「半分、青い」第128回~変な名前の男が岐阜犬を商品化?の巻 | 日々のダダ漏れ

日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「半分、青い」 第128
第22週 「何とかしたい!
変な名前の男が岐阜犬を商品化?の巻

 

 

※無断転載対策のため、不本意ですが、

しばらく、注意喚起させていただきます。

 

こちらの記事は、「日々のダダ漏れ」 の

記事です。ご覧になっているブログ名が

「日々のダダ漏れ」、以外のブログ名は、

記事を無断転載しているブログです!!

↓ オリジナルのブログはこちらです♪

「日々のダダ漏れ」

 

 

律) えっ。

龍之介) え?

菜生) え?

鈴愛) 誰?

 

**********

 

<センキチカフェ>

鈴愛) あれ、どこかでお会いした事が…。

龍之介) えっ、鈴愛、ナンパ? 逆ナン?

津曲) いやいや…

 あの、一回会ってますよ。

 あの、覚えてませんか?

 僕、ここに一回来てますし。

鈴愛) あっ、黄色いネクタイ!

 

(回想)

鈴愛) いらっしゃいませ!

津曲) どうも。

 

津曲) ねっ、お忙しいでしょうから、手短

 にいかせて頂きます。え~っとですね、

 私、現在ですね、企画会社をやらして

 頂いております。はい。さまざまなです

 ね、イベント会社とか、メーカーさんに

 ですね、自らの企画を持ち込んで、実

 現するというそういう仕事ですね。まっ、

 ヒットしたやつといえばですね。

 ひめっちというね。

龍之介) ひめっち?

津曲) 竹が割れて、ひめっちが出てく

 るとこからスタートするゲームですね。

 最初はずっと食事を与えてるんです

 けども、年頃になったらひめっちに

 イケメンを与えないと死んでしまうと

 いうですね、そういう楽しいゲーム。

菜生) それパクリやん。

 卵を姫にしただけや。

龍之介) おう。

津曲) (せき払い)

 あっ、ちょっと名刺見て頂けましたか?

 ヒットエンドランという会社のですね、

 社長をやっております。ピッチャーが

 投げたと同時にランナーが走るとい

 うですね、一回のヒットでチャンスが

 拡大。1+1が3になる。ハイリスク

 ハイリターン。そういう気持ちでです

 ね、私は会社を…。

鈴愛) 何を言ってんだ?

津曲) ずっとそこにいたのかみたいな

 ね、顔されてらっしゃいますけどもね、

 実はですね、あそこにいたんです。

 電博堂。

龍之介) ああ、広告会社、最大手の。

津曲) そうなんです。超エリートの、人

 しか行けないというね、そこにいたん

 です、実際。ただですね、ちょっとやっ

 ぱね、その大きい会社の歯車になっ

 ていいんだろかと、私ちょっと考えまし

 てね。

律) (せき払い)

津曲) よし、これは自分の可能性に

 賭けてやろうと…。

律) ちょっとごめん、俺用事が…。

鈴愛) 逃げる気か? 律。

津曲) そちらは、ご夫婦ですか?

鈴愛・律) いえいえ。

律) あ~津曲さん。

津曲) はい?

律) こんな、田舎まで再び訪れた

 そのご用件は?

津曲) そうそう、実はですね、私、あの~

 この岐阜に来るのが、2度目でございま

 して。1度目はですね、カツ丼フェスとい

 う企画を、考えておりました時にですね、

 来たんですよ。

4人) カツ丼フェス…。

津曲) あの、つくし食堂というですね、

 食堂の、カツ丼をちょっと偵察に来た

 来た訳です。前回。あの何か、ネット

 で、何か、すごく評判、よかったんで。

鈴愛) ああ、草太のカツ丼や。

津曲) ああ。

 まあただですね、私ちょっと頂きました

 けども…。まっ、少~し、味が薄かった

 なっていうね…。

鈴愛) もしや、東北人?

津曲) あっ、違います。

 あの、熊本、ですね。ちょっとね、

 カツ丼の方は、イマイチだったん

 ですけども…。

鈴愛) 草太に言っときます。

津曲) ああ、言わなくていいです。

 言わなくていいです。なんですが、

 その時にですね、あの、五平餅の、

 タダ券を頂きましてね。

鈴愛) うちの五平餅も、

 味薄かったですか?

 味の薄い五平餅なんて終わりだ。

津曲) あっ、ああ、大丈夫です。

 すごく美味しかったですよ。はい。

鈴愛) 五平餅フェアのお誘い?

津曲) 聞いてもらっていいですか?

 僕しゃべります、はい。それでですね、

 そん時にここに来たんです。そこで私、

 世紀の大発見をさせて頂きました。

 それがですね、何を隠そうこちらにい

 ます、岐阜犬…。

 あれ? 岐阜犬がいない。

鈴愛) ああ、岐阜犬なら、あっちの方に。

津曲) あっ! いたいた、岐阜犬。

 ここに。岐阜犬君!

