「おかえりモネ」第76回~何か、空気感じませんでした? | 日々のダダ漏れ

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「おかえりモネ」 第76
第16週 「若き者たち」
何か、空気感じませんでした?

 

 

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電・百音) どうかしたの?

電・未知) りょーちん何かあったの?

電・亜哉子) 亮君、

 船に戻ってないらしいの。

電・百音・未知) え・・・。

 

(回想)

フミエ) 美波の、ごどでね。

新次) 美波が死んだって、

 俺が決めんですか。

 

(回想)

新次) 離せ!

耕治) ちょ・・・どうした!

 大丈夫ですから、離してやって・・・。

(蹴飛ばされる耕治)

亜哉子) あ~!

新次) 飲んだよ! 

 飲んで悪いがこの野郎。

 あのハンコ押したら、

 俺がこの手で、美波をな!

 

電・亜哉子) 警察から、亮君にも、

 連絡入ったらしいんだけど・・・。

 

**********

 

電・亮) 俺、

 もう全部やめてもいいかな。

 俺やっぱ、

 モネしか言える相手いない。

(スピーカーホンで電話を

 聞いている百音と未知)

百音) みーちゃんだいじょう・・・。

(百音の手をよける未知)

未知) 何で。りょーちん、

 ずっと頑張ってきたじゃん。

 高校卒業して、すぐ漁師になって。

 新次さんの代わりにずっとずっと

 頑張ってきたじゃん!

 なのに何で・・・。何でいつまでも、

 しんどい思いしなぎゃなんないの。

 もう、気持ちボロボロだよ。

 逃げたいんだよ本当は。

 でも逃げらんないじゃん!

 何でお姉ちゃんなの。

(ハンガーに掛けた買ったばかりの服)

 

(回想)

亮) かわいいね。

 たまにはいいじゃない。

 そういう格好も。

 

(百音に服を投げつける未知)

(投げつけられたまま動けない百音)

 

**********

 

(ノック)

明日美) どうしたの?

(出て行く未知)

明日美) みーちゃん?

 何かあった?

 けんか? 珍しいね。

百音) スーちゃんも、

 ちょっといいかな。

明日美) 何・・・怖いな。

百音) りょーちんが、船乗ってない。

明日美) え・・・。

 

**********

 

<風呂場から明かりの漏れる1階の食堂>

(亮が座っていた椅子を

 ぼんやり見ている未知)

 

(回想)

亮) まあ、たまにはいいじゃない。

 そういう格好も。

 

(椅子に座る未知)

 

**********

 

<百音の部屋>

明日美) そっか・・・

 新次さんまた飲んじゃったんだ。

百音) でもそうなるのも分かる。

明日美) りょーちんつらいね。

百音) 捜さないと。

明日美) あっ、

 三生たちにも連絡してみる。

 2人当てにして仙台に行くって

 こともあるし。

百音) そうだね。

明日美) うん。

百音) ごめんちょっと、

 先にみーちゃん見てくる。

(出て行く百音)

(洋服を拾う明日美)

明日美) ああ・・・。

 

**********

 

(1階の食堂に下りる百音)

(椅子に座り、ぼんやり床を見てる未知)

(風呂場を洗う音)

(明かりのもれる風呂場の窓に

 目をやる2人)

(百音に気付き、視線を外す未知)

未知) 帰らなぎゃ。

 カキ、水揚げしなぎゃいけない棚

 がたまってるし、検討会の報告書

 もまとめないと・・・。

百音) みーちゃん。

(一瞬ためらい、

 そっと未知の腕に触れる百音)

 

**********

 

<気仙沼>

電・亜哉子) あっ、モネ?

