「孤独のグルメ7」第1話~埼玉県上尾市本町の肩ロースカツ定食 | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

孤独のグルメ Season7

 

第1話

埼玉県上尾市本町の

肩ロースカツ定食

 

 

俺の腹は、今朝から完全に

とんかつってなってる。

商談なんかとっとと片づけて、

早めの昼飯だ。

 

**********

 

これは経験上かなりの確率で

商談不成立のパターンだ。

あ~骨折り損のくたびれ儲けか。

どっと疲れが出た。

ていうかそもそも、むちゃくちゃ

腹が減ってるんだって。

 

 

よし。とんかつを探そう。

 

頭も胃袋も完全に

とんかつに支配されている。

死んでも食わせる店を見つけるぞ。

 

上尾飯店(食べログHP)

 

中華、無用!

 

キッチントマト(食べログHP)

 

洋食、スルー。

 

恵比寿亭(食べログHP)

 

うなぎじゃないっつうの。

 

全然ない。なんでないんだ?

定食屋のとんかつでも何でもいいんだよ。

上尾市民はどこでとんかつを

摂取しているんだ?

 

 

市役所か…ってことは、ここの職員が

行く飯屋が

近くにきっとあるはず。

しらみつぶしに探すぞ。

 

 

ほ~らあった。食堂だ!

 

「キセキ食堂」

●「キセキ食堂」(食べログHP)

 

頼むぞ。

 

 

うわっ、ろーすカツ、ひれカツ、

とんかつ屋じゃないか、ここ。

これはまさに…

 

五郎) キセキだ。

 

 

うん? 本店が精肉店。

おいおいおいおい。ウッシッシ。

ここはうまそうだ。

歩いた甲斐がありま温泉。

 

**********

 

メニュー拝読。

ロースかつ1,000円、ヒレかつ1,200円。

良心的なお値段。あっ、キセキ定食。

 

 

人気ナンバー1か。

肩ロースを低温熟成。

全然わかんないけど、

なんかうまそうだ。

キセキ定食って響きも、

笑っちゃうほどグッドだ。

初めての方にはステーキをおすすめ。

え~揺れちゃうな。

 

お~この音。

うん、今ので目が覚めた。

やはり今日は初志貫徹。

かつで勝負。

 

**********

 

えっ!? お子様安すぎ!

350円のステーキ定食。

店として大丈夫か?

 

**********

 

結構な繁盛店だな。

でも、お上の動きムダがない。

 

あれがヒレか。

ふだんならロースとヒレで迷うところだが、

ここはキセキで迷いなしだ。

 

とんかつソースに、ステーキソース。

おっ、辛味噌まであるぞ。

ごまドレッシングと、オニオンソース。

ふ~ん。

 

「キセキ定食(肩ロースかつ)

 

え~!? なにこの威圧感。

 

「キセキのカツ」

かぶりつけ!そして震えろ!

 

 

ちょっと待てよ。

 

 

五郎) 横に16センチ…。

 縦10センチ。

 高さ…え~4センチ5ミリ。

 

規格外のでかさだな。

 

からしと…

 

五郎) いただきます。

 

まずはとんかつソースだろう。

 

 

重っ! このサイズ…。

 

 

あっ! ジェンガだな。

 

オッホー! ほう…うまい。

うますぎ! なんだよ? これ…。

笑うしかないな。

 

うんうん…う~ん!

これはうまい。

昨日のとんかつロスを、

この一切れで取り返した。

 

この色! これには…

塩でしょう。

 

 

肉食ってる感が尋常じゃない肉だ。

肉々しい肉だ。

これはご飯が欲しくなる。

 

本当にうまい肉をかみしめる喜びに

口の中が打ち震えている。

 

塩とんかつがうまいってことは、

肉がいい証し…。

それを白いご飯で追っかける法悦…。

 

はぁ…しめじの味噌汁も

正しくおいしい。

ごまドレいってみよう。

 

もう一度ソース。

 

そして、こいつは塩レモン。

レモンはたっぷりと…。

 

よし…

もりもりいこうじゃないか。

 

よ~しよし…ソースとんかつは

推進力があってグイグイ食える。

 

この肉なら永遠に食べ続けられる…。

そんな気がします。

 

ふだんならとんかつのキャベツは

ソースと決めてる俺だが、

ごまドレも悪くない。う~ん!

