「おかえりモネ」 第80回
第16週 「若き者たち」
どうしたの？
※無断転載対策のため、不本意ですが、
しばらく、注意喚起させていただきます。
こちらの記事は、「日々のダダ漏れ」 の
記事です。ご覧になっているブログ名が
「日々のダダ漏れ」、以外のブログ名は、
記事を無断転載しているブログです！！
↓ オリジナルのブログはこちらです♪
亮） 分かってんでしょ。
（亮を見つめる百音）
百音）
私はりょーちんのこと、かわいそう
とか、絶対に思いたくない。
亮） それでもいい。
（顔を近づける亮）
百音） これで救われる？
（まっすぐ亮を見る百音）
亮） 怖え。
ごめん。俺そもそも誰かを好きとか、
そういうのもういいんだった。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
未知） お姉ちゃんは、
正しいけど冷たいよ。
私がそばにいる。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
（FAXを見ながら電話している龍己）
電・龍己） 「殻付き、30個、むき身2ｋｇ」。
これ発送は、明日になっけどね。
電・ｻﾔｶ） ああ大丈夫です。すみませんね、
急にお願いしちゃって。知り合いがね、店
をオープンすんのに、目玉が欲しいって。
何がいい食材ないがって言うがら。
電・龍己） いや、ありがたいですよ。
うん、あの、いいの選んで送りますから。
電・ｻﾔｶ） はいお願いします。
電・龍己） はいでは。
電・ｻﾔｶ） あっ、龍己さん。元気？
電・龍己） え？ どういう意味です？
電・ｻﾔｶ） う～ん、何か、疲れでるみだい、
声が。年も年だし、こういう不安は的中
すっとやだから。
電・龍己） ハハ、あんだね、
人を弱ったように言うなよ。
え～？ へへ、絶好調ですよ！
電・ｻﾔｶ） ハハハハ、ならいいですけど。
電・龍己） いや～実を言いますとね、
今日は、ちょっと疲れでる。
電・ｻﾔｶ） 何が、ありました？
電・龍己） 若いもんだぢがね、
いろいろど、苦しんでいで。
電・ｻﾔｶ） ええ。
電・龍己） いや～若いっつっても、50ぐ
らいのもう若ぐねえ連中もいっけどさ。
何だがね、何にもしてやれねえなあど、
思ってさ。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
＜仮設住宅・及川家の表＞
耕治） 一人で、大丈夫が？
新次） うるせえよ。
亜哉子さん、すみません、
ありがとうございました。
亜哉子） いえ、また来ますね。
新次） はい。
耕治） じゃあね。
新次） おう。
耕治） 行ぐが。
新次） 耕治。亮が帰ってきたら、
どうするかちゃんと話す。
（頷き、微笑む耕治）
（穏やかな顔で2人を見送る新次）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
電・ｻﾔｶ） あのね、龍己さん。
電・龍己） え？
電・ｻﾔｶ） 私たぢが、やれるごどなんて、
あど、一づぐらいですよ。最後まで、
かっこぐ生ぎでやりましょうよ。
かなわねえなって、フフフ･･･思われ
るぐらい。そうしたら、子供だぢも、
生ぎんの楽しぐなるでしょう？
電・龍己） ハハハハ、いや～
大した人だね、あんだは。
（笑い声）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
＜汐見湯＞
悠人） 東京もいいどごだね。
三生） うん、楽しかった。
明日美） じゃあ、ここで。またね。
百音） また。
悠人） うん、じゃあね。
亮） 大丈夫だから。
百音） うん。
（百音に微笑む亮）
三生） じゃあな。
明日美） おう！ じゃあね！
亮） ありがとね。
悠人） じゃあね。
明日美） 元気でね。
気を付けて帰れよ～。
（未知と目を合わせ、頷く百音）
百音） 気を付けて。
明日美） バイバ～イ。
はあ･･･行ったね。
百音） だね。
フフフ･･･ありがとね。
