「おかえりモネ」第107回~悪ぐなる予測ばっかりされでも困んのよ | 日々のダダ漏れ

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「おかえりモネ」 第107
第22週 「嵐の気仙沼」
悪ぐなる予測ばっかりされでも困んのよ

 

 

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<漁協・事務所>

亮) 俺、稼ぎたいんです。

滋郎) おめえには、船、

 買わせでやりでえげっどな。

男性) 亮のためなら、

 マグロ狙ってみっか?

 正月は休みでえげど。

(笑い声)

亮) ありがとうございます。

 お願いします!

男性) フフ、いがったな?

男性) はあいがった。

(笑い声)

男性) んでまず、こんなどごで。

一同) はい。

男性) ご苦労さん。

男性) ご苦労さん。

男性) はいどうも。

男性) 頑張ってな。

亮) はい!

(入り口に百音)

百音) こんにちは。

男性) あらこんにちは。

百音) こんにちは。あ・・・。

男性) お客さんだよ。

滋郎) ん?

 あららら、待だせで悪いね。

百音) いえいえ、お時間頂いて

 すいません。

滋郎) いがすいがす。入らいん。

百音) あっ、すいません、

 失礼します。

 

**********

 

百音) 海が変わってきているというの

 は、実際考えられることで、皆さんが

 操業している海域のことも、詳しく解

 析できますし・・・。

滋郎) うん。

 

百音は、少しでも仕事につなげたいと、

滋郎さんがいる漁協に、気象情報サー

ビスの、売り込みに来ていました。

 

百音) 冷たい海流の、親潮が南下し

 づらくなってることが、原因の一つで

 はないかと。

滋郎) うん。分がった。

 んでも、どうなの?何年がしたら、

 元に戻るっつうごどはねえの?

百音) 海水温の上昇は、続くと思い

 ます。ああ・・・なので、今後も船が

 遠くの漁場に出向かなければなら

 なくなることは、多いと思います。

男性) あのね、悪ぐなる予測

 ばっかりされでも困んのよ。

百音) そうですよね。

滋郎) いやうぢもさ、それなりに、

 何、新しい・・・何だ? 気象情報

 サービス? これ使ってんのよ。

百音) はい。あのでも、こちら、個別で、

 対応できますし、こういったサービスよ

 りも早く情報がお伝えできるかと・・・。

滋郎) んだがらね、何回も言ってんだ

 げんどもね、あの漁師っつうのはさ、

 自分の経験ど、勘で仕事すんのさ。

百音) はい。

滋郎) だがらね、悪いけっども、はい。

 悪いね、持って帰って。よいしょ。

(離れて見ている亮)

百音) あの、また、

 よろしくお願いします。

滋郎) はいありがとね、どうも。

百音) 失礼しました。

 

**********

 

遠藤) というわげで、今日もあっと

 いう間にお時間となりました。

三生) はい。

遠藤) 三生君、今日でほれ、

 ラジオ始めて、1か月だげんど、

 どうですか?

三生) 町の人たちから声をかけて

 いただけるようになりました。

遠藤) いがったね。

三生) はい。

 それでは、今日はこの辺で。

 皆様このあとも、仏様のような

 心持ちで、過ごしましょう。

 午後5時からは、

 天気予報の時間です。

 

**********

 

悠人) お疲れさま。

百音) あっ、お疲れさま。

悠人) お疲れさま。三生のラジオ、

 市役所でも評判いいよ。

三生) え? まいったな~

 人気者になっちゃうな。

悠人) 人気者な。

 あっモネ。

百音) ん?

