「ひよっこ」第127回~昔のまんまじゃいられないんだね、人は… | 日々のダダ漏れ

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「ひよっこ」 第127
第22週 「ツイッギーを探せ!」
昔のまんまじゃいられないんだね、人は…

 

 

ツイッギー人気が火をつけた

ミニスカートブームが、

自由という名の新しい風を

吹かせています。

みんな、風に背中を押されて、

一歩踏み出しています。

 

(回想)

秀俊) もうちょっと、自分の気持ちを

  大切にしてみたらどうかな。

 

(回想)

みね子) お父ちゃんは大丈夫です。

世津子) そんなにはっきり物言う

   女の子だったっけ?

 

(回想)

由香) 頼みがあるんだけど…。

一郎) あぁ、何だよ、

  何でも言ってみな。

 

(回想)

愛子) わお!

 

(回想)

さおり) 行ってみたいお店が

   銀座にあるの。ダメ…?

三男) わがりました。

 

時子) 私…これに応募します!

みね子) ツイッギー!

(雑誌を見る一同)

みね子) 「そっくりコンテスト」?

   時子、これに応募すんの?

時子) うん…する。
みね子) へえ~! いいねえ。

   ぴったりだと思う、私は。

時子) えっ? そう? 本当に?

みね子) そう思う!

早苗) うん、いいよな。

みね子) ねえ!

時子) 本当ですか?

早苗) うん、そう思うよ。

愛子) 「日本のツイッギーを探せ!」。

  うん!

富) ツイ…ツイ…ツイ…。

愛子) ツイッギー。

富) アハハ! 言いにくい。

 

いやぁ、「朝ドラ」って

本当にいいものですね。

それでは、

ご一緒に楽しみましょう!

 

**********

 

(早苗が作ったずんだ餅に

 かぶりつく時子)

時子) (せきこみ)

愛子) はい。

(麦茶をコップに入れて差し出す愛子)

時子) ありがとうございます。

(麦茶を飲む時子)

時子) ふぅ…。

  ちょっと、悩んでたんですよね。

  女優のコンテストではないし。

みね子) まっ、そうか。

時子) それに、何か劇団の人たちみんな、

  こういう…。こういうの、好きじゃないみ

  たいで。くだらないとが言ってるし…。

早苗) ふ~ん、なるほど。

時子) でも何か、今、自信ついた。

みね子) うん。

(ずんだ餅をお代わりする祐二)

時子) ちょっと! 聞いてんの?

  何かないの? 応援のメッセージとが。

祐二・啓輔) あ…頑張って下はれ。

時子) もうちょっと興味持ちなさいよ。

啓輔) 僕らが描いとんがはみね子さん

  の話ながで、そこまではなかなか描

  けんっちゅうか。

時子) あ?

みね子) ん?

祐二) 肝心のみね子さんが最近停滞

  気味で、困っとんがですちゃねえ。

みね子) またその話すんですか?

   怒りますよ、本当に。

愛子) あのね、あのね…。私、時子さん、

  受かっちゃうんじゃないかと思って。

時子) えっ? 何でですか?

愛子) 実はね、昨日ね…。

 

(回想)

(仕事帰り、流れ星を見つける愛子)

愛子) あっ、大変!

 

愛子) とっさにね、みんなのね、

  幸せを願ったの。慌てちゃって、

  パッと頭に浮かんだのが、目の

  前にあるアパートの人たちでね。

 

(回想)

愛子) やった!

 

愛子) 一人一人名前を呼んで、

  いいことありますようにって。

  だから、いいことあるわよ。

時子) えっ? 私も?

愛子) うん。

みね子) 私もですか?

愛子) うん。

富) 私もかしら?

愛子) うん!

早苗) 私も…?

愛子) うん。

祐二・啓輔) 僕らもですけぇ?

愛子) え…。

(ちょっとだけ微笑む愛子)

愛子) うん。

祐二・啓輔) やったぁ!

祐二) 成功間違いなしやちゃね。

啓輔) 約束されたようなもんやっちゃな。

  あっ、こん1個余っとんが、

  もろうてもええですけ?

早苗) どうぞ。

(ずんだ餅を分け合う祐二と啓輔)

富) よかったわなね、

 さっそくいいことあって。

祐二・啓輔) はい! えっ?

早苗) おめでとう。

祐二・啓輔) え~! これけぇ?

早苗) 十分だろ。

時子) でもうれしい。ありがとう

  ございます、愛子さん。

愛子) 25歳までか、応募資格…残念。

早苗) 25歳ね…。

(早苗を見る一同)

早苗) ん?

 

(回想)

鈴子) 髪の長い、事務員さん

  だったっけ? 25だっけ?

富) うん。ここんとこず~っと25。

 

早苗) 永遠の25歳も、受けられる

  のかなぁ。ハハハ…。

愛子) 何で?

早苗) はい?

愛子) あのさ、ずっと気になって

  たんだけど、早苗ちゃん。

早苗) はい。

愛子) 早苗ちゃんらしくないよね。ずっ

  と、25歳ってことにしとくなんてさ。

  まぁ、女性の心理としては分からな

  くないけど。早苗ちゃんらしくない。

みね子) 確かに、言われてみれば。

時子) だよね。

愛子) でしょ? それに、もう一つ。

みね子) 何ですか?

愛子) お見合いをね、38回? 

  断られてる?

富) 39。

早苗) はい。

みね子) いづの間にか1回増えでる。

早苗) ふふん。

愛子) うそでしょ?

  断られたんじゃないでしょ?

  断られるようにしてるんでしょ?

  違う?

みね子) どういうこどですか?

