「山田孝之の東京都北区赤羽」第8話~山田孝之、綾野剛と語る。 | 日々のダダ漏れ

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私はお喋りな人派!


積極的に一緒に過ごすということなら、当然のことな
がら、一緒にいて、楽しく過ごせる相手というわけで。
それはやっぱり、楽しくおしゃべりできる人がいいわ
けで。…となれば、一緒に過ごすのは、お喋りな人!

それに、普段は寡黙でも、気が合う同士ではとてもお
喋りになったりするもの。たわいのない話で盛り上が
るもよし、人生について真面目に語り合うもよし。いろ
んな話で盛り上がれる、お喋りができる人が、仲良し
の証しのような気がします。もちろん、逆もあり。仲良
しだからこそ、ただ黙って一緒にいるだけでいいし…。

どちらかといえば、寡黙なイメージの2人が、楽しそう
にお喋りをしてる姿を見て、本当に仲良しなんだなあ
と、その姿を見てるのも楽しかった、山田孝之の赤羽。


「山田孝之の東京都北区赤羽」

山田孝之の東京都北区赤羽

第8話
山田孝之、綾野剛と語る。


山田孝之の東京都北区赤羽(8)

綾野) アイツたぶん、すげえ今楽しいと思いますよ。
山下) 楽しいのかな?
綾野) うん。楽しいと思う。
    生きてるなと思ってんじゃないですか。
山下) そうか、楽しそうなのか。

山田孝之の東京都北区赤羽(8)

**********

山田孝之の東京都北区赤羽(8)

山下) 全然印象違う。
山田) 気持ち悪い。
山下) やっぱ違うね、なんか。
山田) 下からのライト、結構あれなんですかね。
    やっぱフラフラしてるな、アイツな。
山下) ハハハ、何かフラフラしてるんだけど。
山田) いや、俺もしました、すごく。
山下) 意外とあれか。

山田孝之の東京都北区赤羽(8)

山田) 吹いちゃってる。吹いちゃいました。
山下) 吹いちゃったか。


**********

山田) う~ん。ちょっとね、俳優として、ちょっと一回、
    身を引こうかなと。今、思ってるというか。身を
    引くっていう言い方が正しいのか分かんないん
    だけど。実際にもう、会社にも話した、それは。
    俺の中では、とりあえず、まあ、10年…。
    休業かな。
綾野) うんうん。楽しみだね、俺は。
山田) ああ。
綾野) うん。まあなんか、すごいその…良くも悪くも
    他人事じゃないからさ。実は俺もなんやかん
    やそうで。その作品が関われて、それが世に
    出る。それ、役者っていう枠を一回外してもら
    って、自分がそこに関わってるってことが、た
    ぶん最大の、自分がやりたいことなんだよね。
    それが俳優ってことでは、もしかしたらないか
    もしんない。だけど、今それで1番自分の力を
    発揮できるから、俳優をやってるし、役者とし
    て、俳優として関わってるし。だからこそ俺は、
    孝之に…その、分かんないよ、いろいろな事
    務所の問題だとか、いろんな、各位関係いろ
    いろあるかもしんないけど。俺は、今思ったん
    だったらもう本当に今やってほしいし。
山田) うんうん。
綾野) そのスタートを切ってほしいし、俺は絶対に
    それに何かしらの形で関わっていきたいし。
山田) うんうんうん。


