「舞いあがれ!」第2回~環境が大事なんやて | 日々のダダ漏れ

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舞いあがれ! 第2
第1週「お母ちゃんとわたし」
環境が大事なんやて

 

 

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舞) 今日な、走ってしもてん。

めぐみ) 何で?

舞) スミちゃんが、逃げてん…。

 飼育係やから、捕まえなあかん

 やろ。そやから走った。

めぐみ) 飼育係になったんや。

舞) やっぱり、

 やめといた方がええかな?

めぐみ) やってもええけど、無理な

 ことは、自分で言わなあかんよ。

 できる?

舞) うん。

♪(体温計の音)

めぐみ) 何度ある?

(めぐみに体温計を見せる舞) 

浩太) 舞、大丈夫か?

めぐみ) 熱、高いな。

 病院連れていってくる。

浩太) ほな、車出すわ。

 

**********

 

<診察室>

浩太) どないしたったら、

 よろしいのやろか…。

 学校にも、行かれへんで、

 家でぐったりしてんのが、

 なんともかわいそうで。

医師) 前にな、奥さんにも

 言いましたんやけど。

浩太) はい。

医師) 環境変えた方が、

 ええのとちゃいますか?

浩太) 環境ですか?

医師) 子供は敏感やよってな。

 親が、いっぱいいっぱいなると…。

 まあ、いろいろとな。

 

**********

 

<岩倉家>

めぐみ) 悠人、遅なってごめんな。

悠人) 何で今日もお好み焼きやねん。

めぐみ) ごはん用意する

 時間なかったから。

悠人) もう飽きたわ。

浩太) ただいま。

(舞をおぶった浩太)

浩太) 寝かしてくるわ。

めぐみ) うん。

悠人) 環境が大事なんやて。

浩太) 環境?

悠人) どんだけ頭がよくて、どんだけ

 努力しても、環境が悪かったら成績

 は下がる。塾の先生がそう言うてた。

浩太) 舞は病気なんや、

 しゃあないやろ。

(2階へ行く浩太)

(悠人を見るめぐみ)

めぐみ) 舞は、病気やない。

 じき元気になるから。

悠人) 絶対?

(広げたノートや、

 参考書を片づける悠人)

悠人) 普通の受験生は、勉強のこと

 だけ考えてたらええのに、何で僕だ

 け、妹に振り回されなあかんねん。

めぐみ) そんなこと…。

 舞に言うたら許さへんよ。

悠人) ほら、舞の心配ばっかりやん!

 

**********

 

<お好み焼き屋・うめづ>

梅津) ああすんません、まだですわ。

 ああ、いらっしゃい。

雪乃) めぐみさん!

 ちょっと、舞ちゃん具合どない?

めぐみ) おかげさんで

 やっと落ち着いた。

雪乃) うわあよかったなあ、もう。

めぐみ) これ…

 これな、昨日のな、お代。

雪乃) えっ。

めぐみ) 助かりました。

雪乃) いつでもええのに!

 もういっつもすぐ持ってくるやん、

 ホンマにもう。え~っとな…。

 はいはいはい…

 はいほなお釣りです。めぐみさん?

めぐみ) あっ、ごめん。

 ぼんやりしてしもて。

雪乃) かまへんかまへん、

 私もたま~にするから。

 

**********

 

<ねじ工場の事務所>

めぐみ) よいしょ…晩ごはん作ろ。

(物音)

 

**********

 

<作業場>

(床に散らばったねじ)

結城) すんません、こけてしもて。

めぐみ) 大丈夫?

笠巻) ボケ~ッとしとるからや!

結城) すんませんでした。

 あっ、奥さん、僕、やりますから。

めぐみ) ええて。

 2人で、拾た方が早いやん。

 

**********

 

<うめづ>

梅津) いっぱい食えよ貴司。

(カウンターで食事をしている貴司)

 

**********

 

(座敷に町工場のおやじたち)

雪乃) はいお待たせ。

 おおきに。

根矢) しげちゃん、

 来週あたり、どないや。

古田) ああええなあ、

 最近よう飛ぶねん。

曽根) あんたの腕やったらどこ飛ん

 でいくか分かったもんやないで。

長井) 犬の鼻の穴にでも

 入るんとちゃうか?

古田) え?

長井) ホールイン・ワン。

 ハハハハハハ!

古田) しょうもないわお前。

 

**********

 

<岩倉家>

(ベッドに体を起こし、

 おかゆを食べている舞)

舞) もうおなかいっぱい。

めぐみ) あとちょっと食べ。

 そしたら元気になるから。

舞) ホンマ?

めぐみ) うん、ホンマやで。

 偉いなぁ。お母ちゃんも、

 頑張るからな。

舞) うん。

 

**********

 

<うめづ>

男性) ほなごちそうさん。

男性) おおきに。

雪乃) 浩太さん。

浩太) ん?

雪乃) めぐみさん、今めちゃめちゃ

 疲れたまってる思うよ。

浩太) ああ…秋に、村松のおばちゃん

 辞めてしもたやろ。で、経理とか事務

 の仕事、みんな、めぐみにやってもろ

 てんねんわ。

雪乃) ちょっと…子供らの世話も工場

 の仕事も大変やって。なんぼなんでも

 これ負担大きすぎるんちゃうかな。

浩太) せやな。

 なんとかせなあかんとは、

 思てんねんけど。

梅津) 誰か雇ったらどないやねんな。

浩太) うち今厳しいて。

 そないな余裕あれへん。

 

**********

 

<岩倉家>

浩太) おう、めぐみ。

 すまんな、遅なってしもて。

(台所をのぞく浩太)

浩太) どないした?

