NHKスペシャル「ばっちゃん~子どもたちが立ち直る居場所~」 | 日々のダダ漏れ

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NHKスペシャル
ばっちゃん
~子どもたちが立ち直る居場所~



社会に居場所を失い、非行に走る子ども
たち。そんな少年や少女に寄り添い、30
年以上、その立ち直りを支えてきた女性
がいる。“ばっちゃん”こと、元保護司の
中本忠子(ちかこ)さん82歳。長年の経
験から「非行の根っこには空腹がある」
と確信した中本さんは、広島市内にある
自宅を開放し、手料理を振る舞い、親身
になって相談にのりながら、多くの子ど
もたちを更正させてきた。そんな中本さん
と子どもたちの8年間の記録。

**********

罪を犯してしまう子どもたちは、
みんなお腹を空かせている。
そう言って、その立ち直りを30年
以上支えてきた女性がいます。


中本) 腹が減った時っていうたらみんな、
 悪さをする事しか、頭にない。子どもら
 っていうのは。女の子じゃったら売春ね。
 男の子じゃったらカツアゲ、ひったくり、
 万引き。お腹が空いた時で考えるいう
 たらそれしかない。これは10人が10人
 みんな。みんな。

**********
 
取材者) ばっちゃんはさ、腹が減ったら
 悪さに走るって言うけど、どう思う?
 
少年) たぶん、ほんまそのとおりかなと
 思うんですよ。腹減ったら、とにかく何
 か食いもん欲しいなと思って。金なか
 ったらとるしかないなと自分考えよった
 んで。
 
少年) 腹減っとったら、思考能力とかも
 落ちるじゃないですか。でまあ、それで、
 イライラしとって、それでもう、何でもい
 いやみたいなとか。これぐらいいいじゃ
 ろって、あんまり考えなくなる。

子供たちは、この女性の事を、
ばっちゃんと呼んでいます。
自分のおばあちゃんではないけど、
近所のおばちゃんよりは、
身近な存在だから、との事。
今日は、そんなばっちゃんの、お話です。


**********

問題を抱えた少年たちが、毎日駆け込んで
くる。そんな噂を聞きつけ、ばっちゃんへの
取材を始めました。ばっちゃんは、40代の
頃から、罪を犯した少年の社会復帰を手助
けする、保護司というボランティアをしてき
ました。活動を始めてすぐに、非行の原因
が、空腹にあることに気づき、それから、子
どもたちに手料理を振る舞うようになりまし
た。いつしか、担当する子どもだけでなく、
その友だちも来るようになり、それを見か
ねた地域の女性たちも、手伝いに来る。
こうして、賑やかな家になりました。

貧困や、育児放棄。ここに集まってくる子
どもたちは、様々な理由で、食事を摂れ
ずにいました。
 
ばっちゃんのご飯を食べ、すぐに非行が
収まる子もいれば、何年もかかる子もい
ます。それでもばっちゃんは、毎日料理
を作り、子どもの声に、耳を傾けていま
した。

お腹を空かせては、非行に走る子ども
たち。繰り返していると、罪の意識が、
どんどんなくなってしまいます。

中本) そりゃ人間お腹空いてごらんよ。
 落ち着きなさいって言うたって落ち着か
 んと思うよ。手作りいうのが一番いいん
 じゃない、子どもらには。どんな荒れた
 子でものぅ、おさまると思うよ。だって私
 それでうちみなおさめてきたもん、子ど
 もらをここで。

ばっちゃんの家は、子どもたちにとって、
数少ない、甘えてもよい場所。
外では威勢を張り、隠してきた本心も、
思わずさらけ出してしまいます。

悩みを打ち明けた後に、おいしいご飯。
子どもたちの心が、満たされていきます。

ここでは、辛かった事も、
不思議と笑いに変わります。

**********
 
そんなばっちゃんは、子どもたちの立ち
直りが、以前にも増して、難しくなってい
ると感じていました。社会全体に広がる、
不寛容な空気。過ちを犯した子どもへの、
風当たりは強く、居場所を見つける事は、
容易ではありません。実際、犯罪で検挙
された少年のうち、再犯者の割合は、年
々増え続けています。多くの少年が、悪
循環から、抜け出せずにいるのです。
 
