「まんぷく」第132回~進まない開発・・・ああもうカオスや~! | 日々のダダ漏れ

日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「まんぷく」 第132
第23週 「新商品!?」
進まない開発・・・ああもうカオスや~!

 

 

※無断転載対策のため、不本意ですが、

しばらく、注意喚起させていただきます。

 

こちらの記事は、「日々のダダ漏れ」 の

記事です。ご覧になっているブログ名が

「日々のダダ漏れ」、以外のブログ名は、

記事を無断転載しているブログです!!

↓ オリジナルのブログはこちらです♪

「日々のダダ漏れ」

 

 

神部) 欧米人は麺をすすれない?

西野) たくさん頬張って熱がるわけですか。

久坂) それじゃあ、

 熱いお湯は使えませんよ。

萬平) だから、麺の長さを、

 まんぷくラーメンの半分にする。

源) 半分?

萬平) そうすれば、

 欧米の人たちも食べやすいだろう。

戸塚) ああ、半分にすれば

 すすりやすいですね。

源) 大問題っていうほどや

 なかったやないですか。

萬平) そこに気付くのと

 気付かないのでは、大違いだ。

西野) 確かに。

源) はい。

萬平) カップの方はどうなってる?

神部) 申し訳ありません。まだ素材が…。

萬平) 決まらないのか。

神部) はい。壊れやすくて重いという理由で、

 ガラスや陶器はあり得ませんし、金属も薄く

 すると、中の熱が伝わって熱くて持てません。

萬平) プラスチックは?

源) プラスチックも熱くて持てません。

萬平) 全く新しい素材を見つけるか、

 開発するしかないな。

神部) そういうものがあるのかどうか。

萬平) 探せ。必ず見つかる。

神部) はい。

源) はい。

萬平) 麺はどうなった? ヌードルは?

久坂) とりあえずサンプルを作ってみました。

 まんぷくラーメンより少し太めで、

 コシもあるヌードルです。

久坂) でも、

 スープとうまくからむかどうかが…。

萬平) スープは? 西野君。

西野) すいません、まだ。

萬平) 何が問題なんだ。

西野) いや、熱を加えてエキスにすると、

 元の味に戻らないんです。その原因が

 分からなくて…。

萬平) 必ず解決策は見つかる。

 絶対に諦めるな。

一同) はい。

 

**********

 

西野) 立花は、家では社長と

 仕事の話をしないのか?

源) いや、そういうわけやありませんけど。

久坂) 麺の長さを半分にするって、

 さっき初めて聞いたんだろ。

源) おやじは、一人でどんどん考えを

 進めていくんです。夜寝ていても、

 何か思い立って手帳にメモして。

 でも翌朝起きたら…。

 

(回想)

萬平) これは何て書いてあるんだ福子。

福子) えっ…。めん、の…あげ、かた。

萬平) ああ。

福子) 麺の揚げ方。

萬平) そうだった。

 

源) そういうことがちょくちょくあります。

神部) 社長らしいな。

戸塚) 昔からそやったんですか?

神部) うん。どんどんアイデアが出てくる

 んやあの人は。今の年になっても全然

 変わらへん。ああ、せやけど感心してる

 場合やないぞ。社長は俺たちに期待し

 てくれてる。頑張ろう。

西野) はい。

神部) 何や久坂。

久坂) 僕は、いずれ、医薬品を作るって

 言われたからこの会社に入ったんです

 よ。でも結局麺作りって…。大学で生物

 科学勉強した意味ないですよ。

西野) 久坂。

久坂) 仕事はしますよ。

 一応社員ですから。

 

**********

 

<立花家>

福子) えっ! 

 手伝わせてもらえるんですか!

萬平) 大事な仕事だぞ。

福子) いや~うれしい。

萬平) 麺のサンプルが出来たんだ。

 ここから先は、麺の揚げ方。

福子) 油の温度と時間ですね。

萬平) そうだ。

鈴) 何で、うちでやるのよ。

福子) 頑張ります。

鈴) 約束が違うでしょ!

 

**********

 

<台所>

萬平) カップの素材が何になるにせよ、

 麺のかたまりは、まんぷくラーメンより

 もはるかに厚くなる。

福子) そうですね。

鈴) それをここで揚げるの?

萬平) 恐らく、6センチから、

 7センチぐらいの厚さになるだろう。

福子) そんなに厚みがあって、

 中まで熱が通るのか。

萬平) ああそういうことだ。

鈴) 社長室に、キッチンがあるんでしょ?

萬平) 油の温度は?

福子) 160度。

萬平) ああ。

福子) まんぷくラーメンと同じです。

萬平) ああ。とりあえず、

 この温度で揚げてみよう。

福子) はいっ。

(カップ形の金型に麺を入れる萬平)

鈴) あなたたちに、台所を占領されたら、

 またごはんが作れなくなるやないの。

 萬平さん!