健人) どうしたの?

津曲) 楡野さん。鈴愛さん。あの…この、

 岐阜犬を、この私に、任せて頂けませ

 んでしょうか?

鈴愛) えっ、どういう事?

津曲) あっ、はい。この、岐阜犬をですね、

 あの、トイギャラクシーに企画として持ち

 込んで、商品化して、売り出したいと思っ

 ております。

菜生) トイギャラクシーって、

 あの有名なおもちゃ会社の?

津曲) あっ、そうです。

龍之介) お~すげえじゃん鈴愛!

鈴愛) ごめんなさい。

 岐阜犬は、もうしゃべらない。

津曲) えっ…?

律) いやいやいや、

 そこ俺に気ぃ遣うとこ? 

 何か、違わない? 

 まあ、和子さんはそりゃあれだけど。

鈴愛) すみません津曲さん。

 津曲さんは、この岐阜犬が、本当に

 しゃべると、思ってましたね?

龍之介) えっ、そうなん!?

 人工知能? AI!?

 2008年の今、そこまで?

律) ごめんなさい津曲さん。

 岐阜犬をやってたのは、

 うちの母だったんです。

津曲) いや…いやいやいや、ちょっと。

 皆さん、僕の事、バカだと思ってるん

 ですか? 分かってました。それぐらい

 の事。誰かがしゃべってんだろなって

 ことぐらい分かってました。

律) 岐阜犬は、その胸にそれ用の電話

 を仕込んで、インターネット回線を使っ

 てパソコンと音声通話をし、パソコン側

 にいる人がボイスチェンジャーを使って、

 話す。

津曲) いやいや…そうだろうと思ってま

 したけどね。そうですよね…。うん…あ

 の、この私はですよ?この善良な私は、

 このアイデアをパクらずにですよ、わざ

 わざここに来て、頂きたいと、お断りを

 入れに、わざわざ、参った訳でござい

 ます。そのからくりは後ほどあの、また

 ゆっくり聞かせて下さい。何せですね。

 この岐阜犬の、ルックがいい! これ

 が! ねっ! 是非ですね、トイギャラ 

 クシーに持ってってプレゼンしたいと、

 思ってる訳ですよ。

龍之介) 何だ…プレゼンって事は

 まだ通るかどうか分からないって

 事ですよね。

津曲) 僕には実績ありますから。

 ひめっちがありますから。

(しょぼい感じのひめっちを見る一同)

 

**********

 

<楡野家>

宇太郎) お~いカンちゃん。

 ジイジと、お風呂入るか?

花野) は~い!

宇太郎) よいしょ。何描いとんの?

花野) 真央ちゃん。

(花野を見つめる宇太郎)

 

**********

 

<台所>

晴) ほんで、

 岐阜犬の権利、渡してきたか?

鈴愛) うん。ライセンス?

 でもこれからプレゼン?

 何かそのトイギャラクシーに

 売り込むんやと。でも、まあ

 どうせ駄目やろ。

晴) ご苦労な事やね、東京から。

鈴愛) うん。

 お母さんが、岐阜犬を通して、子ども

 と話したらええんやないかって。

晴) ああ、なるほどね。子どもはお母さ

 んがしゃべっとるって知らん訳やね?

 犬がしゃべっとると思う。

鈴愛) そうそう。

晴) ふ~ん、そりゃ楽しそうや。

鈴愛) ほやけど、私は…岐阜犬、

 もうあんまり見たない。

 悲しなってまう。

(晴を見る鈴愛)

鈴愛) 思い出してまうな。

 

**********

 

<萩尾家>

(リビングの掃除をしている弥一)

 

弥一さんは、まだ、

目のつく所に、和子さんの写真を、

飾れないでいました。

泣いてしまうからです。

 

それでも、毎日をきちんと、

クリアしていこうとしていました。

 

そう、弥一さんにとっては、毎日は、

クリアすべきもの、となりました。

しんどいね。大変だね。

でも、日にち薬だよ。

絶対、だんだん、楽になります。

 

律) ただいま~。

弥一) あっ、お帰り。

律) お父さんレコード終わってる。

弥一) あ…。

律) あっ、ねえ、

 たまには外で飲もうか?

弥一) え?

 

**********

 

<喫茶・ともしび>

まさこ) いらっしゃ~い。

 あ~ら、イケメン親子だ。

 

**********

 

<喫茶・ともしび>

弥一) お疲れさま。

律) お疲れさま。

(カウンター席でビールを飲む2人)

お父さん今日さ…。

弥一) うん?

律) 部長に呼ばれて。

弥一) うん。

律) 海外赴任の話、打診された。

弥一) え?

