癌の湯治場2 | 一瞬の光、だから輝く

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キラキラのカケラを探す旅・・・そして時々キャンプ

今日で玉川温泉は最後です。
本当は角館とか観光しようと思ったけど、母に
折角湯治で行ったのだから、そこでゆっくりしてきなさいと
言われ、延泊しました。

ここは、旅館部と自炊部に分かれます。
旅館部は夫婦もいますが、一人客も多いです。
一人だと4.5畳の和室。朝、夕食付きます。
トイレは共同。冷蔵庫、テレビありません。
日本一キツイと言われる温泉地なので、
電化製品があっという間に錆びて壊れるそうです。
携帯も電波ギリギリです。
でも、窓からの景色はすごい!
まさに手付かずの自然です。

自炊部は基本は、二人、四人、六人とかの相部屋です。
その分、お安いです。
食事は旅館の食事をつけてもいいし、自炊でも
いいです。朝、昼だけ自炊とか。

かなり古いけど、私は堪えられるかな?

湯治は10日くらいいたほうがいいと言われます。
なので、自炊部は皆さん長期滞在で、その中の
多くが癌の方かなって思います。
でも、余命宣告から元気に20年とか通っている方も
多々出会いましたので、そんな方は最早癌患者さん
とは呼ばないないですよね。


今回は娘がいたので相部屋は諦めましたが、
玉川温泉で湯治するからには、やはり相部屋で皆さんと
共同生活をするのが醍醐味かなって思います。
年代は違っても、皆同じ癌と戦ってて。
中には、10年単位で戦っている方もいて。
単純に、生きる事への気合いに圧倒されます。

朝、夕食は食堂で大皿からトレイに好きなものを
取ります。
まあ、ビュッフェと言えばそうですが。。。
学食みたいなところです。

ホント、学食みたいな長テーブルなんですが、
連泊の方、1人の方も多いのもあっていろんな
方と話ができて、元気をもらいました。

もちろん、お互いに、病気の話はせずに世間話で話が
弾んだりもします。

そして、質素と言えば質素ですが、食事が本当に
美味しくて、期待してなかったので感動しました。
結構食べてます。ヤバいです。

ちょっとした煮物だったり、汁物が凄く美味しい。
こんなに野菜豊富な食卓も珍しい。
あと、お米、玄米も美味しかった。
夜は刺身とかお肉類もあります。
あと、皆さんが病気という訳でもないですから、
ソーセージみたいな添加物たっぷりのものも
並びます。

生ビールも美味しかったです。

次は、湯治について書きます。

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