長い腰痛は危険信号

よく患者様よりもう何か月も腰が痛むと来院される方が多いですが
「患者さんの日々の生活スタイル」が腰痛を発生させたり腰痛が長引く原因ですと考えること可能であるが・・・・

何故なったか解らない腰痛は何も整形疾患や筋肉の損傷や軟部組織の損傷だけが腰痛を引き起こす訳ではない場合もあります。

可能性としてはかなり低いと思われるが、当院では内科疾患や日々の症状を詳しく聞いて必要に応じて一度検査に行くように進めている。
基本的には上腹部痛メインだが背部、腰痛が出る事もある消化器疾患としては膵炎、胆のう炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍がある。

泌尿器疾患では、腎炎、腎結石、尿管結石の場合でも腰をたたくと痛みがある。
女性は血尿が見られれば泌尿器科系の病気がある。
循環器系では、高血圧の年配の方は解離性大動脈瘤が一番恐い。胸が激しく痛むことがベースだが背中も多く、腹部大動脈瘤では腰痛や背部痛が起こることがある。

女性の腰痛は婦人科系の病気が疑われるが結婚生活が長く子供がいない場合妊娠もありえる。

一番嫌なのが多発性骨髄腫による脊椎や血液の癌である。
大体どこの癌でも転移の加減で腰痛が起きる事がある。

他にも結核や帯状疱疹等(片側にだけできるヘルペス)の感染症で背中が痛むことがある。

確かに元々反り腰や、腰の骨の後湾が強い人などおられますが、過去に腰の骨の圧迫骨折や脊柱分離症等を発症させていない限り9割は治るものだと思います。
治療後一ヶ月過ぎて日常生活で痛みの改善ない場合一度クリニックやら病院で検査すべきです
パー


進め骨つぎ屋