悠人) これなんだけど・・・。

(ツアーの提案書を出す)

悠人) 悪いけど・・・。

百音) 大丈夫。民間の旅行会社

 さんにも持ってくつもりだから。

悠人) うん。

百音) うん。

 何やってんのって思うよね。

悠人) いや・・・。

三生) うん。

 俺もちょっと思わなくはないな。

 モネは、東京いた方がよかった

 んじゃないのって。

悠人) 三生。

三生) ごめんな。

 でも、俺は寺、悠人は市役所、

 りょーちんは漁師、みーちゃんは

 水産試験場。言い方悪いけど、

 そういう仕事じゃないと、なかなか

 認めてもらえないっていうのは、

 あんだよ。俺がみんなにかわいが

 られてんのは、俺が寺の副住職

 だからだよ。

百音) 三生は、三生だからだよ。

 

**********

 

電・サヤカ) なるほど。

 早速、空回りしてんのね。

電・百音) はい。

電・サヤカ) 100年早い。

電・百音) え?

電・サヤカ) 私が、何年かげで、こごの人

 だぢに、認められできたど思ってんの。

電・百音) すいません。

電・サヤカ) モネだって似だようなごどは

 やってきたじゃないの。毎日毎日、決ま

 った時間に、天気予報を伝えできたの

 は、ただ単にお天気を伝えるためだげ

 じゃないでしょ?

電・百音) この人の言うことなら、

 信じようって思ってもらえるように・・・。

電・サヤカ) そうよ。認められるっていう

 のはね、信用されるってごど。まだ

 ほんの、ひとつきやそごらで、甘いよ。

電・百音) ありがとうございます。

電・サヤカ) ん? プレゼントもらったのは、

 私よ? フフフフフ。

 

**********

 

<市民プラザ>

百音) 相談に来てくださったんですか?

 ありがとうございます。

 あっじゃあ、えっと・・・どうぞ、そちらへ。

 何でも聞いてください。わかることなら

 何でもお答えしますので。

村越) はい。あの・・・うぢ、石月町で

 ホウレンソウどネギ作ってる、農家

 なんですけど・・・。

百音) はい。

村越) こごんどごろ、

 畑に雨が降んないんですよ。

百音) はあ・・・はい。

村越) こご数年、うぢの周り、

 雨の量が極端に少ないんです。

 それで、用水路がら水引いだりして、

 苦労が多くて。出来も悪いんです。

 何が原因があんなら、教えでもらい

 だいです。

百音) ああ、そうですね・・・。

 地形の、問題とかかもしれません。

 このあと実際に、畑を見に伺って

 もいいですか?

村越) はい。

百音) ありがとうございます。

 

**********

 

<クリスマスイブの喫茶店シベリア>

(テーブル席に未知)

亮) ごめん、遅れた。

未知) ううん。

 

**********

 

<一時間後>

未知) そっか、確かにマグロなら、

 初売りでご祝儀がつけば、少しま

 とまった金額にはなるかもね。

亮) 親方、俺が船買おうとしてんの

 知ってっから。何だかんだ優しいよ、

 みんな。

未知) じゃあ、うまくいけば、

 来月には船・・・。

亮) 俺が船主さんとか似合わない?

未知) そんなごどない。

亮) おやじみたいな、

 豪快な柄じゃないからな、俺。

未知) ちゃんと、海の男に見えるよ。

(小さく微笑む亮)

亮) みーちゃん。

 もう遅いから、送るよ。

未知) うん。

 

**********

 

<Weather Experts 気仙沼営業所>

 

百音は、相談を受けた農家さんが

住む地域の、雨量が少ないことに

ついて、解決策が見つけられずに

いました。

 

(ノック)

百音) みーちゃん。どしたの?

 今日遅くなるって・・・。

未知) 遅くなんないよ、定時だよ。

 いつもどおりだよ、亮君は。

 

**********

 

百音) よし、じゃあ、帰ろう。

未知) お姉ちゃん。

 話してみてくれない?

百音) ん?

未知) 新次さんのごどとか、船、

 買って、これからどうしたいとか。

 誰と一緒にとか・・・。亮君、

 お姉ちゃんになら話すと思う。

百音) 何言ってんの。

未知) 向こうだって、それなりに、

 私のごど思ってくれてると思う。

 でも・・・最後、

 どうしても踏み込めない。

 踏み込ませてもらえない。

百音) それでも、みーちゃんは

 離れなかったでしょ?

