「ちむどんどん」第115回~心がすこやか・・・とは!? | 日々のダダ漏れ

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ちむどんどん 第115
第23週「にんじんしりしりーは突然に」
心がすこやか・・・とは!?

 

 

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ちむどんどんが、

年内の営業を終えたその夜。

 

房子) では、暢子さんのお店に…。

三郎) 乾杯。

多江) 乾杯。

(泡盛を見つめる三郎)

三郎) 何年ぶりなんだ?

 40年とかか?

(一口飲む)

三郎) あ~っ…。

 うまい。うまいなあ。

房子) 少し座ってなさい。

暢子) はい。

 ありがとうございます。

 これが終わったら。

 

**********

 

暢子) にんじんしりしりーです。

 ネギ油で、サッと炒めました。

多江) 頂きます。

(箸をすすめる房子と多江)

多江) う~ん、おいしい。

房子) うん、いい仕事です。

暢子) ありがとうございます。

 ネギ油は、矢作さんの仕事です。

(厨房で一礼する矢作)

房子) フフフッ…。

多江) もう寝ちゃったの?

房子) そっとしといてあげましょう。

多江) そうですね。

(2人のそばで居眠りをしている三郎)

 

**********

 

<閉店後>

矢作) 明日から女房と田舎に帰っ

 てくる。本当に休んでいいのか?

 大丈夫か?

暢子) うん。年末ぐらいゆっくり

 休んでください。

矢作) いや、身重のオーナーを置いて、

 そんなのんびり休んじゃいられねえよ。

暢子) ありがとうございます。

(店を見回す矢作)

矢作) ずっと考えてたんだ。

 俺とお前は何が違うのかって。

 俺はフォンターナで、オーナーや

 シェフが、「お客様の笑顔」って、

 何度も言うのを、内心バカにしてた。

 技術があって、でかい街で

 うまいもん出せば勝ちだって。

 でも、やっと分かった。

 それじゃあ…続かねえんだって。

 ありがとう。

 今まで、いろいろすまなかった。

(頭を下げる矢作)

暢子) 矢作さんがいなかったら、ここ

 までやってこられなかったと思います。

 本当に、ありがとうございます。

 フフッ…。

矢作) うん。

暢子) うん。

 

**********

 

1980年(昭和55年)1月

 

暢子は出産を控え、

医師と相談して今日から

入院することになりました。

手伝いのため、優子と良子が、

沖縄から上京してきました。

 

<店の表>

歌子) お母ちゃん、掃除はうちが。

優子) いいからいいから。

 矢作さんが来たら、仕込みは言う

 とおりすればいいんだよね?

歌子) うん。

 もうすぐ来てくれるから。

智) おばさん、

 暢子に荷造りさせてください。

良子の声) いいかげんにしなさい!

 

**********

 

優子) ねえ、どうしたわけ?

良子) 見て。

暢子) お弁当に入りきらないものは、

 今のうちに。お産は体力勝負さぁ。

 にんじんしりしりー、

 病院では出ないよね。

和彦) いや、だから、

 まず必要なものから先に。

(戸が開く音)

賢秀) ハッハッハッハ…。

暢子) ニーニー!

良子) ニーニー?

智) 賢秀。

暢子) 元気だった?

賢秀) 暢子!

 おなかが、デージなってる!

暢子) アイ、どうしたわけ?

賢秀) あああっ…。

 んっ? ああ、歌子から、母ちゃんが

 来てるって聞いて飛んできたわけ。

 ヘヘッ。

優子) 賢秀久しぶり。元気そうだねぇ。

賢秀) 母ちゃん、実は今日、

 大事な話があって。

優子) 大事な話?

賢秀) おい!

暢子) あ~清恵さん!

良子) 清恵さん?

歌子) ニーニーの…。

(戸を閉める音)

賢秀) 今、世話になってる養豚場の、

 お嬢さんで、猪野、清恵さん。

清恵) はじめまして。

優子) 賢秀の母です。

良子) 妹の、良子です。

賢秀) 母ちゃんと、暢子以外、

 ちょっと席を外してもらおうかね。

 

**********

 

(厨房の陰に隠れる良子たち)

賢秀) 母ちゃん、この人と

 結婚したいと思ってる。

清恵) ええっ!?