中本) そういう子どもたちっていうのが、
 行き場所がないんよ、結局は。結局は
 ない。で、行き場所がないがために、
 やっぱり、さまようて。で、いいところへ
 は集まらない。行かない。だから帰る
 場所、行く場所のない子っていうのは、
 ものすごいね、やっぱり心がすさんどる。

**********

ばっちゃんが、特に気にかけている少年
がいました。中学2年生の…マコト(14)。
幼い頃から、お腹を空かせては、ここに
出入りしていました。この頃、母親が、
再婚したばかり。父親には、マコトと同じ
年の連れ子がいて、新しい家族とは、
会話がありませんでした。

マコトは、ばっちゃんの家に来ない時は、
夜、遊び回り、度々問題行動を起こして
いました。マコトの家は、ばっちゃんの家
の近くです。でも、なかなか家には帰ろう
としませんでした。
 
取材者) お父さんお母さんは?
マコト) おるけど何もすることがない。
 暇なんよね。
取材者) マコトにとってこの、
 中本さんの家はどんな感じなの?
マコト) う~ん、
 どんな感じって言われたら、いい感じ。


**********
 
この、1年ほど後、
マコトは、少年院に入りました。
マコトが入ったのは、広島の少年院。
ここでの生活は、1年を超えました。
仮退院が近づいた時、ある事が問題に
なりました。昔の仲間がいる広島では、
更生が難しいと、マコトの親が言うのです。
結局、ばっちゃんが、
愛知県のNPOに引き受けを頼み、
そこで更生を目指す事になりました。

マコトは、愛知県の少年院に移され、
仮退院の日を迎えました。

 
中学の卒業式にも、出席できませんでした。
たった一人で、新しい生活を始めます。
携帯電話を渡され、真っ先にかけたのは…。


取材者) 誰に電話しとる?
マコト) ばっちゃんです。


**********

住む場所と、最低限の家財道具は、
NPOが用意してくれました。知り合いが、
誰もいない土地で、更生を目指すマコト。
まだ、16歳です。
 
取材者) 不安やって言ってたけど、
 どういうとこが?
マコト) やっぱ、まあ…。全く、分からん
 じゃないですか、土地とか。仕事行くに
 しても、ちゃんと、行けるんかなって。
 新しい、友達ができて、そっからまた、
 悪いほう行くんじゃないかなって。結構
 いろいろ。自分としては、友達作らん
 ほうがええんかなみたいな、思ったり
 はします。どうしていいか分かんない
 ですね。気持ちの整理とか、まだあん
 まりできてないんです。
取材者) そういう不安とかに、負けん
 ようにするためには、マコト、どうして
 いこうと思ってる?
マコト) ちゃんと一応ばっちゃんにも相
 談しようと、思ってます。ばっちゃんと
 は、ずっと、関わっていきたいなと思
 って。何か、言葉で言いにくいんです
 けど。でも、どんなに切れと言われて
 も絶対に切れんなっていうのがあって。
 切りたくないし。ばっちゃんが、おるけ、
 ちょっとは、安心できるかなっていう。

**********

マコトには、新しい生活を始める前に、
やっておきたい事がありました。
それは、ばっちゃんに会いに行く事です。
当面の生活資金として、
親から貰っていた、5万円。散髪をし、
深夜バスのチケットを買いました。

**********
 
ばっちゃんの家に通い始めたのは、小学校
4年生の時。マコトの行動を心配した学校
の先生が、ばっちゃんの事を教えてくれた。
何かあると心配してくれるのは、
いつもばっちゃんたちだった。


