映画 「高台家の人々」 | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

映画 「高台家の人々」

 

 

この“妄想"愛さずにはいられない!!
観る人みんなを幸せにする――

妄想炸裂ラブコメディ


平野木絵(綾瀬)は、“妄想"が趣味の口下手

で不器用なOL。そんな彼女が勤める会社に、

ある日、名家“高台家"の長男・光正(斎藤)が

転勤してくる。長身でイケメン、祖母がイギ

リス人のクォーターで、東大卒、オックスフ

ォードに留学経験もある光正と木絵にはまる

で接点がない。決して交わるはずのない二

人だったが、光正が木絵をいきなり食事に誘

い、その関係は次第に深くなっていく。しか

も、木絵が“妄想"で頭の中をいっぱいにして

いるときに、普段はクールな光正がキュート

な笑顔を見せるようになる。まるで彼女の“妄

想"を一緒に楽しむかのように。そう、彼は人

の心を読める“テレパス"だったのだ。心が読

めるがゆえに人間関係に辟易していた光正に

とって、木絵の奇想天外な妄想と、純粋で温

かい心の声は心地よかった。しかし、順調に

交際する二人に名家“高台家"という壁が立ち

はだかる。釣り合わない恋だと二人の関係を

許さない光正の母。そして、“テレパス"が二

人の関係を変えていくことに……。

 

**********

 

光正さん。

聞こえますか?

最近…そんな顔ばかり。

前は…

「一緒にいると、よく笑う」って、

言ってくれたのに、私のせいで…。

 

光正) 違うよ。

 

大好きです。

初めて会った日から、

本当に優しくて。

こんな私を…

大事にしてくれて。

毎日…夢みたいな。

でも、私は、何も…

光正さんに…

何もしてあげられない。

 

光正) そんなことないよ、木絵。

 

知りたくなかった。

能力のこと。

そしたらただ、

あなたを好きでいられたのに。

普通に一緒にいたかった。

あなたを…

幸せにできない。

自由に頭の中、

何も考えられない。

見られてるかと思うと…

苦しい。

あなたと、一緒にいると…

 

光正) 待って、木絵。

木絵) ごめんなさい。

 

**********

 

逃げた。

大切な人を置いて。

楽なほうへ、

私は…逃げた。

 

**********

 

由布子) そうよ。はっきり言って、

   光正は本当に優秀です。

   努力家で、誰からも一目置か

   れる申し分ない息子です。

   なのにあなたときたら。

   ちょっと妙な力があるくらい何よ。

   私はあの子たちの母親です。

   だから心配だったの。

   あなたが耐えられるか。

   もし本当に愛する人を

   つかみたいなら、戦うの。

   逃げずに戦うの。

   これ。あなた宛て。

   おばあ様からよ。

   ご自分で返事して。

   それが最低限の礼儀よ。

 

**********

 

(アンから木絵への手紙)

木絵さん。

あなたの不安、私にはよくわかります。

だって、それはあの人も、

感じてきた、ことだから。

シゲマサ。私達は出会い、

思いを確かめあって、

結婚し、家族になって、

最期に、話したことは、

本当に忘れられない。

 

(回想)

茂正) アン。君との、55年にもわたる

  結婚生活の中で、何度も君に問い

  かけた。この美しい人は、

  何で僕をこんなに好きなんだろう。

  でも、気付いたんだ。

  僕でなければ駄目なわけを。

  君は選んだんだ。

  心を読んでも平気な相手を。

  それはもう慎重に。

  だから僕は決めた。

  このままでいよう。

  君が信じてくれたように、

  僕も君を信じて、何もかもを見せよう。

  君のその力を、奇妙なものと思わず、

  奇跡だと思おう。

  この世は謎と不思議に満ちている。

  そう思うと胸が躍る。

  君を傷つけることもあるのでは…

  そんな不安もあった。

  でも、それもいつか笑おう。

  いつか年を取って、思い出し、笑う。

  そう思えば、喧嘩も、

  すれ違った日々も、楽しみに変わる。

  そんな風に過ごそう。

  死が、2人を分かつまで。

アン) ええ。幸せよ。

 こちらこそ、ありがとう。

 

だから、恐れないで。木絵さん。

大丈夫。幸せになれるから。

光正を信じて。

ようこそ、高台家へ。

 

**********

 

光正) 木絵。僕は…

  君に会えて本当によかったと思う。

木絵) 想像したの。あなたとの毎日。

  大丈夫。幸せになれるって。

光正) うん。

木絵) いつか、笑ってくれますか?

  一緒に、年を重ねて、思い出しながら。

  喧嘩や、いろんな間違い、

  笑って許してくれますか? 

光正) フフッ…。

  もう、今笑えるよ。フッ…。

木絵) 好きです。大好きです。フフッ…。

光正) フッ…。

 

**********

 

原作漫画は文句なく面白い。原作の木絵は、

本当に地味なパッとしない女性として描か

れているのだけれど、そうは見えない綾瀬

はるかの手にかかると、そんな設定はどう

でもよくて…コメディエンヌとしての彼女の

魅力に惹きつけられる。この手のものをや

らせたら彼女の右に出る者はいないかも。

 

原作とは違うところは多々あれど、押さえる
ところは押さえて、上手にまとめたと思う。

塚地だらけの妄想シーンもいっぱいあるし。

光正の祖母・アンと祖父・茂正のお話がよ

かった。あんな風に思えるなんて羨ましい。
 

君は選んだんだ。
心を読んでも平気な相手を。
それはもう慎重に。
だから僕は決めた。
このままでいよう。
君が信じてくれたように、
僕も君を信じて、何もかもを見せよう。
君のその力を、奇妙なものと思わず、
奇跡だと思おう。
この世は謎と不思議に満ちている。
そう思うと胸が躍る。
君を傷つけることもあるのでは…
そんな不安もあった。
でも、それもいつか笑おう。
いつか年を取って、思い出し、笑う。
そう思えば、喧嘩も、
すれ違った日々も、楽しみに変わる。
そんな風に過ごそう。
死が、2人を分かつまで。

 

心を読んでも平気な相手、読まれても平気な

相手に出会えたら…それこそが奇跡だよね。

もし、自分が木絵の立場だったら…。妄想は

得意だけれど…邪悪なことも考えてしまうだ

ろうし、悪態もついちゃうだろうし…無理!

本音を知っても、知られても相手を信頼でき

るって、究極の愛かも。私には無理だけどw

 

 

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