「カムカムエヴリバディ」第100回~もしかしてこれが、恐怖の大王!? | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

カムカムエヴリバディ 

第100回 第20週「1994-2001」
もしかしてこれが、恐怖の大王!?

 

 

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「日々のダダ漏れ」

 

 

ひなた) お疲れさまです。

(剥がれかけた黍之丞の

 ポスターを直すひなた)

 

Sadly, Japanese period dramas 

aren't as popular as they once were.

(悲しいことに、

 時代劇は衰退していく一方です)

 

**********

 

<商店街>

メアリー) Hi, Hinata!

 (あら! ひなたじゃない)

(振り向くひなた)

ひなた) あっ! Hi, Mary!

 (メアリー)

メアリー) It's been a while. 

  How are you doing?

 (ひさしぶりね、元気?)

ひなた) I'm fine thank you, and you?

 (元気です、そちらは?)

メアリー) I'm fine thank you.

 (元気よ ありがとう)

ひなた) Oh. It's・・・.

 (あ、それ・・・)

メアリー) Kaiten-yaki.

 I came here to buy some.

 My colleague told me 

 they' re really yummy.

 (回転焼きよ。

  同僚においしいって聞いて来たの)

ひなた) I'm glad to hear that. 

  The shop is my home.

 (それはありがとう。うちの店です)

メアリー) Really?

 (そうなの?)

ひなた) Yes. I hope you'll like them.

 (はい。気に入ってくれたら嬉しいです)

メアリー) I'm sure I will. See you around.

  (きっと気に入るわ。じゃあまた)

ひなた) Yes. 

 It was nice seeing you again.

 (さよなら。会えてよかったです)

メアリー) Hey, Hinata.

 Your English has improved a lot.

 (ひなた。すごく英語が上達したわね)

 Keep it up!

  (その調子でがんばって!)

ひなた) Thank you.

 (ありがとう)

 

But I believe.

(そやけど、私は信じてる)

Someday my English ability will bring 

Japanese period dramas back to life!

(いつか私の英語力が、時代劇を

 沈滞から救い出すって!)

 

ひなた) ただいま!

るい) お帰り。

 

**********

 

<大月家・居間>

テレビ) 「私木暮さんのことが好きです!」

テレビ) 「えっ・・・」。

(連続テレビ小説「やんちゃくれ」を

 見ている錠一郎)

るい) ジョーさん。まだそないしてんの?

 はよせんと、バス乗り遅れるで。

錠一郎) うんうん、うんうん・・・。

(スプリングコートを羽織った

 ショートカットのるい)

錠一郎) 帰ってくる頃には

 最終回かなあ。

ひなた) お父ちゃん。

錠一郎) うん?

ひなた) パスポート持った?

錠一郎) あれ・・・パスポート・・・。

るい) お母ちゃんが2冊とも持ってます。

錠一郎) あ・・・そうか。ありがとう。

ひなた) アメリカで迷子に

 ならんといてや。

錠一郎) それは大丈夫や。

 るいがいるから。

ひなた) その発想が心配や

 言うてるんやん。

錠一郎) 確かに。

 

**********

 

(大きなスーツケースを手に

 表に出るるいと錠一郎)

るい) そしたらひなた。

 悪いけどお留守番よろしくね。

ひなた) うん。会社休みの日は

 できるだけ店開けるわ。

るい) ありがとう。

ひなた) 行ってらっしゃい。

錠一郎) 行ってきます。

るい) 行ってきます。

(ハグをするるいとひなた)

ひなた) 気ぃ付けてな。

 

Mom and dad have gone to America,

hoping to see grandma again.

(お父ちゃんとお母ちゃんはアメリカに

 旅立ちました。おばあちゃんに会える

 ことを祈って)

 

**********

 

ひなた) おはようございます。

森岡) ああ、ひなたちゃん。

 おはようさん。

ひなた) 大丈夫?

森岡) えっ?

ひなた) そろそろ配達は

 しんどいんとちゃう?