律) スタンフォードと菱松電機の、

 ロボット制御の共同研究の話が

 あるらしくて。制御技術は俺の

 専門だから。

弥一) へえ~。

 詳しい事はよく分からんが、

 いい話なんじゃないのか? 律。

 すごいよ。きっとおかあさんも喜ぶよ。

まさこ) おめでと。

律) あっ、ありがとう。

 うん…正直うれしかった。

まさこ) すごいね律君。スタンフォード、

 おばさんだって聞いた事あるよ。

 オックスフォードとスタンフォードは、

 知っとるよ。

弥一) あれ、何か迷ってるのか?

律) うん…まあまだ決定じゃないし。

 打診だから。

弥一) うん…。

律) アメリカ行ったらまず3年は

 帰ってこられない。

弥一) うん。

律) 家族の事もあるしね。より子と翼。

弥一) 連れていけないのか?

 より子さんと翼。

律) 翼の学校が…。

弥一) ああ…。

律) せっかく受験して入ったからね。

 うん…。だからやっぱり、大阪本社

 に戻ろうと思ってる。

弥一) そうか…。

律) うん。

 やっぱり家族は一緒にいないと。

 翼まだ小さいし。

弥一) そうだな。

 今度の事では不自由させた。

 申し訳ない。

律) 何言ってんの。

 俺がいたかったんだよ、

 お母さんのそばに。

 最期は家族3人で過ごしたかった。

弥一) そうか…。

律) うん。だからそうできて、よかった。

弥一) そうか。

律) だからこそ今度は大阪戻らないと。

弥一) うん…。

 より子さんも翼も待ってるな。

 翼にはまだパパは必要だ。

律) 弥一さん。俺にもパパ必要だよ。

弥一) ハッハッ。

 何を言っとる、いい年して。

律) いや、本当に。

 

**********

 

<朝・律の部屋>

(笛の音)

(ベッドで目を覚ます律)

(笛の音)

律) さて、どっちだ?

 鈴愛か、カンちゃんか…。

 どっち、どっちどっち?

(窓を開ける律)

律) おはよう、カンちゃん。

花野) おはよう!

 

**********
 

鈴愛と律、2人だけの世界として見て、共感でき

れば楽なんだろうなあって思う。でも年を取って、

いろんな立場を経験したり見てきたりしてしまう

と、どうしても外野が目に入ってしまうのよね…。

 

弥一さんと律。2人だけを見ていれば理想的な

親子だし、律もいい息子だなあと思うんだけど。

 

俺がいたかったんだよ、
お母さんのそばに。
最期は家族3人で過ごしたかった。

 

これは駄目。親としては嬉しく思ってしまうだろ

うけど…佐藤健の律に、うっかりだまされてし

まいそうになるけど…。自分の夫がこんな事を

言ってたら、気持ちがすーっと冷める。分かる

けど、口にしてほしくなかったっていう意味で。

ネットで相談したら、あなた(律)の家族は、妻

と息子ですよ~とめっちゃツッコまれる案件w

いや~この台詞は聞きたくなかったよ。本音

だと思うから、なおさら…。♪聞きとうなかった

聞きとうなかった聞きとうなかったよ~。ホント、

そういうとこだぞ、律~! そういうところが…。

 

萩尾家の親も子も、水入らずでいたかった件。

嫁も孫もいない方がよかった。最期の時間を、

オリジナル家族で昔のように過ごしたかった。

分かるよ。分かるけどね。やっぱり、嫌だなぁ。

分かるけど、それをやられたら、かなりつらい。

夫婦関係が冷えていたとしても、夫が実家に

戻ることを許せる妻はえらいと思うよ、マジで。

 

…な~んてことを、嫁の立場にいると思ってし

まうんだよねえ、どうしても。そして、子どもの

立場からも、鈴愛と律は親としてどうなの?っ

て思ってしまう。律も鈴愛も独身でいればよか

ったのに~。好きなことやって一人でいるなら

楽しめるのに~。巻き込まれる人たちが気の

毒というか、そっちのほうを思いやってしまう。

 

笛を吹かれて、鈴愛かカンちゃんかと普通に

受け入れている律。怖いわ~。全部、ホラー。

鈴愛と花野、2代にわたって笛で呼び出され、

使役される男。より子が聞いたらトラウマにな

る怖さ。あっ、そうか、清は鈴愛の笛を聞いて

いたから、笛にうなされて別れたのかも…?

今となっては別れて正解だったと思うぞ、清!

 


「半分、青い」関連ブログはこちらから↓
「半分、青い」関連ブログリスト
「朝ドラ」関連ブログリスト

●「半分、青い」HP
 

 

ランキングに参加しています。
ポチっとしていただけると、嬉しいです♪
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村