愛子) だって、2、3回なら分かるわよ。

  2、3回ならね。でも、早苗ちゃんみた

  いなかわいい子が39回も、向こうが

  断ってくるなんてありえない。絶対あ

  りえないと私は思う。

みね子) なるほど。

時子) 言われてみればそうだね。

早苗) えっ? 

  どうしたらいいんですか、私。

  追及されてるような。でもすごく

  褒められたような気もするし。

  でも2回や3回なら分かるという、

  小さくは傷つくようなこと

  言われてるわけで。

愛子) あっ、ごめん!

早苗) いや、いいんですけど…。

富) 祐二君、啓輔君! さっきから、

 何か気になることが、あるんでしょ?

 言いなさい。

祐二・啓輔) え~!

早苗) 何だ?

祐二) いや、あの…。

啓輔) あ…。

祐二) いや、あの…時子さん。

時子) えっ? 私?

祐二) はい。

啓輔) あの…。これ…。

(時子に雑誌を見せる啓輔)

祐二) 応募の、締め切り…。

啓輔) 過ぎとります…。

時子) あ~!

愛子) えっ?

 

〆切りは7月末日。

もう8月ですからね。

 

**********

 

<阿部米店>

三男) えっと、お盆前には、

  お届けできると思います。

 

**********

 

時子) うわ…やっちまったぁ。

祐二) 何か…。

啓輔) すんません…。

 

**********

 

(部屋に戻ってハンガーにかけた

 ミニスカートを見つめている時子)

みね子) 大丈夫?

時子) うん。ありがとう。

みね子) まぁ…。まだ、いろいろ

   チャンスあるでしょ? ねっ!

時子) うん…。あっ、でもさ…。

みね子) ん?

時子) 早ぐさ、

  結果出したかったんだよね、私。

みね子) 早ぐ?

時子) うん。まっ、もちろん間に合ってた

  って、受かってたとは限んないけど。

みね子) 焦ってる、とか?

時子) うまぐ言えないけど…

  三男のためにも…。

みね子) 三男? あっ、お米屋さん行った

   んだっけ? 会ったの? 三男と。

(首を横に振る時子)

みね子) どういうこど?

時子) うん…。三男、お米屋さんの娘さん

  に好きって言われてて。その娘さんに

  言ってたの。自分の人生ずっと時子に

  片思いだって。

 

(回想)

三男) それでいいんです。

  わがってんです。

  そして片思いなのと同じぐらい、

  親友でもあるんです。

  だがら、心の底がら、

  一点の曇りもなぐ、

  俺はあいづの夢を応援してんです。

  あっ、そんでね、俺に惚れられでる

  ってこどは、あいづにとって、力に

  なんです。必要なんです。

 

時子) だから時子が夢をかなえるまで、片

  思いし続けるって決めてるんですって。

 

(回想)

三男) 俺は、時子が夢をかなえるまで、

  片思いしてなきゃいげないんです。

  そう決めてんです。

  そういう、恋なんです。

 

**********

 

(店を閉めてさおりと出かける三男)

三男) あっ、さっきの歌何でしたっけ?

さおり) 私の?

三男) はい。

さおり) 「恋のハレルヤ」。

三男) あ~そうですね。

  何か聴いたことあんなと思って。

さおり) 本当?

 

**********

 

みね子) そう…。そんなこど…。

   三男らしいね、何だか。

時子) うん。うれしかった。

みね子) うん。

時子) だから私は、三男を解放して

  やんないといげないんだよ。

みね子) 解放か…。

時子) だから、

  スターになりたかったんだ…。

(時子を抱き締めるみね子)

みね子) 昔のまんまじゃいられない

   んだね、人は…。

 

(回想)

三男) 早く来お~!

みね子) ごめん!

三男) 早く!

時子) ありがと三男。停めててくれて。

次郎) おはよう。

時子) おはようございます。

みね子) 何だよ、その態度の違えは。

 

(回想)

みね子) ♪ああ、あああ~高校三年生

三男) ♪ぼくら

みね子) ん! そごは歌わなくていいの。

 

**********

 

正二) それはダメだっぺ、君子。

豊作) んだよ。

  それはよぐねえよ、母ちゃん。

君子) え~? だってぇ…。

 

ん? どうした? 助川家。

…で、続く。


**********

あかね荘のみんなの前でツイッギーを探せ

コンテストに応募宣言をする時子の図~!

みね子、早苗、愛子に励まされやる気にな

る時子。愛子さんからは、流れ星にお願い

したから受かっちゃうかも…とお告げあり。

 

応募資格が25歳までという話から、永遠の

25歳を名乗る早苗さんが、本当に38回お見

合いを断られたのか問題というか疑惑に迫

る愛子さん。唐突な切込みも、愛子さんなら

あり得ると思わせる愛子さんキャラ最強~。

 

あんなに美人でスタイルが良かったら、いく

ら身長が高くても、口が悪くても(失敬)、

そんなの関係ねえって男性がいないわけが

ない。蓼食う虫も好き好きと言うし(酷)。

 

さあ、いよいよ早苗さんの秘密が明かされる

のか~と言うところで、漫画家コンビから残

念なお知らせが。応募締め切りが過ぎてい

ましたとのオチ。まさに朝ドラらしいオチ。

そしておそらく…奥茨城の助川家がカギに。

 

時子は三男の気持ちを知り、三男を解放し

てやらねばと決意。やっぱりそうなるよね。

 

昔のまんまじゃいられないんだね、

人は…。

 

回想シーンが懐かしかった。あの頃のまま

の3人でいられたら…親友でいられたら…。

片思いし放題の、高校生のままでいられた

らいいのに。みんな、大人にならずにはい

られない。それは決して悪いことじゃない。

いいことでも…あるんだけどね。切ない…。


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