「舞いあがれ!」第84回~今のままやったら不幸なまんまやんか | 日々のダダ漏れ

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舞いあがれ! 第84
第18週「親子の心」
今のままやったら不幸なまんまやんか

 

 

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<カフェ・ノーサイド>

八神) 久留美ちゃん。

(頭を下げる八神)

八神) ホンマにごめん! 母が、

 一人で勝手にやったことで…。

久留美) せやったら、何で蓮太郎

 さんは来えへんかったん?

八神) それは…

 ずっと父に説得されてて…。

久留美) お父さんも反対してはんねや。

八神) それは…。うん…。

(久留美の手を取る八神)

八神) 久留美ちゃん。

 両親のことは、僕が必ず説得する。

 僕は久留美ちゃんを愛してる。

 

**********

 

<デラシネ>

舞) うわ~おいしそう!

貴司) 北條さんにもらった東京土産。

 ここんとこ毎日来てはんねん。

 あっ、お茶いれるな。

(台所に立つ貴司)

舞) よいしょ…。

(並んで立つ舞)

舞) はい。

(やかんを手に持つ舞)

貴司) あっ。

舞) 打ち合わせ疲れたやろ。

 座っといて。

貴司) え? お茶くらい…。

舞) あかん。

(湯呑みを用意する貴司)

舞) 何か、あったん?

貴司) ううん、別に…。

舞) 出版のこと?

貴司) 舞ちゃんにはうそはつかれ

 へんなぁ。けどホンマに大したこと

 やないねん。歌集売んのって大変

 やねんなって、ちょっと不安になっ

 ただけ。

舞) そっか。

貴司) うん。

(湯呑みを手に、居間へ行く貴司)

貴司) うわっ! びっくりした~!

 久留美ちゃん…?

舞) 久留美!

 

**********

 

(ちゃぶ台を囲んだ3人)

久留美) 反対されんのはええねん。

 結婚は、私らだけの問題やないし、

 そういうこともあるやろなって…。

 けど…お父ちゃんのことで、

 あんな言われ方されるとはなぁ…。

 お父ちゃんもお父ちゃんやねん。

 土下座なんかしてほしなかった。

 あんなことしたら、おっしゃるとおり

 です、私は情けない父親ですって、

 認めたようなもんやん。

貴司) 必死やったんやろな、

 おっちゃん。

 どんだけかっこ悪くても、なんとか

 娘に幸せになってほしいっていう、

 親心とちゃうかな。

(久留美の肩に触れる舞)

 

**********

 

<うめづ>

津田) もう佳晴さん、そない

 落ち込まんでええんちゃうん。

雪乃) せや、ホンマに。

 何か金持ちかなんか知らんけど、

 威張りくさってな。もう~話聞い

 てるだけでムカムカしてくるわ、

 ホンマに。

梅津) 八神君はええ子

 やったけどなぁ。

雪乃) 子はええ子でもな、親は

 そうとは限れへんねんて。

佳晴) 八神さんのお母さんに言わ

 れたことは、情けないけどホンマ

 のこっちゃ。いつまでも就職せん

 と、フラフラしててな。

津田) 何を言うてんのよもう!

 居酒屋でアルバイトしてちょっと

 ずつお金ためてんのとちゃうの。

佳晴) ああ。1年でたった、5万や。

 久留美にとったら、俺は呪いみたい

 なもんなんや。俺から解放されな、

 久留美は幸せになられへん。

梅津) 佳晴さん、子供の気持ち

 勝手に決めつけたらあかんで。

雪乃) そうや。佳晴さんの痛みや

 苦しみも、よう分かってくれてる

 はずやて。

梅津) いらっしゃい。

雪乃) いらっしゃいませ…あっ。

八神) お父さん。

(佳晴に向かい頭を下げる八神)

 

**********

 

<望月家>

(佳晴のスーツを片づけている久留美)

(背を向け、ふとんで眠っている佳晴)

佳晴) (いびき)

(佳晴を見つめ、

 そっと部屋を出る久留美)

 

**********

 

<望月家・台所>

久留美) おはよう。

佳晴) おはよう。

(食事の支度をする久留美)

(久留美が片づけたスーツに

 着替える佳晴)

久留美) 何?

佳晴) 今日な、面接やねん。

久留美) どこの?

佳晴) 昨日な、八神さんが俺に

 会いに来てくれたんや。

久留美) 蓮太郎さん?

佳晴) そや。俺にええ会社

 紹介してくれんねんて。

久留美) 何で…。

佳晴) デスクワークで定時帰りの

 仕事て、ありがたい話やないか。

 アルバイトで肉体労働すんのも

 限界やったからな。

久留美) 行かんでええ!

(背広を奪う久留美)

佳晴) 何でや。

久留美) 私はそんなん望んでへん!

佳晴) 俺は望んでんね!

