「舞いあがれ!」第115回~母ちゃんと、一緒に暮らしたか | 日々のダダ漏れ

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舞いあがれ! 第115
第24週「ばんばの歩み」
母ちゃんと、一緒に暮らしたか

 

 

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めぐみ) IWAKURAやねんけど…。

 ゆくゆくは、章君に、

 継いでほしいと、思てる。

 章君やったら、

 IWAKURA任せられる。

章) いやそれは、買いかぶりすぎです。

 俺は、現場しか知らへんし、経営なん

 てむちゃです。

めぐみ) 浩太さんが、会社継いだんは、

 30の時やった。経営のことどころか、

 工場のこと、何一つ知らんままな。今

 の章君の方がずっと、経験豊富やで。

 章君は、IWAKURAのことも、浩太さん

 の思いも、よう知ってくれてる。私も、

 章君のことよう知ってるから…。

 任して、大丈夫や、思てんね。

 前向きに、考えてみてくれへんかな。

章) 分かりました。ちょっと時間下さい。

めぐみ) うん。はい。

 

**********

 

ばんばが退院する日を迎えました。

 

<才津家>

木戸) 足元ば気をつけね。ほい。

 ゆっくりね。はい、よいしょ…。

舞) せ~の…。

舞・貴司・歩) ばんば、

 退院、おめでとう!

祥子) あ~…。

舞) どうぞ…。

貴司) いくよ…。

(折り紙で作った首飾りをかける歩)

祥子) 歩…あっがとね。

舞) 上手やな。イエ~イ。

貴司) ばんばやで。

舞) ばんば。

歩) ばあば。

祥子) あ~!

 たまらんねこりゃ。

 

**********

 

貴司) 待て待て~。

歩) キャ~!

貴司) オオカミさんやぞ。

 食べちゃうぞ!

 待て待て~!

木戸) アハハハ、歩ちゃん、

 ざまに楽しそうやね。

舞) はい。大阪の家やと、

 走り回れるとこなくて…。

祥子) めぐみや?

舞) 信吾さんとこ。お礼するって。

祥子) そうね。

(お茶をいれる舞)

祥子) ああ、あっがとね。

舞) はい。

祥子) じゃあちょっと、

 船の様子ば見てこようかね。

木戸) いやいやいや、

 それは無理たい。

祥子) 大丈夫たい。

 しびれも随分軽くなったけん。

木戸) じゃばってん、

 力ば入れられんとやろ。

 そがんやったら、船は扱えん。 

 めぐみ丸や、若葉ちゃんが

 ちゃ~んと手入ればしてくれちょる。

祥子) そうね…。

 じゃあ畑ば…。

木戸) ああ畑ん世話も、信吾や

 一太が、交代でやっちょる。

舞) 今度な、さくらさんが、

 くりのジャム作ってみるって。

 ばんば、作り方教えてあげて。

祥子) およ。悪かね。

木戸) うんにゃ。みんなやりた

 かけんやっちょっとさ。

 

**********

 

(部屋で歩に昼寝をさせる貴司)

(皮をむいたみかんを

 祥子の前に置く舞)

舞) はい。

祥子) 情けなかね。

 みんなの世話になっちょる。

 自分のことば自分でできんとが、

 こがん苦しかったいね…。

 こん先や、できんことばっかり

 増えていくとさ…。 

舞) ばんば。

 私に教えてくれたやんか。

 

(回想)

舞) 私な、何やっても、

 うまいことでけへんねん。

祥子) できんことがそがん嫌とか?

舞) (頷く)

祥子) できんなら、

 できることば探せばよかとぞ。

 

舞) ばんばにできること、

 いっぱいあると思う。

 ううん。ばんばにしかでけへん

 ことが、いっぱいあんねん。

 ジャム作りも、一緒にやろう。

貴司) 畑仕事は僕が手伝います。

(涙をこらえ、

 みかんを口に入れる祥子)

 

**********

 

<昼>

(みかんを切って鍋に入れている舞)

(仏壇の前に、祥子とめぐみ)

めぐみ) 父ちゃん、いつまでも若かね。

祥子) フフフフ…。

めぐみ) 母ちゃん。

 大阪来んね。

 私は、母ちゃんと一緒に住みたか。

 20年しか一緒におれんかったけん、

 これから、親孝行したかとよ。

祥子) めぐみ。お前が飛び出して

 いったことや、と~っくになんとも

 思っちょらん。大阪にや行かん。

めぐみ) 私、IWAKURAの社長ば、

 やめようと思っちょる。

祥子) やめてどがんすっとか?

めぐみ) 母ちゃんのできんことば、

 私がそばでやる。

祥子) アハハ…浩太さんの会社、

 そがんな理由で、手放すとか?