**********

山田) これがきっかけなんだけど。あのまあ、これ
    で、「東京都北区赤羽」ってまんまだけどさ。
    それでここにいる人たちとか、その街自体も
    そうだけど。で、なんか、すげえいいなと思っ
    て。まあ、それがきっかけで、ここに来ること
    になったんだけどさ。まあそう…会ってない
    期間に結構ドキュメンタリーというか、そうい
    うものをいろいろ見てたんだよね。
綾野) ってか言ってたね。それね、普通に。
山田) なんか赤羽にいる人達ってさ…なんか、
    まあ、言えば、目黒とか恵比寿では絶対
    会えないような人たちとか多いんだよ。
綾野) まあ、そうなんだろうね。いや~だって本当に、
    あれだよ。俺、なんか、たぶん全然種類が違う
    んだけどさ。
山田) うん。
綾野) あの…。たまたまさ、休みだったからさ、昼間
    さ、ちょっと街歩いてみようと思ってさ。普通に
    さ、オープンテラスでさ、人がさ、ランチをしてる
    わけじゃない。
山田) いっぱいあるね、代官山にはね。
綾野) で、犬連れてさ、犬同士で会話してさ、上は
    上でさ、人間同士が会話したりとか。その姿を
    見てさ、自分の中でものすごく非現実だったの、
    それが。恐くなって。
山田) うんうんうん。元が俺ら田舎の人間だしね。
綾野) うわっと思ってさ…。なんか、特に出てきた時
    って、全員敵に見えたしさ。本当に俺、代官山
    って山があると本当に思ったから。代官山行っ
    て山がなくてさ…まあ山なんだけど。
山田) 元はね。
綾野) そういう感覚、どうやら忘れてて。この、東京
    っていう街に浸食されて。いろんなことが自分
    の中で乖離していく…離れていったものがあっ
    て。それが急に全部呼び戻った感じだったの。
    その、代官山って場所が悪いわけじゃなくって。
    昼間っからランチしてシャンパン飲んでる人も
    いるしって。怖って思うんだけど。何かそれが
    すごく心地よかったっていうか。何に対しても
    寛容になったっていうか。特に人に対しては。
    インタビューとかでもさ、休みの日何してます
    かって、会いたい人に会いに行くって言ってる
    んだけどさ。まさに今日孝之もそうなんだけど
    さ。そういうのって、一番役じゃない自分、を生
    きている感じするんだよね。
山田) うんうんうん。そう思う。
綾野) ただ、人間として生きてるっていうかさ。一人
    だとさ、そういうところにたどり着かなかったり
    するわけさ。本当に、自分じゃない誰かを介し
    て、その、生きる才能を得てるっていう感覚は
    すごいあるんだよね。俺はそれをすごい感じる。
    孝之も感じてると思うし。
山田) 赤羽いいよ
綾野) うん。何か良さそうだね。
山田) 赤羽引っ越せ、お前も。
綾野) アハハハッ!
山田) 空いてんじゃねえ? どっかこのへん…部屋。
綾野) 隣とか空いてそうじゃん。
山田) 隣は老夫婦が住んでる。
綾野) 老夫婦。ハハハ!
山田) すごい優しい老夫婦。
    ご飯、飯とか大丈夫なの?って言われて。いえ、
    まあ適当にやってますって。もしあれだったら、
    あの、うち、食べに来ていいよって言われて。
綾野) マジで?
山田) ないじゃん。そんなのさ都心ではさ。
綾野) ないね。
山田) すぐ横の駄菓子屋のおばあちゃんが来てさ。
    ご飯大丈夫なの?って言われて。もし良かった
    らうち食べに来ていいわよって言われて。いや、
    大丈夫です。今んとこは何とか食べてますって。
綾野) マジで?
山田) 田舎に住んでた時の感覚だよね。
    ちょっと出る時とか鍵閉めないしさ。っていうか
    もう、ドアとか開けっ放しの人とかもいっぱいい
    るしさ。感性ってこう、ある種こう、自分があっ 
    て、で、他を見れていて、のものじゃん。
綾野) うん。
山田) それ信じなきゃいけないしさ、自分の。これ何
    がいいか、何が悪いかとかって。人のことを簡
    単に否定することってすごい簡単じゃん。いや、
    それはよくないとか。じゃなくて、なぜこの人は
    それをいいと思ったんだろうか? 悪いと思って
    たら、なぜ俺はじゃあ、悪いと思うんだろうか?
    っていうこととかをさ、考えると、すごい大事な、
    そういうところでやっぱりたぶん、いろいろ視野
    も広がると思うし。そういうことを、いろいろとこ
    れからやってかなきゃいけないんじゃないかな
    とは思ってはいるんだけど。メチャ面倒くさいけ
    どさ。
綾野) やってるし、もう。
    俺もやってるし。お前もやってるよ。とっくに。
山田) うん。そうか。
綾野) うん。
山田) う~ん。しゃべったね。
    今日ね、久々に本当しゃべったね。
綾野) にしても、何これ?
山田) 何が? 看板?
綾野) ハハハ。
山田) ちから。まあ、原作に…。

