探してい

くんだろうね、万太郎は。あっという間に神木

万太郎にバトンタッチ。来週から楽しみ~♪

 

 

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