めぐみ) 私にとっては、大きい、

 理由やけん。でもな、会社ば、

 すぐにはやめられんけん。

 いろいろ、引き継がんといけん

 こともあるし…。引き継ぎが、

 終わったら、現場ば離れるけん。

 そん時に母ちゃんが、やっぱり

 戻りたかっち思ったら、一緒に、

 五島に戻ろうて。

祥子) 五島に? めぐみもな?

めぐみ) およ。

 母ちゃんと、一緒に暮らしたか。

祥子) (涙)

(顔を撫でるように、

 手のひらで涙を拭う祥子)

祥子) めぐみ。

めぐみ) ん?

祥子) 大阪に行くけん。

めぐみ) 母ちゃん…。

(台所から見ている舞)

 

**********

 

それからしばらくして、

祥子さんが島を離れる時が

やってきました。

 

<みじょカフェ>

一太) お~!

 ざぁまにごっつぉやねえ。

舞) あっ、進君は?

百花) 奥で寝かせてきました。

一太) 騒ぎ過ぎて疲れたとやろうね。

舞) ホンマやな。

木戸) じゃあ、ひと言よかかね。

百花) 待ってました!

木戸) 祥子さんが明日、

 大阪に行きます。

 ここにいる全員、祥子さんには、

 さんざん世話になってきました。

信吾) およ。

一太) 腹ん減ったら、

 いっつもおやつくれたなぁ。

莉子) おいしいジャム、

 ありがとうございました。

さくら) しょっちゅう恋愛相談に乗っ

 てもらって、私たちが結婚できた

 とは、祥子さんのおかげよ。

 ねっ、むっちゃん。

修) およ。あっ、あっがとう。

 祥子さんや、俺たちにとっての、

 カササギたい。

一太) 何で鳥?

修) カササギや、織姫とひこ星ば、

 会わせてくれるとよ。

さくら) よっ、博学!

修) やめてなさくら! 

 こんくらい常識たい。

(笑い声)

信吾) 祥子さんに、

 やってもらったことば挙げてったら、

 キリんなかもんね。

木戸) ほんなこって。じゃばってん…

 いろいろやってもらったことよりもさ、

 祥子さんが、ここにいてくれたことが

 一番うれしかった。

 祥子さん、今まであっがとね。

祥子) あっがと。

若葉) 祥子さ~ん!

一太) 若葉の声やね。

若葉) 遅くなってすみません。

 よか写真立てがなかなか

 見つからんくて…。

 今日、私が撮ったとです。

(めぐみ丸の写真)

祥子) ばえー! あっがとね。

 はあ~よかねえ。

若葉) 祥子さん、大切な船ば、譲っ

 てくださって、ありがとうございます。

祥子) 船も喜んじょる。

 またお客さんば運べるけんね。

若葉) 私、祥子さんの後ば継ぐには

 頼りなかですけど…。でも、祥子さん

 が言ってくださって。「海が好きとや

 ったら大丈夫」って。

祥子) 若葉、めぐみ丸ば、よろしくね。

若葉) およ!

(笑い声)

一太) したら、改めて乾杯ばしようで!

木戸) それでは皆さん、

 祥子さんの、門出に…乾杯!

一同) 乾杯!

(拍手)

 

**********

 

昔孫を励ました言葉に、自らが励まされる日。

 

できんなら、
できることば探せばよかとぞ。

 

自らのこととなると人は冷静ではいられない。

 

ばんばにできること、
いっぱいあると思う。
ううん。ばんばにしかでけへん
ことが、いっぱいあんねん。

 

何より、自分が言ったことだからね。舞に言わ

れたら、できることはないとは言えないよねw

 

そしてめぐみが、現実的な判断で、五島に戻

ることも視野におきながらの大阪へのお誘い

だったのがよかった。祥子のためとは言わず、

自分の気持ちを、主体に語ったのもよかった。

 

私は、母ちゃんと一緒に住みたか。
20年しか一緒におれんかったけん、
これから、親孝行したかとよ。

母ちゃんと、一緒に暮らしたか。

 

私「が」、やりたいから。船のてつだいも畑の

手伝いも、みんな「が」やりたいからやってい

るというスタンス。恩着せがましくなくて良き。

 

いろいろやってもらったことよりもさ、
祥子さんが、ここにいてくれたことが
一番うれしかった。

 

大切な人に望むことは、そこにいてくれるこ

と。生きていてくれるだけでうれしいのよね。

とはいえ…本人的には、何もできない、して

あげられないことは辛い。ちょうどいい落と

しどころが、互いに見つかるといいんだけど。

 

ばんばとめぐみのやり取りにもグッときたけ

れど…個人的に一番泣けたのは、若葉役

で川口春奈が出てきたところ。五島出身の

彼女こそ、今回の朝ドラに出られたらいい

のにと、ずっと思っていたから。よかった~。

春奈ちゃんよかったね~と、勝手に親戚の

おばさん気分にw むっちゃんが実在したこ

とも分かったし、最高のサプライズでした♪

 

 

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