 今警察から帰ってきたとこなんだけど、

 おじいちゃんとこに、今漁協から連絡

 があって。亮君本人から、出航に遅刻

 して、申し訳ありませんでしたって。

 うん、これから新宿行って、高速バス

 でこっちに戻るって。すみませんでし

 たって、謝ってたって。

電・百音) そっか・・・。

電・明日美) りょーちんが、

 言ったんですか? 戻るって。

電・亜哉子) ああ、スーちゃん? うん、

 朝になって、あちこち連絡してたみたい。

電・明日美) そうですか・・・。

電・亜哉子) りょーちん、真面目だから。

 結局ちゃ~んとしちゃってるのよね。

(スピーカーホンで話す、

 亜哉子と百音と明日美)

電・百音) お母さん。りょーちん

 何時のバス乗るとか言ってた?

電・亜哉子) ううん、そこまでは・・・。

 何で?

電・百音) もう一日だけ、

 休ませてあげられないかな。

電・亜哉子) ああ・・・ああ、そうね。

 

**********

 

(支度をする百音)

(ノック)

明日美) モネ、早く。

百音) ああうん。

菜津) あっ、お友達連絡取れたの?

 よかったね。

百音) すいませんお騒がせして。

明日美) あっ、

 りょーちんから返事来た。

 「親方こええからソッコー帰る」

 って・・・。駄目だ、バス乗る気だよ。

 ちょっと待って待って待って・・・。

 ああもう、何で電話出ないの。

 電車の中? もう面倒くさいな!

 あっ、でもまず、あれか。

百音) ん?

明日美) どこにいるか聞かなきゃだよね。

百音) ああ・・・

 あっ、バスターミナルで捕まえよう。

 新宿・・・8時20分発だったよね?

明日美) じゃあもう行こ!

百音) うん。

明日美) 待ってスーちゃん、お仕事は?

百音) あっ。

明日美) あっ、今日にち・・・。

 ああ・・・休みます! 有給使います!

百音) すいません菜津さん。またここに

 連れてきちゃうと思うんですけど・・・。

菜津) ああいいのよ、いくらでもいて。

明日美) みーちゃん行こ。

(椅子に座った未知)

明日美) みーちゃん?

未知) ごめんなさい、

 私行かないです。

明日美) 何で・・・。

未知) りょーちんが来てもらい

 たいのは、お姉ちゃんだから。

明日美) みーちゃんさ、

 そんなの、分かってるよ。

 こういう時、りょーちんが

 本音言うのはモネだよ。

 昔からそうじゃん。

 何だろうね、そういう関係。

 むかついた時期もあったけど。

 モネ、行ってきてよ。

 私とか行くとさ、りょーちん、逆に

 笑ってさっさとバス乗っちゃうかも。

 あいつは、ね、かっこつけるからね。

 私や、みーちゃんには。

(未知を見る百音)

(椅子に座り、俯いている未知)

明日美) りょーちん・・・

 バス乗せないで。

(百音を見る明日美)

百音) 絶対連れてくる。

(出て行く百音)

(俯いたまま、動かない未知)

 

**********

 

<気仙沼・仮設住宅>

亜哉子) 体、大丈夫ですか?

新次) すいません。

亜哉子) 薬、こんな時におせっかい

 ですけど・・・のみましょう。

耕治) お前さ、

 父親としてそれでいいのが?

亜哉子) 耕治さん。

耕治) 亮のごども、考えでやれよ。

 

**********

 

<汐見湯>

(戸が開く音)

菅波) おはようございます。

明日美) え・・・先生。

菜津) おはようございます。

明日美) あっ・・・あの、もしかして、

 連絡いってないですか?

菅波) 連絡・・・いや。

未知) すいません、姉はいません。

 出かけました。

菜津) ああ・・・。

明日美) そうなんです。

 あの、実は昨日、ちょっと・・・。

未知) 昨日会いましたよね? 

 こごで。地元の。島の。

 姉はあの人のところに行きました。

明日美) みーちゃん?

 いや、ちが・・・違うんです。

 ちょっと、本当にちょっと、

 いろいろあって・・・。

菜津) 先生とりあえず、すわ・・・。

未知) 分かりませんでした?

 何か、空気感じませんでした?