明日美） ううん。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
＜午前三時過ぎ・Jテレ気象班＞
（百音が、資料にチェックをしている）
野坂） 永浦さんおはよう。
百音） おはようございます。
内田） 早いね。
百音） そうですか？
いつも通りですけど。
莉子） まあね、私生活順調だと、
仕事もやる気出るよね。
百音） ん？
莉子） ううん。
ああ、データ。昨日データ、
菅波先生にもらったから。
百音） すいませんメール来てたの
気付いてなくて･･･。
野坂） ああいいの、
あれ週明けでもよかったから。
百音） ああそうですか。よかった･･･。
（百音を見ている内田）
野坂） 内田君。
内田） いや、妄想とかは、
してないですよ？
沢渡） すいません、今日ちょっと１本
こっちのネタ飛ぶんで、オーダー変
わりそうなんすけど。
莉子） 原稿ならすぐ変更します。
沢渡） 助かる。でも、編成が、空いた
時間に地域ニュース入れるか、気象
で埋めるか、もめてるんすよ。
誰か来てもらえませんかね？
野坂） ああ内田君、
内田） え？
野坂） 早く。
内田） ああ行きます。
気象の方伸ばす可能性もあるから、
中継ネタ考えておいて。
百音） 分かりました。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
＜汐見湯・コインランドリー＞
（スマホを手に、
百音が一人で座っている）
ﾒｰﾙ・未知） 「送るの忘れてた！
お似合いだね」。
（菅波と百音のツーショット写真）
菅波） ああ、こっちにいましたか。
百音） あっ。
菅波） ん？
百音） あっ、いえ･･･。
（スマホの画面を消す百音）
百音） 昨日は、
本当にすいませんでした。
菅波） もう、いいですよ。
皆さん大丈夫でしたか
百音） はい。
菅波） ならよかった。
百音） 先生今日は、
洗濯じゃないですよね･･･。
菅波） あなたに、
会いに来たんですけど。
百音） え。
菅波） これでも、動揺してるんですよ、
昨日から。座ってもいいですか。
百音） はい。
（少し離れて座る菅波）
百音） 先生？
菅波） すいません、
どう言えばいいか、考えてて。
妹さんに会って、幼なじみの、あの、
彼に会って･･･。あっ、誤解しないで
ください。嫉妬とか、そういうレベル
の話じゃなくて、もっと･･･あの･･･
いや、違う、あの･･･。
前に、話してくれましたよね。
あなたが、妹さんに言われたこと。
（回想）
百音） 妹に言われたんです。
「お姉ちゃん、
津波見てないもんね」って。
百音） あ･･･。
菅波） すいません、思い出さして。
百音） いえ･･･。
菅波） あなたがずっと抱えてきたことを、
僕が正確に理解して、受け止められる
とは思わない。ただ、登米に行って、あ
なたに会って、僕は自分が少し、変わ
ったと思っています。今なら、少しは受
け止められる。いや･･･受け止めたい。
だから何かあれば、多少は、頼りにし
てください。
百音） はい。
菅波） 以上です、じゃあ。
百音） え･･･。
菅波） このあと、当直なんです。
百音） ああ待って。あの･･･。
菅波） はい。
百音） あの･･･えっと･･･。
あっ、これ食べてください、
あの、当直の前に。
（ずんだ餅を差し出す百音）
百音） 要らないですよね。
菅波） ああ、いや･･･いただきます。
（菅波に近づく百音）
菅波） あの、僕は、大学病院は
離れようかと思っています。
百音） え？
菅波） 登米の診療所に専念しようかと。
あ･･･少し前から思ってて、あなたに、
相談しようと思っていたんですが･･･。
え･･･。
（菅波の手を握り、俯いている百音）
菅波） 永浦さん。
百音） 違う。違う。あの、先生が、どこ
で仕事してても、それは、いいです。
どこへ行っても、応援します。でも･･･。
菅波） どうしたの？
百音） 私も、言われたんです。
私は、正しいけど、冷たいって。
菅波） ･･････。