**********
 
早朝、マコトは、広島に着きました。
一方、ばっちゃんは、
料理を作っていました。
この日ばかりは、マコトのためだけに。
 
中本) 昨日も私、マコトと、かなりかなり
 電話で話したよ。自分も苦しいって言
 いよったよ。「俺は何でこういう家庭に
 生まれたん?」いうね。だけど、生まれ
 た家庭を変える事はできんのじゃけ。
 でも、生き方は変えていけるじゃって。
 生きる事は、自分でね、変えていける
 じゃんって言うんだけど、月日がかか
 ると思うよ。

**********

ばっちゃんが作っていたのは、
マコトが小さい頃から好きだった、
親子丼です。

取材者) どう?マコト。
マコト) うまいっす。
取材者) 昔と味変わっとる?
マコト) 全然です。
 大丈夫です。まんまです。
 
ご飯を食べながら、
マコトは、ばっちゃんに、
いろいろと注意されました。
昔と変わらず、本当に、こまごまと。

**********

1年ぶりの広島の町で、マコトは、
多くの友人に会いました。お腹が空くと、
ばっちゃんとご飯を食べ、語りました。
 
マコト) 審判の後、自分が少年院に
 行って、泣いたって聞いたんで。ば
 っちゃんが、泣いたって聞いたんで。
 それで、何か、ほんまヤバイなって、
 すごい自分の中で危機感感じたんで。
 何か俺、絶対悲しませちゃいけんな
 って思って。
取材者) 少年院でさ、面会室で会う
 のとさ、ばっちゃんちで会うのとは、
 違うじゃろ?
マコト) はい。だいぶ違いますね。
取材者) どんな感じで?
マコト) どんな感じって言われても。
 やっと出てきたんじゃっていう実感が
 湧く。会うのに時間も限られてないし、
 何しゃべってもいいしみたいな。ほん
 ま出てきたって感じがするっすね。
取材者) 料理はどうじゃった?
マコト) 変わらず、
 ばっちゃんの味ですね。

マコトの同級生は、高校2年生。
皆楽しそうに、
学生生活を送っていました。
一方、知らない土地で、
一人で暮らす事になったマコト。
仕事を探すのだけでも、
容易ではありません。

**********

居所のなさが、子どもたちを非行に走らせ、
立ち直りの可能性さえも、奪ってしまう。
ばっちゃんはここ数年、家にやって来る
子どもたちと、地域住民とが交流する
取り組みにも、力を入れています。

 
一緒にご飯を食べ、顔なじみになる事で、
地域が、子どもの居場所の一つになれ
ないか、模索しているのです。

会には。子どもたちの親も呼んでいます。
この母親は、3人の息子が、ばっちゃんの
家に通っていました。
 
この日、ばっちゃんは、少年院にいる
女性の息子から届いた手紙を渡しました。
そこには、漢字も多く使われ、周囲への
感謝の気持ちが、綴られていました。
自分が知らない息子の成長が、
手紙の中に溢れていました。

中本) かわいいじゃろ? うん? 
 しっかり子どもが帰ってきたら、
 お母ちゃんをするんよ。うん? ね? 
 しっかりと、もうお母ちゃんじゃけんの。
 
親自身が、家庭の温もりを知らずに育って
いる事も、少なくありません。どうしていい
か分からない親に、ばっちゃんは、何度も
語りかけます。

**********
 
今夜、寝る所がないという少女から、電話
が掛かってきました。次の日、電話をして
きた少女が、ばっちゃんの家にやって来ま
した。この少女は、家族に暴力を振るった
ため、家にいる事ができなくなりました。
住み込みの仕事を始めましたが、続けら
れなくなったといいます。

住む場所を、なくした少女。親の同意が得
られないため、自分でアパートを借りる事
もできません。親への暴力は、全く自分に
関わろうとしないことへの、怒りだったとい
います。
 