森岡) なんの。注文してくれる

 ご家庭やお店がある限り、死ん

 でも、わしゃ配達やめへんで。

ひなた) 行ってらっしゃい。

森岡) ああ、ありがとう。

(森岡を見送り、店を開け、

 ラジオをつけるひなた)

ラジオ・磯村) 「さて皆さん。春ですねえ。

 しかし私はね、今年の春はどうも心が

 踊りません。なにしろ、今年は、あの

 大予言の年。7の月に、空から恐怖

 の大王が降ってくるというんですから、

 まあ怖い怖い怖い、恐ろしいですね」。

吉右衛門) ほら小夜吉。

ひなた) おはようございます。

初美) あらひなたちゃん。

 おはようさん。

吉右衛門) 小夜吉。

 おばちゃんにご挨拶は?

ひなた) おばちゃんて・・・。

小夜吉) おはようございます。

ひなた) おはよう小夜吉っちゃん。

初美) お利口さんやねえ。

小夜吉) この度のこと、回転焼き屋

 さんには、災難なこっちゃけど、

 どうかくじけずにお気張りやす。

初美・吉右衛門) えっ?

ひなた) 災難?

ラジオ・磯村) 「さあ、聴いてください。

 『だんご3兄弟』」。

(ラジオの音楽と一緒に歌う小夜吉)

小夜吉) ♪「串にささって

 だんご だんご 3つならんで

 だんご だんご しょうゆぬられて

 だんご だんご だんご3兄弟」。

(こわばった顔で回転焼きを作るひなた)

小夜吉) ♪「一番上は長男 長男 

 一番下は三男 三男 あいだにはさまれ

 次男 次男 だんご3兄弟」。

 一串に、4つのおだんごでは、

 売れへんもんやさかい、1つ減らして

 3つ、3兄弟にするだんご屋さんも、

 あるいうんやで。世も末やなあ、

 おじいちゃん。

吉右衛門) 小夜吉・・・

 何でお前はそないに賢いんや。

 ハハ・・・行こうか。

 

(回想)

テレビ) 「1999年7の月。空から、

 恐怖の大王が降ってくる」。

 

ラジオ) ♪(「だんご3兄弟」)

ひなた) これか・・・?

 これが恐怖の大王なんか・・・。

 

**********

 

<映画村>

外国人) Excuse me. (すみません)

ひなた) Yes. (はい)

外国人) Where's the haunted house.?

 (お化け屋敷はどこですか)

ひなた) It's just around that corner.

  (あの角を曲がったところです)

外国人) Thank you. (ありがとう)

ひなた) My pleasure.

 (どういたしまして)

  Have a spooky time!

 (気味悪がっていってくださいね)

外国人) We will. (うそします)

榊原) いっつもありがとう。

 ホンマに助かるわ。

ひなた) あっ、いいえ。

 けど、なかなか増えませんねえ。

 外国人のお客さん。ツアーとか

 組めるぐらいになったらええん

 ですけど。

榊原) 実はな、大月さん。

ひなた) うん?

榊原) 時代劇界に久々の

 グッドニュースや。

ひなた) えっ、何ですか?

榊原) 当分は極秘の

 情報なんやけどな。

 ハリウッドが来るんや。

ひなた) へっ?

榊原) ハリウッドのチームが、

 江戸時代の日本を舞台にした

 映画を撮るんやて。

ひなた) ええっ!

榊原) 条映もいろいろ協力する

 ことになった。まずは何人かの

 スタッフが、日本へ視察に来は

 るそうや。

ひなた) 視察?

榊原) そや。まあ、ほとんど東京

 やろけど、京都にも、時代劇の

 撮影スタジオやら、ロケ地やら、

 見に来はるらしいわ。

ひなた) ほな・・・。

榊原) もちろん通訳さんはついて

 はるけど、もし、映画村を案内す

 るいうことになったら、そん時は

 大月さん・・・。

ひなた) やります!

榊原) ハハハッ、そない言うと思た。

ひなた) いつですか?

 その視察団が来んの。

榊原) 7月や。

ひなた) えっ・・・。

(顔が曇るひなた)

ひなた) 7の月に・・・

 アメリカから視察団が・・・。

 

(回想)

テレビ) 「1999年7の月。空から、

 恐怖の大王が降ってくる・・・」。

 

ひなた) これが恐怖の大王なんか・・・?

榊原) 大月さん。

ひなた) はい!