 えっ、ちょっと待って。だって今日は、

 皆さんにご挨拶をしようとしか。

賢秀) だからよ。

暢子) 清恵さん、

 聞いていなかったんですか?

清恵) 初耳です!

暢子) アイヤー。

賢秀) アガッ! くっ…。

優子) 大丈夫ね?

賢秀) 清恵…俺と…。

(指輪ケースを開ける賢秀)

優子) えっ?

賢秀) すまん! 

 中身までは用意できなかった。

智たち) はあ?

暢子) ええっ?

良子) ありえん!

智) このぽってかす!

歌子) ニーニーしっかりして!

和彦) 今日のところは、出直した方が。

賢秀) うるさい! 外野は黙っとけ!

 今は空っぽヤサ。だけどいつか、

 ダイヤモンドの指輪を、買ってやる!

 だから…だから俺の…俺の…

 俺の嫁さんになってくれ!

 嫌か? いいのか? いいだろ?

 みんな見てるからとりあえず

 いいってことに…。

清恵) とりあえずってわけに

 いかないでしょ。

賢秀) じゃあ…。

清恵) (頷く)

賢秀) うお~!

(拍手)

優子) 賢秀おめでとう!

(拍手)

賢秀) 清恵、一生幸せにするからよ!

 やった~!

良子) おめでとう!

賢秀) やった~! お~!

 俺が沖縄の、一番星だ~!

 ハッハッハッハ…!

清恵) あの!

 お義母さん、皆さん、私、言って

 おかないといけないことが…。

賢秀) 余計なことは言わなくていい。

清恵) もう隠し事はしたくないの。

優子) 聞いていますよ。

清恵) えっ?

優子) 清恵さんは、強くて優しくて誠実

 で、賢秀にはもったいないくらいの人っ

 て。賢秀は、昔っからわがままで、ケン

 カばかりで、欲張りで、だまされやすく

 て、だけど、本当に、心のきれいな、ま

 っ直ぐな子なんです。何より、心がすこ

 やかなんです。これから、いろんなこと

 があると思いますけど、何があっても、

 2人で力を合わせて、生きていってく

 ださい。お願いします。

清恵) ふつつか者ですが、どうぞ、

 よろしくお願いします。

暢子) 清恵さん…ありがとう!

清恵) 暢子さん…。

(拍手) 

和彦) 賢秀、よかったな。

賢秀) ありがとう!

智) おめでとうヤー!

暢子) あっ、そうだ、お祝いに、

 みんなで何か食べよう!

賢秀) おっ!

暢子) あっ、うちのお弁当が

 すぐ食べられる。

 にんじんしりしりー、おいしいよ。

賢秀) いいなあ!

 暢子のにんじんしりしりー、

 デージマーサンドー!

 あ~緊張した~!

(笑い声)

暢子) うっ…。アイヤー…。

和彦) 暢子? 暢子!?

良子) あっ、破水してる!

優子) えっ?

賢秀) 破水!? おい…。

暢子) あっ、あ~にんじんしりしりー、

 それだけ、清恵さんに。

 

**********

 

<分娩室の前>

賢秀) 落ち着け…。歌子落ち着け。

歌子) ニーニーがね。

重子) 大丈夫なの!?

 産まれたの? どうなの?

 こんな所で何してるの!

波子) 奥様落ち着いて。待っている

 に決まってるじゃないですか。

重子) あ~…。

賢秀) おばさん、落ち着いて!

暢子の声) ふぅ~!

重子) 暢子さん、ああっ…。

 しっかり!

 

**********

 

<分娩室>

暢子) ふぅ~!

医師) ほら、頑張って!

看護婦) 大丈夫ですよ。

医師) 赤ちゃんも頑張ってますよ。

暢子) ふぅ~!

医師) 息止めないで。

暢子) ふぅ~…!

