「リセット」~本当のしあわせの見つけ方~ | 日々のダダ漏れ

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流行語、なに覚えてる? ブログネタ:流行語、なに覚えてる? 参加中

そもそも流行語って何?ってところから考えてしまって、
ウィキペディアの「流行語」を見て、そういえばドラマの
中のセリフも流行ったりしていたな~と思いだしました。
有名なところでは、101回目のプロポーズでの「僕は死
にましぇーん」とか、家なき子の「同情するなら金をくれ」
とか。そして、「東京ラブストーリー」での名セリフ。久々
にその顔を見て思い出したのが、鈴木保奈美の「カンチ
~!」と、「ねえ、セックスしよ?」。アレは衝撃的でした。
むやみに真似して「カーンチ!」と呼びたくなったっけw

鈴木保奈美が14年ぶりの民放ドラマ出演となるドラマ。
40代の女性が主役だし、観ないわけにはいきません♪

リセット
~本当のしあわせの見つけ方~



知子(鈴木保奈美)は40代の専業主婦。夫・浩之(寺脇
康文)とは高校時代からのつきあいだったが、家族には
距離を感じ、退屈な日々が続いている。ある日、知子は、
TVの中の人気アイドル・シオン(東出昌大)が、同級生・花
房絢の生き写しであることにびっくりする。あれから30年
近い月日が流れているのだが。不思議に思った知子は、
久しぶりに同級生の晴美(坂井真紀)に電話をかける。
驚く知子に取り合わない晴美。水商売で働き、かつかつ
の生活を続けている晴美は、生まれ変わったら、とにか
くお金持ちと結婚しようと願っていた。そのシオンをマネ
ージメントしているのが、同級生の薫(高島礼子)だ。仕
事が出来る薫は婚期を逃し、年老いた母・好恵(高橋惠
子)の面倒を看ている。花房絢からの連絡を受けた知子
は、「タイム」という喫茶店に招かれる。知子は店の中で、
薫と晴美に出くわす。2人は別々にシオンに呼びだされ
ていた。シオンは自分が花房絢と同一人物で、年をとら
ない存在だと告げる。17歳の自分に戻って、人生をやり
直さないかと提案するシオン。シオンに「リセット」のチャ
ンスを与えられた彼女たちは、内面はそのままに、それ
ぞれ女子高生の知子(志田未来)、薫(桜庭ななみ)、
晴美(山谷花純)に戻る。当時かなえられなかった願い
を実現するうちに、彼女たちの意識に微妙な変化がお
こり始め・・・。

●人物相関図



**********


17歳。わけもなく世界が輝いていたあのころ。
大人になるにつれ、その輝きが少しずつ褪せ
てゆくことを、私たちは予感していただろうか。
純粋でやさしくて臆病で。人を傷つけるのも
人に傷つけられるのも怖くて。
でも力いっぱい笑っていた。
笑える強さが私たちにはあった。
もしもあの頃に戻れるとしたら、そして、人生
をやり直せるチャンスをもらえるとしたら。
17歳になって、もう一度やり直しますか?


**********

やり直しの人生で、女優になった知子(鈴木保奈
美)は、演技する中で昔を思い出し・・・


夫婦を、家族をやっていくということは、面白くも何とも
ない毎日の積み重ねだ。それを私はよく知っている。
なのに、どうしてあの日々がこんなにも懐かしいのだ
ろう。映画ができれば、たくさんの人がスクリーンの私
を観てくれるだろう。それは素敵なことに違いない。


なのに、私の家族に、残してきた夫に娘。あの2人に、
この私をもう一度見つめてほしい。私のことを忘れな
いでほしいと、なぜこんなに強く願ってしまうんだろう。


**********

運命の清算の日。
シオン=花房絢(東出昌大)に、別れを告げる知子。


絢) 人生は映画みたいにうまくいかないよ。ありが
  とうなんて誰にも言ってもらえないかもしれない。
知子) わかってる。でもね、私、仕事を持ってみて、
    わかったことがあるの。人生で大事なのは、
    何をするかじゃない。どんな気持ちでするか
    っていうことなのよね。
絢) 僕よりもこのどうしようもない旦那を選ぶんだ。


知子) あなたは年を取らない完璧な人よね。あなた
    といると楽チン。だけど、私は自分と一緒に年
    をとっていく人のそばにいたいの。そのことに
    やっと気づいたの。
絢) そっか。ならしょうがない。


**********

薫(高島礼子)もまた、以前の人生を選び、母の元へ。


薫) あたしもう、お母さんに何言われても傷つかない。
  だって全部、自分で決めたことだもん。自分で選ん
  で、生きてる人生だもん。

**********



結局、以前の人生を選択した3人。試した人生の時間
の流れは違っていて、30年は、元の世界での3時間と
のこと。おとぎ話の定番ですね、こういう時間の流れは。

17歳に戻ってやり直したいか?と聞かれれば、私は戻
りたいとも、やり直したいとも思いません。17歳に戻った
彼女たちが最初に感じたように、青春をやり直すなんて
メンドクサイから。あんなメンドクサイことをもう一度やら
なきゃいけないなんて、どんな罰ゲームかと思っちゃう。

お話の感想としては、わかりやすい、ありふれた展開。
やり直したいとしても、やり直しを28年もやった挙句に、
元に戻りたいって・・・、その28年もの間、一体何やって
いたの?って思っちゃうんですけど。夫に見切りをつけ
るのはアリでも、娘もいたのに。簡単に子供を捨てると
いう選択をしたくせに(28年間も!)。なんだかねえ・・・。
戻る時間がもう少し短期間なら、まだ共感できそうなん
だけど、28年間のやり直しはあまりにも長すぎるっ!!
元の世界では3時間だったって言われてもなあと・・・。

とはいえ、シチュエーションを考えてみるという点では、
今の自分が、今の人生を肯定できているなあと再確認
できたというか、主人公が言うように、「何をするかじゃ
なくて、どんな気持ちでするか」が大事で、要は、本人
の考え方次第だなあと思う気持ちが強くなりましたが。

結局は、「幸せ」は、自分の心が決めること、感じること
だから、本人が「自分が幸せに感じることは何なのか」
に気づけないと、幸せにはなれないんですよね・・・。

女は男次第であり、男も女次第。つまりは、それぞれの
人の関わり方次第で変わっていくもの。文句を言う前に、
「自分を見直したり変えていかないとねー」 なんてね♪

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