榊原) 言うまでもあらへんけど、これは

 条映にとって、そして時代劇にとって、

 またとないチャンスや。絶対にミスしい

 ひんよう、万全の準備で臨もう。

ひなた) はい!

 

**********

 

(土管の空き地がカラオケ

 ボックスになった商店街)

ひなた) いっちゃん?

一恵) あ・・・よかった。

 お帰りひなちゃん。

ひなた) ただいま。

一恵) 来たら閉まってるから、

 どないしよ思うてたん。

ひなた) ああごめんごめん。

 どないしたん?

 

**********

 

<ひなたの部屋>

ひなた) はい。残りもんで悪いけど、

 あっためたから。

一恵) ありがとう。

ひなた) それで? 何かあった?

一恵) ひなちゃん。

 私、いつまでほっとかれんのやろ。

ひなた) えっ?

一恵) 榊原さんに。

ひなた) あんまり会うてへんの?

一恵) あんまりどころか全然。

ひなた) そうなんや・・・。

一恵) 大体、私らホンマに

 つきおうてんのやろか。

ひなた) えっ?

一恵) 榊原さんが失恋しはって。

 私がお茶に誘って。そしたら、

 お礼や言うて映画に誘てくれて。

 そのあとごはん食べに行って。

 「今度、嵐山行かへん?」言うて。

 それから、誕生日とか、

 クリスマスとか、イベントごとは

 一緒に過ごして・・・。

ひなた) いやいやいや、

 それ完全につきおうてるて。

一恵) けど・・・言葉にして言うて

 もろたことあらへん。

ひなた) その手のことには、

 口下手なタイプちゃう?

一恵) 私、もう34え!

ひなた) 知ってます。

 同い年やし。

一恵) 何なん? あいつ。

 なあひなちゃん。

 あいつ何考えてんの?

 もしかして、すみれさんのこと

 忘れられへんわけ?

ひなた) いや、それはない思うけど。

一恵) 榊原さん言うてはった。

 すみれさんが結婚しはった時。

 

(回想)

榊原) 僕は満足なんや。すみれさんが

 機嫌よう笑てくれてはったら。それが

 僕の、すみれさんを思う気持ちや。

 

一恵) それ聞いて、私思たん。

 あほな人やなあって。あほやけど、

 すてきな人やなあって。けど・・・

 きっと、私にはそんなふうに思て

 くれてへん。

ひなた) いっちゃん・・・。

一恵) フフフ・・・。ごめん。

 ひなちゃんにぶつけてしもて。

 

**********

 

<撮影所>

榊原) よいしょ・・・。

ひなた) 榊原さん。

榊原) うわっ!

ひなた) ちょっとお話が。

榊原) 何?

ひなた) いっちゃんのことで。

 今晩、うちいりに行ってください。

 いっちゃんにも行くように言うて

 ありますから。

榊原) ごめん。今夜中にこの

 資料、作ってしまいたいさかい。

ひなた) 榊原さん!

 いっちゃんって、小さい時から

 しっかりもんなんです。いっつ

 も私の世話焼いてくれて・・・。

 

(回想)

ひなた) 面目ねえ。

一恵) ほらやろ。

 手伝うてあげるさかい。

 

(回想)

ひなた) どないしょう・・・

 間に合わへん・・・。

一恵) ほら、はよしい。

 手伝ったげるさかい。

ひなた) ありがとう・・・。

 

ひなた) 初めてなんです。

 いっちゃんが、あないに不安

 そうな顔して、私を頼ってくる

 やなんて。そやから・・・。

 

**********

 

<蕎麦屋・うちいり>

店員) いらっしゃいませ。

 お好きな席にどうぞ。

(テーブル席につく榊原)

すみれ) あら、榊原じゃない。

榊原) すみれさん!

すみれ) フフ。

 

**********

 

<大月家>

ひなた) 頂きます。

(テレビをつけ、自分で作った

 きつねうどんを食べるひなた)

テレビ・すみれ) 「え~この度は・・・」。

ひなた) うん? すみれさん?

テレビ・すみれ) 「え~私、

 美咲すみれと、星川凛太朗さんは、

 離婚する運びとなりました」。

ひなた) ん~!?

