好きなジャニーズというと、グループでいえば、嵐も
SMAPもTOKIOもkinki Kidsも、最近では関ジャニ∞
も、みーんな大好きなので決められないというか
なので、今回は、顔が好きなジャニーズが誰かとい
うと、正統派のイケメンが好きなので、タッキーこと、
滝沢秀明君!「タッキー&翼」のユニットデビューで、
当時、今井翼君の魅力が全くわからず(ファンの方、
ゴメンナサイ!)、滝沢君がソロならよかったのに~
と思っていたのだけれど・・・。最近になって、今井翼
君も大人になって男らしくなったな~と見直すように。
そんなことを思ったのは、「金子みすゞ物語」での、
正祐役の今井翼君を観たからなのですが(*^。^*)
金子みすゞ物語
-みんなちがって、みんないい-
大正時代の終りに彗星のように登場し、昭和の初めに
26歳の短い人生を閉じた童謡詩人・金子みすゞ。
「金子みすゞ-みんなちがって、みんないい-」は、その
美しい響きの名前の詩人が紡ぎ出した詩を散りばめなが
ら、青春時代から女、妻、母親となる過程で、弟への想い、
親友の死、夫の失業、病気など、さまざまな困難のなか
でもたくましく明るく生きたみすゞの人間像を浮き彫りに
します。みすゞを演じるのは上戸彩。そして実の弟ながら
そうとは知らずに姉のみすゞを愛してしまう正祐(まさす
け)役には今井翼さんが扮し、みすゞと正祐の純愛を軸
に、みすゞの波乱万丈の生涯を描いていきます。
●相関図
きっかけはもう忘れてしまったけど、金子みすゞの詩の
世界に惹かれて、その生涯にも興味を持って本で読み、
ますます彼女に惹かれました。あらためて映像でその生
涯を観ると、とても切なくて、その繊細な魂が、時代に、
運命に翻弄されて儚く消えたたことが哀しくて、それでも
彼女の言葉が今に残ったことに感謝せずにはいられま
せん。彼女の生きた証、想いは、今も瑞々しく私たちの
心に響いてくるから。-みんなちがって、みんないい-。
ドラマの中に登場した詩を、順に紹介します。
少しでも、彼女の詩を、言葉を知ってもらえれば・・・
●私と小鳥と鈴と
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のやうに
地面(じべた)を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
●こだまでしょうか
「遊(あす)ぼう」っていふと
「遊ぼう」っていふ。
「馬鹿(ばか)」っていうと
「馬鹿」っいふ。
「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていふ。
そうして、あとで
さみしくなって、
「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていふ。
こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。
●お魚(さかな)
海の魚はかはいさう。
お米は人につくられる、
牛は牧場で飼はれてる、
鯉(こひ)もお池で麩を貰ふ。
けれども海のお魚は、
なんにも世話にならないし、
いたづら一つしないのに、
かうして私に食べられる。
ほんとに魚はかはいさう。
●星とたんぽぽ
青いお空の底ふかく、
海の小石のそのやうに、
夜がくるまで沈んでる、
昼のお星は眼にみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
散ってすがれたたんぽぽの、
瓦のすきに、だァまって、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根は眼に見えぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
●明るい方へ
明るい方へ、
明るい方へ。
一つの葉でも
陽(ひ)の洩(も)るとこへ。
藪かげの草は。
明るい方へ、
明るい方へ。
翅(はね)は焦げよと
灯(ひ)のあるとこへ。
夜飛ぶ虫は。
明るい方へ、
明るい方へ。
一分もひろく
日の射(さ)すとこへ。
都会(まち)に住む子等は。
**********
ドラマの中には登場していないもので、
私が好きな詩を一つ、ご紹介(*^。^*)
●つもった雪
上の雪
さむかろな。
つめたい月がさしていて。
下の雪
重かろな。
何百人ものせていて。
中の雪
さみしかろな。
空も地面(じべた)もみえないで。
(金子みすゞ童謡集 「わたしと小鳥とすずと」より)
以前、松たか子が主演のドラマも観たけれど、上戸彩の
明るさ、可愛らしさもなかなかいいと思いました。松さん
の方が本物に似ている気がしますが。松みすゞも、上戸
みすゞもみんなちがって、みんないい、ということで・・・♪
●「金子みすゞ物語-みんなちがって、みんないい-」HP
●「金子みすゞ記念館」オフィシャルサイト
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