山田孝之の東京都北区赤羽(8)

綾野) 普通に考えたらおかしいでしょ。
    だって部屋の中に看板があるとかさ。
山田) まあ、漫画読んでなかったら、
    そりゃ分かんないんだろうけどさ。
    これは、すごい大事なの。
綾野) 何だよ、あのTシャツ。
山田) いや、もうここはいろいろ詰まってるよ。
    俺、赤羽来てからのものが。
綾野) わかるよ。
    いいじゃん。お前開いてんじゃん。全然、うん。
山田) そうか。
    開きすぎてて、何か逆に今、俺もう、こうなっち
    ゃってんじゃねえかっていう気がするけどね。

山田孝之の東京都北区赤羽(8)

綾野) いいんだよ、べつに。


**********

綾野) なんていうんだろうな。この体温感じるもの
    あまり家に置かないんですよ。要は、その人
    の感情がうつってるものっていうのを、彼は
    あまり持ち込まない。その、念がないもの。
    だってこれなんかものすごい念があるわけじ
    ゃないですか。で、あと、「世の中捨てたもん
    じゃねえ」って言葉にも念あるし。あとこのT
    シャツもそうだし。いわゆる手作りなものって
    ものを、彼は自分の環境に取り入れるって事
    はあまりしてこなかったって印象があるんで。
    単純に何かを新しく取り入れようとしてるし。
    それを、自分の中で試行錯誤はしてるけど、
    苦しい時もあるかもしんないけど、必ず自分
    のものにするでしょうね、きっと。今、そういう、
    彼の時間がちゃんと前に進んでるっていう事
    が分かっただけでも十分です。


**********

山田孝之の東京都北区赤羽(8)

山下) いや、なんか照れくさいね。
山田) まあ、そうですね。
山下) 改めて見てもらうっていうのは、
    ちょっと照れくさいけど。
山田) この、ちからのマスター…
    サングラスしてた人が、そうなんだけど。
山下) その、Tシャツの謎が、解けたんだよね。
綾野) そうっすよね。ざっくり言うと…
    俺お前のこともっと好きになったよ。
山田) うん。


**********

綾野剛登場! いや~ホントに仲良しなんだな~。
綾野剛の「代官山」を山だと思ってたって話、ちょっ
と分かる。私も、「銀座」は、キラキラしてるところだ
と思ってたから…。銀座が普通の街(当たり前なん
だけどw)だったのが分かった時は、ちょっとガッカ
リしたっけ…。田舎の何とか銀座とかじゃない本物
の銀座は、ものすご~くキラキラしているところだと
思いたかったのかも。夢見る乙女でありました…w

2人とも大好きな役者さんなので、2人の空気感が、
まさにドキュメンタリーな感じで、ちょっとのぞき見し
ている感じで楽しかった。山田孝之、開いてるよね。
私も、前よりも~っと好きになったよ、孝之&剛を♪


「山田孝之の東京都北区赤羽」関連ブログ↓
第1話~山田孝之、芝居が止まる。
第8話~山田孝之、綾野剛と語る。
第12話(最終回)~山田孝之、赤羽を出る。

●「山田孝之の東京都北区赤羽」HP


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