(久留美の手から背広を取り返す佳晴)

佳晴) もうこれ以上お前の足

 引っ張りたないんや。

 このチャンス、絶対逃さへんから。

 お前は自分の幸せだけ考えとい

 たらええんや。

 

**********

 

<IWAKURAの事務所>

電・舞) はい。期日までに、

 ご用意させていただきます。

 はい、いつもありがとうございます。

藤沢) ただいま戻りました。

山田) お帰りなさい。

電・舞) はい。はい、失礼します。

(舞のスマホに久留美からの着信)

 

**********

 

<カフェ・ノーサイド>

八神) どしたん? えらい改まって。

 お父さんのことやったら、

 心配せんでええよ。

 話聞いてるやろ?

久留美) 聞いた。

 

**********

 

<カフェ・ノーサイド>

(舞が来る)

久留美) これ…。

(八神の前に指輪を置く久留美)

八神) どういうこと?

久留美) やっぱり、蓮太郎さんとは

 結婚できません。

八神) 何でよ。おかしいやろ。

久留美) おかしくない。

八神) お父さんの仕事のこと、

 勝手に話を進めたのは謝る。

 けど、お父さんさえちゃんとしてく

 れたら、僕ら結婚できるねんで。

久留美) ちゃんとしてくれたらって何?

八神) 前から、思ってた。

 久留美ちゃん、今のままやったら

 不幸なまんまやんか。せやから、

 僕が助けてあげたいねん。

久留美) 助けてほしい

 なんか思ってへん。

 私の、大事なお父ちゃんやねん。

 ごめんなさい。別れてください。

(頭を下げる久留美)

 

**********

 

(八神が帰った後、

 久留美のそばに座る舞)

舞) ホンマにええの?

久留美) うん。

(戸が開く音)

佳晴) ああすんません…。

久留美) お父ちゃん。

佳晴) 久留美…。八神さんに、

 面接のお礼で電話したら…

 お前、何してんねん!

久留美) 何って…。

 あんなこと言われて、

 結婚なんかでけへんわ。

佳晴) あかん!

 これ、今行ってきた会社の資料や。

 八神さん、ええとこ紹介しれくれは

 った。こないおっきなとこやったら、

 八神さんのお母さんも、絶対納得

 してくれはるやろ!

久留美) そんなとこ行かんでええ!

佳晴) 何でやねん…

 お父ちゃんのせえやろ?

 お父ちゃんのせえで

 こないなってんねやろ?

 舞ちゃんからも何とか言うて

 やってくれ!

舞) おじさんのせえやないと思います。

佳晴) そんなはずあらへんねんて!

 なあ、諦めんといてくれ! 久留美!

 頼むから…

 頼むから幸せになってくれ!

久留美) お父ちゃん、私な…。

 今でも十分幸せやで。

佳晴) 久留美…。

久留美) 私、全然後悔してへん。

佳晴) ほな何で泣いてんねん。

久留美) 何でやろ。

 スッキリしたら、涙出てきた。

 これからも、お父ちゃんはお父ちゃん

 なりに、頑張ってくれたら、それでええ。

 それが、私が一番望んでることやで。

佳晴) すまん…久留美…。(泣)

久留美) 泣かんといて。面倒くさいわ。

 お父ちゃん。

 

**********

 

今のままやったら不幸なまんまやんか。

 

いやいやいや、人を勝手に不幸と決めつけたら

あかん! 本人が自らを不幸と言うならまだしも。

 

せやから、僕が助けてあげたいねん。

 

可哀想な女の子を、僕「が」、助ける。ヒーロー

願望を持つ男子の典型だよね。おとなしそうだ

とか、薄幸そうに見えるとか、見た目のイメー

ジで守ってあげたい願望の男子に見込まれた

女子(本人は、全く守ってもらいたくないタイプ)

が、勝手に守りたがられて、面倒くさそうだった

のを思い出す。お姫様になりたい女子ならとも

かく…あのナゾの正義感は、本当に鬱陶しい。

八木先生の悪気がなくナチュラルに見下す感

じは、パートナーとしてはやっていけないよね。

 

とはいえ久留美の環境というか、父親との関係

は、久留美の幸せを遠ざける要因になると思う。

 

お父ちゃんのせえやろ?
お父ちゃんのせえで
こないなってんねやろ?

 

そのとおり!…って、誰か言ってあげてよ~!

どう考えてもダメすぎでしょ。せめて、定職に就

いてくれないと。自立してくれないとダメでしょ。


これからも、お父ちゃんはお父ちゃん
なりに、頑張ってくれたら、それでええ。

 

いやいやダメだって。なぜそんなに甘やかす?

娘のために、ちゃんとしなよって言ってくれる人

がいなかったのが、久留美ちゃんにとっての一

番の不運かも。母親も一人で逃げないで、娘も

救ってほしかったよ。娘は妻じゃないからね~。

結婚はともかく、そこから逃げて、久留美ちゃん。

 

 

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