 あの2人は、昔から通じ合ってる・・・。

明日美) みーちゃん。

(未知を見据える明日美)

 

**********

 

<新宿の路地裏の喫茶店>

店員) いらっしゃいませ。

 そうぞ、お好きな席。

(テーブル席に、亮を見つける百音)

(ぼんやり座った亮)

(亮の顔の前で手を振る百音)

亮) 何だよ。

百音) おはよう。

亮) おはよう。座れば?

百音) うん。

(向かい側に座る百音)

(メニューを開く亮)

亮) はい。

百音) ありがと。

亮) 腹減った。俺も何か食おうかな。

百音) うん。

 あっ、りょーちんオムライスあるよ。

亮) モネさ、俺が何か食うって言うと、

 100%オムライスあるよって言うの

 やめてよ。

百音) フフフ・・・だって好きでしょ。

亮) 好きだけどさ。

百音) ああ、ほら、メロンソーダも。

 あっ、もう飲んだ?

亮) フフフ・・・。何?

亮) いや。

(百音を見て、一人微笑む亮)

 

**********

 

みーちゃん・・・! こ、こどもだ・・・しっかりして

いるように見えて、やっぱりこどもなんだよね。

姉がいるから・・・こどもでいられるんだよなあ。

たぶん、百音以外はみんなひとりっこ設定?

みーちゃんは、みんなの妹的な立ち位置でも

あるんだろうね。だから、自分もみんなと同じ

位置にいると勘違いしてしまう。みんなに守ら

れて大事にされていることが当たり前で気付

けない。みーちゃんのおかげで、百音や明日

美はやっぱり大人、おねえちゃんなんだなっ

てことが際立つ。震災を経験したことで、通常

より早く大人にならざるをえなかったのかもし

れないけど。百音に対して思うところはあって

も、りょーちんにとって最良の選択をするすー

ちゃんに痺れたよ。りょーちんのため、みーち

ゃんの(つまりは百音の)ため、汐見湯に残る

すーちゃんは、ホントいい子だし、大人だった。

 

みーちゃんさ、
そんなの、分かってるよ。
こういう時、りょーちんが
本音言うのはモネだよ。
昔からそうじゃん。
何だろうね、そういう関係。
むかついた時期もあったけど。
モネ、行ってきてよ。
私とか行くとさ、りょーちん、逆に
笑ってさっさとバス乗っちゃうかも。
あいつは、ね、かっこつけるからね。
私や、みーちゃんには。

 

これはね~・・・もうね~・・・しょうがないよね~。

スーちゃんの言うとおり、すーちゃんの気持ち

やみーちゃんの気持ちを汲んじゃって、かっこ

つけるしかなくなっちゃうじゃん、りょーちんは。

本音が言える相手、言えない相手。その時の

タイミングにもよるし好き嫌いの問題でもない。

 

亮のいる喫茶店での百音の行動を見たら・・・

そりゃモネだよね~と思ってしまったよ。こうい

う時に、あんな風に接してくれる百音が、いい

んだもの。すーちゃんやみーちゃんにはきっと

できない。りょーちんは、とっさに仮面を被るし

かなくなって、本音が言えなくなっちゃうよなぁ。

 

分かりませんでした?
何か、空気感じませんでした?
あの2人は、昔から通じ合ってる・・・。

 

みーちゃんの言う「空気」は、あるんだろうね。

生まれた時から近くにいた存在だろうしね~。

でも、百音が本音を言えるのは、りょーちんで

はなかったという・・・。そこはきっと、一方通行。

 

菅波ちゃんが同い年ぐらいの男の子だったら、

未知の言葉に動揺したかもしれないけど・・・。

ここで、菅波先生が大人の男性であることが、

じわじわと、じわじわと、効いてくるよねえ~。

故に安心して見ていられる親切設計がいい。

 

た~だ~しぃ~! 来るの早すぎだからぁ~!

約束は10時だよね?迎えに来るの早すぎw

それって、大人のマナーとしてどうなのよ!?

・・・と、そこは突っ込んでおきたい。女の子は

支度があるし、家で待たれるの・・・困るから!

 

 

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