「まれ」第64回~美南の恋にテンパリング、王様の耳はロバの耳 | 日々のダダ漏れ

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「まれ」 第64回
第11週 「泥沼恋愛チョコレート
美南の恋にテンパリング、王様の耳はロバの耳


美南) ごめんね! 早く言わなきゃって思ってたん
    だけど。やっぱりちょっと恥ずかしくて。
    あっ、高志にも謝っておいたからね。
希) 待って待って! いっぺん待って!
美南) ん?
希) 大輔さんは、お兄さんやよね?
美南) でも本当の兄妹じゃないよ。
希) ほれはほうやけど…。
美南) 子供の頃からずっと大好きだったんだよね。
    再婚してもお母さんは忙しくて、寂しがってた
    私といつも遊んでくれてた。これもね、中国の
    旧暦のお正月に、中華街のお祭りで買っても
    らったの。ここに住んでるのに、それまでいっ
    ぺんも行った事なかったんだよ。
    まあ、お母さんも忙しかったから。
希) ほれは…兄として好きなんとは違うがけ?
美南) それは自分でも考えた。でも違うの。
    お兄ちゃんって呼んでるけど、
    心ん中じゃもう、大輔さんだし。
希) え~! 見る目なくないけ?
  まともに働きもせん、だめんずやがに。
美南) ああ見えて優秀なんだよ。
    司法書士の仕事してるし。
希) し…司法書士!?
美南) 今は友だちの事務所で、働きたい時だけ
    働いてるの。フルで働いてくれって言われ
    てるらしいんだけど、それは嫌なんだって。
希) ほれはほれで何か、まんで腹立つわ。
美南) ケーキに人生懸けるお父さんも好きだけど、
    仕事より大事なものがあるって言い切るお兄
    ちゃんも、かっこいい。一緒にいたら楽しい人 
    生送れそう~! 久しぶりにスーツ姿のお兄
    ちゃん見ると、新鮮でドキっとするし!あ~!
    本当の気持ち、初めて人に言った!
    私、お兄ちゃんにチョコ渡してちゃんと言う。
    結婚を前提に付き合って下さいって、
    言ってみる!
希) 結婚!?

と、パニックに陥った希は、一旦置いて。

**********

さて、その頃横浜では…。
美南の衝撃の告白を聞いてしまった希が…。
すっかり…。すっかりテンパっております。


希) 駄目や…。
  重すぎる秘密をっちゃしょってもうた…。


どうしよう。
ここが能登なら、
すぐさまみんなで共有して、
ああだこうだ言えるのに。


文) 別にいいんじゃないがけ?
  本当の兄妹じゃないがなら。
一徹) 法律的にも、
    連れ子同士なら結婚できるわいね。
藍子) イケメンやしね、ゴン太さん。
元治) いっぺん2人をちゃ祭りに連れてこい!
みのり) いざとなったら駆け落ちや!
浩一) ほうや言うても、兄妹やし、世間体も…。
はる) 世間体なんかどうでもいいわいね。
マキ) 禁断の恋ほど、燃えるもんや。
慎一郎) 子供や幸せなら、
     親はなあも反対せんわいね。
洋一郎) 俺の幸せは、どこにあるんけ?
真人) ほしたら、嫁に行ってもおんなしうちけ。
久美) ほんなに私と2人の生活や、つまらんがけ?
元治) いっぺん、祭りをちゃ祭りに…。
ゴン太) ワン!



希) こんなんして
  みいなで分かち合えるがに…。


王様の耳はロバの耳。
誰にも相談できず、生まれて初めて、
重大な事実を一人で背負ってしまった希は、
私を道連れにしようとしております。


希) びっくりせんとくまや。
  あのいぇ、美南ちゃんや…
  美南ちゃんや…ゴン太の事好きねんて!
徹) えっ! そうなの?
  ゴン太って、あいつだろ?
希) 何静かに入ってきとるがいね!
徹) いや、何かお前最近変だからさ。
  隠し事でもしてんじゃないかと思って。
希) ほう思うげんたら
  ほっといてくれればいいがいね!
徹) いや、俺てっきりさ、この間の合コンでお前、
   恋でもしちゃったんじゃないかと思ってヒヤ
   ヒヤしたよ。そっか。よかったよかった。よし。
   じゃあ俺、銭湯行ってくるわ。
希) ちょ、聞いてしもうてんたら相談に乗ってま!
徹) 何を?
希) 何をって今聞いとったやろ?
徹) ああ…そりゃ最初はびっくりしたけどさ。
  まあ、ある事なんじゃねえの? 何だよ?
希) 結婚したいっちゅうとるげんよ。
徹) 結婚!?
  そりゃややこしい事になんじゃないの?
希) ほうやろ!
徹) まあ、でも、お前には関係ない事だからな。ここ
  はさ、変に首突っ込まないで、美南ちゃんがSOS
  出してきたら、話聞いてやりゃいいんじゃねえの?
希) ほうか…ほうやね。
徹) あれ?
  何か俺、いい事言っちゃったんじゃないの?
希) ん? 関係なくもないがか。
徹) 何が?
希) いや、何も。
徹) 何だよ。言いなさいよ。
希) うち、ゴン太と…。
徹) 言うな! それは二度と…。