萬平) ちょっとお義母さんは黙ってて。

鈴) はあ!?

 

**********

 

福子) はい、2分です。

鈴) これで出来たら、終わりにしてね。

萬平) ああ駄目だ。

 もうやわらかいのが分かる。

鈴) ええっ!

福子) そしたら中は…。

(揚げた麺を割る萬平)

萬平) ああ…。

福子) やっぱり火が通ってない。

鈴) ああ…。

萬平) 最適な油の温度と、

 時間を見つければいいんだ。

福子) やっぱり、

 まんぷくラーメンの時と同じですね。

萬平) うん。大丈夫ですよ、お義母さん。

 必ず見つかりますから。ねっ。

 大丈夫だ…。

 

**********

 

<香田家>

鈴) 全然、大丈夫やありません!

 あれからも、何べんも何べんも!

 台所中麺の塊がゴロゴロ転がってるのよ。

克子) 萬平さんらしいわ。

タカ) まんぷくラーメンの時を思い出して、

 懐かしいでしょう、おばあちゃん。

鈴) 懐かしくなんか、ない!

 福子まで、夢中になって。

忠彦) 夢中て、仕事なんですから。

鈴) どうして福子が、

 仕事を手伝わないといけないの?

 主婦なのよ、あの子は。家のことや

 子供のことにしっかり気を配らないと。

克子) そらそうやけど、

 源ちゃんはもう大人なんやし。

鈴) 源ちゃんはいいの。さっちゃんよ。

タカ) さっちゃん?

忠彦) 何かあったんですか?

鈴) ゆうべ、男の人から、

 電話があって…。しかも…。

 

(回想)

電・レオナルド) もしもし? 

 レオナルドと申します。

電・鈴) レッ、レ…レオナルド?

電・レオナルド) 幸さんは、

 いらっしゃいますか?

電・鈴) あなたは、誰?

電・レオナルド) 先日、そちらでラーメンを

 ごちそうになった、レオナルドです。

電・鈴) あの人たちの中に…。

(リビングにやってくる幸)

鈴) あっ、さっちゃん。

電・鈴) あっ、いえ…。

幸) 何?

電・レオナルド) あっ、あの…

 幸はおりません。失礼いたします。

幸) ちょっと待ってよ。

(受話器を取る幸)

幸) もしもし。

電・レオナルド) ヘイ、幸!

電・幸) レオナルド!?

電・レオナルド) (英)ごめんね。

 電話して悪かったかな。

電・幸) (英)ううん、嬉しい。

鈴) えっ…。

幸) もうあっち行っておばあちゃん。

電・幸) (英)ごめんねレオ。

鈴) レオ!?

 

鈴) あれから、何べん問い詰めても、

 「ただの友達」やって。ただの友達が、

 電話なんかしてきますか!

タカ) するよ。

忠彦) するでしょう。

克子) 友達なんやから。

鈴) もしかしたら、

 恋人かもしれないやない。

忠彦) いやいや、今の話聞く限り、

 そんなことありませんよ。

克子) 初めて電話してきたんやない?

鈴) そんなこと分からないやない。

タカ) 何をしてる人なの?

 その、レオナルドいう人は。

鈴) さっちゃんが言うには、万博で、

 アメリカから来て、日本が気に入って

 そのまま居ついてる。

 要するに、無職のヒッピーよ。

 ああ、どうするの。さっちゃんが、

 結婚するなんて言いだしたら。

克子) それは気が早い。

鈴) さっちゃんには、大きな会社の、

 堅い勤め人と、結婚してほしいの。

忠彦) ああ、お義母さんの持論ですね。

タカ) 何べんも聞いた。

鈴) そやかてそうやない。

克子) さっちゃんの好きにさせて

 あげたらええやない。

鈴) あの子には、まだ、分別がありません。

忠彦) そしたら、福ちゃんに任せたら。

鈴) そやから福子は、

 萬平さんの手伝いに夢中なの。ああ、

 もうどうして、こんな悩ましいことばかり!

タカ) 私かて大介のことで頭が痛いわ。

 テストで12点よ。100点満点の12点よ!

忠彦) 僕かて名木君の問題があるんです。

克子) お弟子さんが急に来なくなったんよ。

 忠彦さんがちょっと叱ったら。

忠彦) 叱ってへんて。

(チャイム)

克子) は~い。あっ、お母さんもうちに

 来てわざわざ愚痴らんといて。

鈴) そしたらどこで愚痴るのよ! 

タカ) ああもう!

忠彦) 僕は、名木君に僕のまね

 するな言うただけなんですよ。

鈴) もうそんなことどうでもいい。

タカ) 何で大介はあほなんやろ。

 私も茂さんも大阪大学出てるのに!