取材者) 育児放棄って、
 ご飯が食べられなかったって事?
少女) ご飯どころの話じゃない。面倒
 一切見んけ、うちの親は。産むだけ
 産んでもう置いとるみたいな感じ。
 ばあちゃんとかおらんかったら多分
 うち、今頃生きとったかどうかも分か
 らんけ。…みたいなレベル。小っちゃ
 い頃はあんまりそれの意味が理解
 できてなかったけ。分かりだしてから
 は、辛いどころの話じゃないよね。
 面倒見てくれよったばあちゃんまで
 おらんくなって。誰に頼ればいいんじ
 ゃろみたいな。うちに味方もおらんの
 んじゃ、みたいになって。
取材者) 何が一番、嫌じゃった?
少女) 今まで? やっぱりでも一番辛か
 ったのは居場所がない事よね。精神
 的な面で、心の居場所がない事が一
 番辛いよ、やっぱり。でもうち絶対自
 分が不幸とか思わんのよね。それだ
 けは。それなりに辛い事もあったけど、
 全然不幸だとは思わんね。それも人
 生だと思えば、どうってことない、今は。
 それと同じことを自分がせんかったら
 ええだけじゃけ、と思うとる。
 
心の居場所を求めて、
もがき続ける子どもたち。
その声に、私たちは、
どれほど気づけているのでしょうか。


**********
 
御年82。最近は、仲間も増え、
寄付も寄せられているというものの、
なぜ、続けられるのか。そんな疑問を、
どうしても抱いてしまいます。
 
取材者) 継続って言っても、
 大変じゃないですか?
中本) それみんなが聞くんよ。「こがい
 に大変なの、なぜ続けるん?」って言
 うけど、私にもよう分からんのよ。たん
 びに「もうせーん!」言うて言うんよ。
 「なんでここまでせんにゃいけんの」っ
 て言うんじゃが。なんでかね?なぜじ
 ゃろ? しょっちゅうヒス起こす事が多
 いよね。ヒス起こすよ。だって、朝3時
 半からね、起こされてごらん。
取材者) それでも続くのは、何か、
 中本さんにとっても喜びみたい
 なのがある?
中本) ありゃせん! つらいばっかり。
 ほんまに。ほんま、言うんよ、私ね。
 何でもの、弁当も作り、あれをし、これ
 をし、すりゃの、感謝の気持ちなんか
 ちいとは持てや言うんよ。ね? ドブに
 捨てりゃ、ドブンなりとも音がするんよ。
 お前らにしてやる分は、音もでんにゃ、
 感謝の言葉もありゃせん。せいがない
 んじゃって言うんよ。うちがよう怒るん
 よ。そういうて。「何だか言え」言うた
 ら「どう言うん?」言うから、どうにもな
 らんじゃろ。「どう言うん?」言うて言う
 けん…「ありがとうぐらい言えや!」
 言うたら、「ありがとう言うときゃええ
 ん?」。なんと腹が立つじゃろ。

**********
 
ここから巣立っていった子どもは、300人
を超えます。かつて、暴走族のリーダー
だった少年から、最近、連絡がありました。
長男の就職が決まり、次男は、専門学校
に入学したとの事。薬物に手を出していた
女の子は、母となり、最近、息子が結婚し
たと、報告してきたそうです。

**********

少年院を出てから5か月、マコトを訪ねて
みると、働き始めていました。勤め先は、
近所の居酒屋です。開店前の掃除や、
仕込み、そして、接客。お酒の種類や、
メニューなど、覚えることもたくさんあり
ます。でも、目標ができました。

マコト) 保育士なろうかなと思っている
 んですよ。考えた時、ふと思ったのが、
 ちっちゃい子好きじゃけ。面倒見るのも
 そんな、苦じゃないかなと思ったんで。
 保育士目指してみようかなと。自分の
 中でも簡単じゃないっていうのは分か
 ってますけど、目指してみようかなと。
 短大行って資格取ろうかなと。
 
うまくいかないことや、壁にぶつかる
ことも、たくさんあります。それでも、
自分の人生を、歩み始めていました。
一人暮らしにも、だいぶ慣れました。
ただ一つ、離れてみて、ばっちゃんの
存在の大きさを、改めて感じています。
 