(洗い物の手を止めるめぐみ)

(涙に濡れたクシャクシャの顔)

浩太) めぐみ…。

めぐみ) (泣)

(しゃがみこんでしまうめぐみ)

 

**********

 

舞) いっぱい食べたのに、

 元気出ぇへん。

(窓の外を見ている舞)

舞) 貴司君。

貴司) 舞ちゃん。

 今呼ぼか思てたんや。

(向かいの窓に貴司)

貴司) 行くで。

(舞の部屋へ紙飛行機を飛ばす)

貴司) それ、望月さんから。

(紙飛行機を広げる舞)

手紙・久留美) 「岩倉さんへ

 はよ学校に来て 

 いっしょにウサギの世話しよ

 楽しみに待ってます。

 望月久留美より」。

 

**********

 

<台所>

浩太) なあめぐみ。舞を連れて、

 しばらく、五島に行ってめぇへんか?

めぐみ) 五島に?

浩太) うん。

めぐみ) 何で?

浩太) お医者さんに言われたやろ。

 環境変えた方がええて。

めぐみ) そんなことでけへん。

 工場の仕事せな。

浩太) 僕がめぐみの分も

 やったらええこっちゃ。

めぐみ) 悠人も置いていかれへん。

浩太) あいつの面倒は僕が見る。

めぐみ) 無理、今更、

 お母さんに頼られへん。

浩太) 昔のことで、

 意地張ってる場合やない。

めぐみ) 無理やわ。

浩太) けど、このままやったらあか

 んて、めぐみも思てんねやろ。

 お義母さんに助けてもらうしか

 あれへんやろ。

 

**********

 

<2階・舞の部屋>

(部屋に入るめぐみ)

(紙飛行機を手に、

 ベッドで眠っている舞)

(おでこに手をあてるめぐみ)

(舞に布団をかけ直す)

(明かりのついた学習机に目がとまる)

(ハガキを手に取る)

(海辺に白い教会のある、

 五島の島の写真)

 

**********

 

<朝・事務所>

電・めぐみ) めぐみです。

 元気しちょる?

電・祥子) およ、元気たい。

電・めぐみ) うちも、元気しちょるよ。

電・祥子) そうね。

電・めぐみ) 悪かけど…

 しばらく、娘と2人で、

 五島に、帰っても、よかかな?

電・祥子) 来たかったら来ればよか。

電・めぐみ) 母ちゃん…。

 

**********

 

(電話を切り、ソワソワする

 無表情な母・祥子)

 

**********

 

<岩倉家>

(ベッドで目を覚ます舞)

(起き上がり、紙飛行機の手紙を見る)

めぐみ) おはよう。

舞) おはよう。

めぐみ) 熱どう?

舞) 下がった。

めぐみ) よかったな。

舞) 今日は、気ぃ付けるから。

めぐみ) うん。

 あんな、舞、大事な話があんねん。

(めぐみに向き直る舞)

めぐみ) お母ちゃんと一緒に、

 しばらく、五島に、行けへん?

舞) ごとう?

めぐみ) うん。舞のおばあちゃん

 が住んでんねんよ。

舞) 学校は、どうすんの?

めぐみ) 五島の学校に通うの。

 しばらく、五島で、ゆっくり過ごしたら、

 元気になれんのとちゃうかな。

 お母ちゃんも一緒にいてるし。

舞) そうなん?

めぐみ) うん。

 舞。それでええ?

舞) (頷く)

めぐみ) そうか。ああ…よかった。

(舞の手を握るめぐみ)

 

**********

 

町工場、ねじ、ときたら、嫌な予感しかしない~。

案の定、母めぐみは働き過ぎでキャパオーバー。

コップの水が溢れそうな、もう少しで壊れそうな、

いっぱいいっぱいな感じがリアルで、夫がそれに

気が付く人で本当によかった。舞のナゾ熱もある

し、母子ともども環境を変えた方がいいと自然に

思える展開もいい。YOU、五島行っちゃいな~!

 

めぐみとその母には何かしら確執がありそうだけ

れど、ツンからデレへの展開も楽しめそうな予感。

今すぐ五島に行っちゃいな~と言いたいところで

はあるけれど、幼なじみの少女漫画シーンが差

し込まれたものだから…久々にキュン♪となって

しまったよ。自分の部屋の窓と、幼なじみの部屋

の窓が向かい合ってるとか、窓越しに呼びかけ

あうとか、手紙を紙飛行機にして飛ばすとか~。

はるか昔に、一度は夢見た胸キュンではないで

すか~。久留美ちゃんのお手紙にもキュンとする

し、貴司の舞ちゃん呼びにもキュンとくる。いいな

いいな♪ こういうものが…見たかったのよぉ~!

(多分舞は貴司を笛で呼び出したりしないと思う

しね…な~んて半分青かった日々を思い出すw)

 

環境が大事なんやて。

 

違う意味で同じ事を言い出す兄悠人も気になる。

環境は大事。それは本当。簡単ではないけどね。

 

 

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