鈴) 大ちゃんのことを、

 あほなんて、言わんといて!

忠彦) ああもうカオスや~!

 

**********

 

<香田家・玄関>

(短い髪を七三に分けた地味な服装の名木)

名木) 無断で休んでしまって、

 申し訳ありませんでした。

克子) 名木さん!?

 

**********

 

<アトリエ>

名木) 僕は、決心しました。

 もう絶対に先生のまねはしません。

 世間にも流されません。

 僕は、先生に学んで、

 自分の絵を見つけます。

忠彦) そうか。

 それが分かったんならもう…。

名木) でも僕は…弱い人間です。

 本当は、坊主にしたかった。

 でもできませんでした。

 弱い人間なんです!

忠彦) いや、名木君…。

名木) でもそれが、僕なんです。

 それでも、僕を、弟子として

 受け入れて下さいますか、先生。

忠彦) 受け入れるよ。受け入れるとも。

 だからもう泣くな。

名木) ありがとうございます。

忠彦) うん。分かったからもう泣くなて。

名木) (泣)

忠彦) 怖い。名木君怖い。名木君。

 

**********

 

(アトリエの様子を見ているタカと鈴)

タカ) また泣いてる。

鈴) 大丈夫やの? あの人は。

克子) ナイーブなんやねえ。

 

**********

 

<パーラー白薔薇>

しのぶ) いらっしゃいませ。

アキラ) いらっしゃいませ。

幸) こんにちは。

しのぶ) ああ、さっちゃん。

レオナルド) ハイ。

しのぶ) いらっしゃいませ。

幸) (英)ここでいい? レオ。

レオナルド) (英)いいよ。

しのぶ) あなた。

アキラ) 何や。

しのぶ) さっちゃんが。

アキラ) オウ。誰や。

しのぶ) さっちゃんが初めて連れて

 きた男の人が、外国人て…。

幸) ママさん、私はライスカリー、

 彼はスパゲッティ。お願いします。

しのぶ) はい。ライスカレーワン、

 スパゲッティワン。

 今、お水お持ちします。

アキラ) ユー アーライスカリー、ほんで、

 ユー アー スパゲッティ。オッケー。

レオナルド) (英)僕のことをスパゲッティって?

幸) 気にしないで、レオ。

 

**********

 

<立花家・台所>

萬平) これも駄目だ。

 油の温度を変えても、

 時間を変えても、うまくいかない。

福子) まんぷくラーメンの時と、

 何か根本的に違うんでしょうか。

萬平) はあ…。

福子) 大丈夫です。

 必ず解決策はあります。ねっ。

萬平) 分かってる。

(失敗した麺の塊がいくつもできて

 いるのをリビングから見ている源)

(去って行く源)

(油の鍋をながめる福子)

福子) 天ぷらは…。私が天ぷらを揚げる

 時は、いちいち、時間を計ったり、油の

 温度を測ったりしません。油の中から、

 浮かび上がって、泡が小さくなった頃が

 食べ頃やから。ごめんなさい。せやから

 もう、どうのっていうことやないんですよ。

 何かヒントになればと思って言うてみた

 だけです~。

萬平) 浮かび上がる。

(生麺を金型に入れる萬平)

萬平) 浮かび上がる。

(麺を5分の1ほど取り出し、金型の

 上部に1cmくらいの隙間を作る)

萬平) これで揚げてみよう。

福子) はい。

(油に入れ、鍋をのぞきこむ2人)

 

**********
 

もう絶対に先生の「絵」のまねはしませんと言っ

てる姿がまさに、忠彦さんにそっくりで笑った!

絵のまねはやめて、本人をまねすることにした

らしい名木君。それはそれで問題があるような。

 

ありのままの、弱い自分のまま、受け入れてほ

しいという名木君。それは、萬平が自分とは違

う、源を含む普通の(マッドではない)人のやり

方を受け入れる…まではいかなくても、認める

ことが必要だっていうことなのかな? おそらく、

全部自分でやってしまった方が簡単そうにも見

えるけど、会社の組織としてはそれじゃまずい。

 

萬平さんも忠彦さんも、どんどん鈴さんの扱い

が雑になってるのが面白いというか…それだ

け近しい家族になったのだと思うと、感慨深い。

 

それにしても…天才には憧れるけど…近くに、

家族の中にいるのはちょっと…いやかなり大

変というか、嫌かも。天才は、遠くからすごい

なあと思って見ているぐらいがちょうどいいw

 

 

「まんぷく」関連ブログはこちらから↓

「まんぷく」関連ブログリスト
「朝ドラ」関連ブログリスト

●「まんぷく」HP

 

 

ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村