マコト) いつもだったら当たり前みたい
 にばっちゃんちに行ったりしよったの
 が、今はその、こっち来た事で、行け
 ないじゃないですか。だから、当たり
 前じゃなくて、何て言ったらいいかな。
 本当、いい事ことなんだなって。普通
 じゃあり得ない事なんだなっていうの、
 感じました。
取材者) 今でも
 行きたいなって思う事ある?
マコト) 普通にあります。でも、でも言え
 ば今すぐにでも行きたいくらいです。
 ばっちゃんの飯が食いたいです。前は、
 食堂みたいな感じだったんですけど。
 普通に今はもう、自分の親として会い
 たいなというのがあります。
取材社) 前は食堂だったんだ?
マコト) もう、とりあえずもう、お腹空い
 たら、電話してみたいな。飯食べてな
 かったりとか。今は、普通に、食堂じ
 ゃなくて、普通に、ばっちゃんの家と
 して行きたいです。
取材者) 食堂だと思ってたって、
 ばっちゃんに言ったら、何て言うかね?
マコト) 悪させんかったらそれでもいい
 んじゃないかね、みたいに言いそうです。
 ばっちゃんなら。普通に、「悪さするより
 電話してきて、えらかったえらかった」っ
 て、言いそうです、ばっちゃんなら。
 
**********

なぜ続けられるのか?
繰り返し尋ねる私たちに、
ばっちゃんは、ある日こう言いました。

「子どもから、面と向かって、
助けてと言われた事がない人には、
分からないんじゃないの」と。

**********

「えらかったえらかった」と子供たちに声を
かけるばっちゃんが印象的。電話をして
きてえらかった。ご飯を食べにきてえらか
った。少しでも、よかったことを褒める。
それは生きててよかった。ばっちゃんの
ところにきてくれてよかったと言ってるよ
うで。肯定されること、褒められることが
少ない環境で育っただろう子供達には、
うれしい声かけのはずだったろうと思う。

いろいろ感じたこと、思ったことはあるの
だけれど…。この国の貧しさとか、負の
連鎖とか、言葉にしてしまうと、何だか
遠い絵空事になりそうで…。

この番組を観たあと、youtubeで中本さん
関連の動画を見たのだけれど、シンナー
を吸っていた中学生が、空腹をまぎらわ
すためにシンナーを吸っていたと聞いて、
その中学生にご飯を食べさせたのが始
まりだったと知った。食べるものがない、
居場所がない子供たちは、どこにいけば
いいのか。この国には、秘かに飢えてい
る子供たちがたくさん存在しているのだ。
親がいても、親がいるのに…。

ただただ、涙が出て…。泣くことしかでき
ない自分が不甲斐なく。ばっちゃんの存
在に感謝した。ばっちゃんに出会えた子
供は幸せだ。ばっちゃんのご飯は、きっ
と彼らの人生の糧となるはず。手作りの、
愛情をこめたご飯の力はすごいなぁ。
まず腹を満たす。
その大切さが深く心に沁みた。

お腹を空かせた子供がいるのは、
切ないなぁ…。
 
子どもから、面と向かって、
助けてと言われた事がない人には、
分からないんじゃないの。

中本さんの言葉が重い。ただ「ありがとう
ございます」と心の中で手を合わせるし
かない自分。ありがたくて、ありがたくて、
ただ涙があふれる。神様がいるとしたら、
ばっちゃんの姿をしているんじゃないか。
どうか…元気でいてください。
 
中本さんが、
父親に何度も言われたという言葉。
 
人間の優しさって言うのは
見返りを求めたらいけない。
見返りを求めるのは優しさじゃない。

ばっちゃんという人を知ることができて
よかった。人間ってすごい。本当の優し
さは、ホントすごい。ばっちゃんの思いが、
もっと伝わりますように…。


●中本さん関連の動画もどうぞ↓
いっぱい食べんさい~広島のマザーテレサと子どもたち~

平成27年度受賞者:中本 忠子さん


 
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