 何もできなくても、離れずに、

 ただ、ずっとそばにいるって、

 本当にすごいことなんだよ。

未知) うん。

 

**********

 

<永浦家>

(部屋で、ベッドに寝転んだ未知)

(パソコンの画面には、東京国際

 海洋大学の、入試出願のページ)

(スマホを手に取り、

 亮に電話をかける未知)

 

**********

 

<朝・市民プラザ。

百音) これが、近くの観測点のデータで

 す。確かに、3年前から、雨量が減って

 きていて、特に、秋から、冬にかけては

 8割以下になってます。あの・・・その原

 因として、同じ頃、風向きの傾向も変わ

 ってきています。お住まいの石月町の

 地形から見て、この、風向きの変化が、

 雨の降り方に影響している可能性が、

 高いのではないかと。

村越) それで結局、この雨が少ない

 状態は、ずっと続ぐの?

 それとも、前のように戻んの?

百音) すぐに、前のように戻るとは、

 考えづらいです。

村越) 戻んないの?

百音) 自然が相手ですから、

 絶対ということはないんですが・・・。

村越) これ、相談料って要んの?

百音) いえ、結構です。

(お辞儀をし、去って行く女性)

 

**********

 

<夜>

(営業所で帰り支度をする百音)

 

(回想)

男性) あのね、悪ぐなる予測

 ばっかりされでも困んのよ。

 

(回想)

村越) この雨が少ない状態は、

 ずっと続ぐの? 戻んないの?

 

(着信画面に「菅波先生」の表示)

(伸ばそうとした手を止める)

(画面の明かりが消える)

(スマホを見つめる百音)

 

**********

 

モネ~! サヤカさんに電話するのもいいけど、

一応まだ社員なんだから、朝岡さんに電話して

相談してみようよ~! 困った時は上司に相談。

こんな時こそ、仲間に助けてって言わないと~。

サヤカさんの言うとおり空回っている百音の図。

 

認められるっていうのはね、

信用されるってごど。まだほんの、

ひとつきやそごらで、甘いよ。

 

三生の言うとおり、バックボーンは大事。信用さ

れる仕事っていうのはある。テレビで天気予報

はおなじみでも、気象予報士という仕事を地方

に根付かせるには、まだまだなじみがないよね。

気象情報、気象予報にお金を出せるかと言わ

れれば、無料の予報でいいやって思うかも・・・。

 

クリスマスイブに定時で帰されてしまう未知・・・。

切ないなあ・・・。ちょっとは期待しちゃうよね~。

 

未知) 向こうだって、それなりに、
 私のごど思ってくれてると思う。
 でも・・・最後、
 どうしても踏み込めない。
 踏み込ませてもらえない。
百音) それでも、みーちゃんは
 離れなかったでしょ?
 何もできなくても、離れずに、
 ただ、ずっとそばにいるって、
 本当にすごいことなんだよ。

 

それなりに~の中身がね、問題で。離れずにそ

ばにいてくれることのありがたさを感じていてく

れていればいいんだけど・・・。スーちゃんだった

ら、亮を呼び出して締め上げてくれるだろうにw

 

悪ぐなる予測ばっかり

されでも困んのよ。

 

未来は知りたいけど、危機管理も大事だけれど、

どうせなら、良くなることを聞きたいよね。明るい

未来の話が聞きたい。悪くなることは分かった。

だとしても、どこかに希望の光を見つけたい、と

思ってしまうよ。欲しいのは、明るいアドバイス。

とはいえ、そのバランスは難しいよね~本当に。

 

菅波からの電話に、出ない百音。強いな、百音。

先生も、頼ってもらえたら嬉しいと思うんだけど。

クリスマスイブに、甘えられない永浦姉妹の巻。

 

 

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