 

**********

 

(廊下をウロウロ歩く和彦)

(産声)

和彦) 暢子!

賢秀) やった~!

重子) 波子さん!

波子) 奥様!

(産声)

賢秀) 万歳! 万歳! 万歳!

 暢子! おめでとう!

 

**********

 

<ちむどんどん>

智) 男の子、母子ともに健康。

矢作) よかった~。

清恵) おめでとう!

客) やった~!

(拍手)

電・智) 聞こえるか!

客) おめでとう!

(拍手)

 

**********

 

<病室>

(赤ん坊と一緒に、ベッドに寝た暢子)

暢子) うん。フフフッ。

(そばに和彦)

暢子) ん…フフッ。

 名前、どうするかね。

(手帖を出す和彦)

和彦) 健やかっていう字で、

 「健彦(たけひこ)」。

 勉強や運動ができなくても、

 お金持ちになれなくてもいい。

 ただ心のきれいな、まっすぐな

 人に育ってくれればいい。

 心が健やかなら、それで十分。

暢子) 心が健やか…健彦…。

 うん、すごくいい!

和彦) 健彦、よろしくね。

暢子) 健彦。フフフッ…。

(ちっちゃな手に触れる暢子と和彦)

暢子) フフフフッ…。

 

**********

 

知らない人で満席になったら…の約束を守る

べく、三郎&多江と、お酒を飲まされる房子。

願掛けの酒断ちも必要がなくなった…から?

40年ぶりにかつての恋人と妻の両手に花状

態で酒を飲む三郎。おっさんドリームだよね。

気持ち悪い。いや~久しぶりに飲むなら一人

の時に飲めばいいのに。願掛けならなおさら。

昔の恋人にも、妻にも、愛されちゃってる俺…

男性にありがちな妄想ドリームが気持ち悪い。

 

そして何が気持ち悪いって、極め付けはこの、

母親優子の、息子賢秀に対する認知の歪み。

 

賢秀は、昔っから
わがままで、ケンカばかりで、
欲張りで、だまされやすくて、
だけど、本当に、心のきれいな、
まっ直ぐな子なんです。
何より、心がすこやかなんです。

 

ひぇ~~~~。息子に甘いにもほどがある~。

心のきれいな、真っ直ぐな子? 何より、心が

すこやか? すこやか…とは? 考え方が正常

で偏っていない、安定していて堅実なこと、な

はずなのだけれど? 賢秀が…すこやか!?

心がすこやかな人間は万引きしないし、詐欺

もしないし、借金を踏み倒したり、妹のお金を

盗んだり、勝手に食べ物を食べたりしないよ?

つまらない見栄を張ったり嘘をつき続けない。

よりによって、賢秀を心がすこやかと言うとは。

 

健やかっていう字で、「健彦(たけひこ)」。
勉強や運動ができなくても、
お金持ちになれなくてもいい。
ただ心のきれいな、まっすぐな
人に育ってくれればいい。
心が健やかなら、それで十分。

 

優子の認知が歪みきった発言があっての、こ

の名付け。正気!? 賢秀になってもいいと?

怖い。みんな比嘉教に洗脳されてないかい?

 

暢子が破水して、比嘉家は全員病院に。いや

いやいや…歌子は残ろうよ。お店の人なんだ

から。なんで全くの他人の清恵が手伝わされ

ているのさ。比嘉家に関わるとはこういうこと。

怖いよ~。挨拶にきただけで、いきなり嫁扱い

される比嘉家怖い。賢秀なんかより、まともで

いい男は山ほどいるから! 逃げて清恵さん。

ヒロインにとって、店は繁盛、兄に結婚相手、

無事に出産と、いいこと尽くめのはずだけど、

ひたすら気持ち悪いだけだった。アキサミヨー。

 

言うに事欠いて、賢秀の心がすこやかって…。

そこが引っ掛かって、話が頭に入ってこないw

まったく描いていないのに、台詞で強引になか

ったことをあったことにすることが…多すぎる。

口先だけのすこやかさなんていらない。まず、

借金関係、金銭感覚をすこやかにしてほしい。

 

 

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