 

ここで提案のソースをかけておいて…。

塩レモンとんかついってみよう。

 

おぉ…レモンが豚を引き締める。

いけるな~! 塩レモンかつ。

研ぎ澄まされた味わいだ。

 

食いたくて食いたくて、

たまらなかったとんかつを、

このうまさ、

この厚みで俺は食っている。

今俺がかみしめているものは、

肉の形をした幸せだ。

 

*********

 

なんだろう?

あっ、ひれ売り切れ。

 

今度は辛味噌で

名古屋に行ってみるか。

 

このいろいろ試せるシステム、

ありがたやありがたや。

 

久しぶりの味噌かつ、

いいじゃないか。

ちょい辛なのが名古屋と違う。

俺はこっちのほうが好み。フッ。

 

もうラスト一切れ。

まだ全然いける。

 

客) ひれステーキね。

店員) ひれ終わっちゃったんですよ。

客) え? あっ、ほんとだ。

 じゃあ、キセキのステーキとカツ。

 100gずつにしようかな。

店員) はい。

 

そういうのもありなのか。

ならば。

 

五郎) すみません。

店員) はい。

五郎) 追加で、キセキのステーキ

 100gって、お願いできますか?

店員) はい、大丈夫ですよ。

五郎) お願いします。

 

よし。ここで追いステーキが

かませたのは嬉しい。

 

五郎) 助かりました。

 

 

客) えっ…はぁ。

 

締めはとんかつソースだ。

 

出てきた時は、

一瞬食べ切れるのかって思ったが、

いらぬ心配だった。

ステーキまで頼んじゃったし。

本当にうまい肉って、なんというか、

軽いような気がする。

 

*********

 

ステーキもいい音だ。

 

「キセキのステーキ(100g)

揚げてよし! 焼いてよし!

コイツぁ トンでもない豚だ!

 

 

とても100gとは思えぬ貫録。

さあ、どう攻めようか。

 

まずはステーキソース。

お~衣を脱いでなおうまし。

 

これはご飯いらない。

肉で肉が食える。

 

お次は、オススメのオニオンソース。

 

 

なるほど、確かにいける。

あっ、生姜焼きの原理か。

豚肉とタマネギは相性いいんだ。

 

あっ、やっぱりこれ、わさびだ。

醤油を忘れちゃいけませんって。

 

 

これ最高!

このステーキは、

わさび醤油がベストアンサー。

次は、わさび多めで。

 

豚肉って、わさび醤油で食うと

こんなにもうまさが倍増するのか。

いや、この肉だからか。

これはまさに奇跡のうまさだ。

俺の舌は今、

感動にむせび泣いている。

 

これは一切れじゃやめられん。

あと300gくらい全然いける。

 

いや~ぶったまげた。

こんなとんかつと、こんなステーキが、

上尾の街に潜んでいたとは。

豚肉の道、奥深し。

 

はぁ~最高の昼飯だった。

 

五郎) ごちそうさまでした。

 

*********

 

あれだけ肉食ったのに、

胃袋が全然もたれてござらん。

上尾駅から流れ流れて、

この店に出会えた偶然。

これはまさに…キセ…

 

電・五郎) はい、井之頭です。

電・新井) 新井です。先ほどはどうも。

電・五郎) あ、こちらこそ。

 

来たか、断りの電話。

 

電・新井) 早速なんですけども、1ページ

 目のライトを、2ついただけるかしら?

 リビングと寝室にも置きたくて。

電・五郎) あ…はい!

 ありがとうございます。はい。

 

フッ…奇跡だ。

ありがとう、キセキ食堂。

 

**********

「孤独のグルメ」も、とうとうSeason7に

突入。胃袋が揺さぶられる夜が来た~!

 

初回はお肉。とんかつですよ、とんかつ。

肉の厚みが半端ない! もっと若い頃に

会いたかった…(って事が多いこの頃)。

 

運動した後に、もっのすごくお腹を空か

せた状態でがしがし食べたい。カツって

たまにものすごく食べたくなるんだよね。

ああ…若い胃袋が…切実に…欲しい!

 

 

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●「孤独のグルメ Season7」HP

 

 

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