百音） 彼は･･･何でもいいから、今だけ
でいいから、助けてくれって、私に、
すがったんだと思います。でも、応え
ることができなくて。なのに･･･。
（涙をこらえる百音）
百音） 私は、先生が、目の前からいなく
なっちゃうの、やだって思ってるんです。
すいません。
（手を離す百音）
（百音を抱きしめる菅波）
菅波） あなたの痛みは、
僕には分かりません。
でも、分かりたいと思っています。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
菅波先生は、ず～っと、百音の痛みを、見
えない痛みを、考え続けていたんだね～。
気が付いてやれなかった痛みを、分かって
あげたいと、受け止めてあげたいと。どうし
てあげればいいのかと、考えていたんだね。
ずっと、菅波は百音の精神状態を心配して
いて･･･嫉妬とか、そういう動揺ではなくて、
今度こそ、しっかりと、百音を自分が支えて
あげなければ、いや、支えたいと、そのこと
だけに集中していたんだなあと。偶然を装
わず、ちゃんと、百音に会いに来たと言うし。
ホント、変わったよね。いい感じに変わった。
今までなら、距離を置いてきたことを、心の
ままにちゃんと関わろうと覚悟をしたんだね。
あなたがずっと抱えてきたことを、
僕が正確に理解して、
受け止められるとは思わない。
ただ、登米に行って、
あなたに会って、
僕は自分が少し、
変わったと思っています。
今なら、少しは受け止められる。
いや･･･受け止めたい。
だから何かあれば、
多少は、頼りにしてください。
バカがつくほど誠実で、謙虚な菅波に萌え。
今までの菅波を思えばかな～り頑張った！
とはいえ、ここで帰ろうとする菅波マジ菅波。
ずんだ餅で引き止める百音。可愛すぎるぞ。
そして･･心のまま、菅波の手に触れる百音。
大切な、大切なものに、そっと触れるように。
違う。違う。あの、先生が、どこで
仕事してても、それは、いいです。
どこへ行っても、応援します。でも･･･。
ここにきて、ついに菅波の敬語の壁が崩壊。
どうしたの？
今までならどうしました？って言ってるはず。
心のまま、菅波もより百音に近づいた瞬間。
もうずっと、丁寧すぎるほど丁寧だっただけ
に、ちょっと砕けただけで、この破壊力･･･ｗ
私も、言われたんです。
私は、正しいけど、冷たいって。
彼は･･･何でもいいから、
今だけでいいから、助けてくれって、
私に、すがったんだと思います。
でも、応えることができなくて。
なのに･･･。
私は、先生が、
目の前からいなくなっちゃうの、
やだって思ってるんです。
すいません。
もう～～～真面目か！ 真面目がすぎるよ。
亮に応えられない問題と、百音と先生の話
は全く別だから。まぜるな危険！だから～。
あ～もう～辛抱たまらん、愛おしすぎる～！
･･･って、なるよね、そりゃここで抱きしめな
かったら張り倒す案件だわ。よくやった菅波。
それでもまだガシッといかないのが、らしさ
というか･･･丸めた指先がもう～じれったい。
あなたの痛みは、
僕には分かりません。
でも、分かりたいと思っています。
早く互いに好きと言ってやれ！ 好きと言っ
てないことが、互いを遠慮させてるんだか
ら。真面目すぎて、誠実すぎて謙虚すぎて、
もうもうもう～！ そこが好きなんだけどさｗ
りょーちんも心配だけど、彼の問題は新次
さえちゃんとしてくれれば、いずれ落ち着く
と思うから。とにかくみんな、まだ若いしね。
いろんなことを決めつけるには、早すぎる。
とりあえず･･･ここまで焦らされた視聴者と
しては、菅波＆百音タイムを堪能したい♪
甘くないだろうけど、ちょっとぐらいはね～。
「おかえりモネ」関連ブログはこちらから↓
ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪
にほんブログ村
にほんブログ村
☆「Bloomee LIFE」の「500円コース」の体験はこちら↓
「Bloomee LIFE」ポストにお花が届く新体験！お花の定期便