テレビ) 「離婚届の提出は、

 いつでしょうか?」

テレビ) 「今朝星川さんが

 出されたと・・・」。

 

**********

 

<うちいり>

すみれ) 破天荒のやつがさあ、

 全然破天荒じゃなかったのよ。

 あいつのドラマがね、「破天荒将軍」

 が終わった時に、言われたわけ。

 そろそろ、「水無月ぼたん」のシリー

 ズもやめてくれないか。家事に専念

 してくれないかって。「水無月ぼたん」

 のシリーズが絶好調の時によ?

 どっからどう見たって、

 ジェラシーじゃない?

榊原) あっ、はい。そうですね。

すみれ) ねっ焼きみそ切れてるわよ。

榊原) すんません。

店員) はい。

榊原) 焼きみそ一つ。

店員) 少々お待ちください。

すみれ) あれ? あんた

 全然飲んでないわね。

榊原) あっ、いや、ちょっと、今は・・・。

すみれ) 榊原にしとけばよかったなあ。

榊原) えっ!?

すみれ) ヘヘッ・・・あんただもんね、

 私を復活させてくれたの。

榊原) いえ。それは監督さんらの

 力であって、僕は何も。

すみれ) フフッ、そういう謙虚なとこも、

 破天荒とは大違い!

 美咲すみれ、一生の不覚。

(榊原の肩にもたれるすみれ)

すみれ) あんたにしとけばよかった。

(寝てしまうすみれ)

榊原) いや・・・あの~・・・。

 

**********

 

<大月家>

テレビ・すみれ) 「この度は、お騒がせ

 して申し訳ありませんでした」。

ひなた) 何か・・・胸騒ぎがする

 のはなぜだろう・・・。

テレビ・すみれ) 「星川さんには

 本当に感謝していますし・・・」。

 

**********

 

<うちいり>

店員) 焼きみそです。

榊原) あっ、すんません。

 ありがとうございます。

(「うちいり」に入る一恵)

(榊原とすみれを見る一恵)

 

**********

 

<大月家>

ひなた) もしかして・・・もしかして・・・

 もしかしてこれが、恐怖の大王!?

 

**********

 

ひえ~~~時の流れが進む進む。行くと

分かっていたけれど、思った以上にあっさ

りアメリカへ行ってしまったるいと錠一郎。

4年以上経ってるし、きっと何らかの確か

な情報が手に入ったんだろうね。お金も♪

安子につながる情報は、まだ出せないと

いうか、視聴者にはおあずけということか。

「やんちゃくれ」を見ていたジョーの発言か

ら、帰ってくるのは4月の頭頃?(「やんち

ゃくれ」の最終回は4月3日らしいので~)

 

そして時代は、めぐるよめぐる。吉右衛門

の子供の頃そっくりの小夜吉君、およげ!

たいやきくんの悲劇再びのだんご3兄弟。

一恵ちゃんと榊原は付き合っているようだ

けれど・・・34までほっとくんかい!問題w

五十嵐といい榊原といい、映画村関係の

男は彼女を待たせすぎ。大人なのに~!

あのしっかり者の一恵がうっかり者のひな

たに頼るなんて、かなりヤバい精神状態。

 

あんたにしとけばよかった。

 

うわぁああああ。腐っても鯛、いや女優・・・。

しかも、ずっと好きだった、あこがれの女優。

こんなセリフを2度も言われて肩にもたれか

かられたらもう・・・って思っちゃうじゃないか。

でもね、すみれの相手をしながら、榊原さん

はずっと店の入り口を気にしていたのよね。

ずっと一恵が来る事を意識はしていたのだ。

絶対誤解されるっていう場面で、はいしっか

り誤解しました~って顔の一恵ちゃん。さあ

どうする榊原~! 男を見せてくれ榊原~!

 

ひなたの恐怖の大王は、「だんご3兄弟」な

のか、「ハリウッドの視察団」なのか、「美咲

すみれ」なのか・・・。いやいや違うだろ~w

そういえば、昔流行った「恐怖の味噌汁」話

って、今でも通じるのか!? 今日麩の・・・。

浦島太郎のたまて箱を開けてしまったかの

ように、時が高速で過ぎそうで怖いこの頃。

 

 

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