**********

電・美南) あっ、あの、兄がすみませんでした。
電・藍子) えっ?
電・美南) ご迷惑をおかけして。
電・藍子) ああ、それは何て言うか…
      希ももう大人だし。
電・美南) えっ?
電・藍子) えっ?
電・美南) あの、お正月に、
      兄がそちらに、お世話になったから。
電・藍子) ああ、そっち!
電・美南) ほかにもあるんですか?
      兄が迷惑かけた事。


**********

希) ほやさけ、ちょっこし、お願いや。
大輔) お願い?
希) 言わんといてほしいげん。
大輔) 何を?
希) 何ちゅうか、ほら、あの、
  初めて会うた時の、あんたや酔っ払うて…。
大輔) ああ、キス!
    だってもうみんな知ってるじゃん。
希) いいさけ。知らん人もおるげさけ。
大輔) ふ~ん。
希) ほんなら、ほういう事で。
大輔) ていうかさ…俺とつきあわない?
希) あん?
大輔) 俺、希ちゃんの事好きみたいなんだよね。
希) お断りします!
大輔) ちょっと待ってよ!
希) 今冗談につきおうとる余裕…。
大輔) 冗談じゃないし!
希) うちの事なあも知らんやろ!
大輔) 直感。すげえタイプなんだけど。
希) 右脳?
大輔) ん?
希) あっ、いや…。
大輔) 俺、酔っぱらってても、好きだと思わなきゃ
    キスしないよ? 理屈で説明しろって言われ
    たら、きっといろいろ言えるけど…。全部出
    てるよ、君のいいところ。言葉にも、表情に
    も、仕草にも。だから一目で好きになった。
希) うわ~! し…失礼します!


**********

希) 美南ちゃん? なしたんけ?
(美南に吹き飛ばされる希)
希) うわっ!
徹) 希…おい、希! 大丈夫か!? 
  どうした? おい!
美南) 希ちゃん…。お兄ちゃんと…。
    キスしたんだってね!?


津村希。
絶体絶命、でございます。


**********

「まれ」を楽しくご覧になっている皆様は、
この先は華麗にスルーでお願いします。

あんた、バカァ~?(エヴァのアスカになったつもりw)
バーカ!バーカ!バーカ!(あまちゃんの春子に…)
小学生並みの悪態をついてしまうほどバカバカしい!
何だ?この、恐ろしく気持ち悪い茶番劇は…ゲロゲロ。
希母も、希父も、何より希本人が、気持ち悪すぎる…。
まあ、つまりは彼らを生み出した脚本家が気持ち悪い。

一目惚れだろうがどうでもいいけど、だからって、いき
なりキスしていい訳じゃないし、好きだって言えば押し
倒していいって訳じゃないよ? 大輔キモすぎるだろ!
直感だなんてざれ言を右脳?とか言ってぼ~っとして
る場合じゃないだろ。貞操観念がまったくない女、希。
友達にも同僚にも、隣人にも、とにかく目に入るところ
に居てほしくない女ナンバーワン。絶対に好きになれ
ない女だわ、希。希が画面に出ると、なるべく見えな
いように目を細める、視線をそらすこの頃。末期だ…。
(かなり我慢してたんだけど…毒吐いちゃったよ…w)

気持ち悪さを文章にすると、思い出してどんどん気持
ち悪くなるので、この辺で終了。見なきゃいいっていう
のは民放のドラマならそれで済むんだけど、朝ドラは
特殊な枠なので、視聴料も払ってるし、監視して文句
いう権利はあると思うので~(もちろん冗談ですよ?)

それにしても…美南の恋愛問題で勝手に思い悩む希
が、徹に「お前には関係ない事だろ」と言われても尚、
首をつっこむ気満々の姿に、あのエリーを思い出した。
いろんなところにいろんな朝ドラの片鱗が見えるのが、
この浅ドラ、つぎはぎだらけのドラマの特徴だなあと。

いい仕事をしてるのは、ゴン太(犬)だけやわいね…。
ゴン太、君だけが心の救いだよ。君の存在だけが…。


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