こんにちは、ひかりです。
絵本作家の鈴木まもるさんが
手塚治虫さんの火の鳥を出版されました。
絵本をおととい購入し
言葉には言い表せない気持ちでいます…
写真 引用元
『火の鳥』
初の絵本
私自身にも、
大きなインスピレーションと
メッセージをいただきました
振り返りたいとおもいます。
静岡大学の『アートマネジメント』のゲストで来校し授業する
鈴木まもるさん
まもるさんの授業を
静岡大学でうけることになった経緯を
少し辿ってみます。
私は静大卒業生であり
知人から、あるプログラムを
教えてもらったのでした。
…
静岡大学は 文化庁による
「アートマネジメント人材育成のための
ワークショップ100
～地域リソースの発掘･連環・創造のために～」
という100のワークショップの
設計･実践を行っていました。
私は2018年•最後の年に参加しました。
約８ヶ月の中で、30個ほどの
本当に素晴らしい贅沢なワークショップを
目一杯に受けさせていただきました
本当に運が良かったです。
さらに 素晴らしかったのは
座学だけではなく
ワークショップだったこと！！
毎回、講義や座学あと
かならず 自分で作品をつくったり
自分を表現したり
たがいに見せ合い、話し合う…
芸術、デザイン、食、文学、音楽…
さまざまな分野において…
これは本当に自分自身に出会い、
生き返るプログラムでした
この『アートマネジメント』の主軸に
なっていらっしゃったのは
白井嘉尚（しらいよしひさ）先生でした。
白井嘉尚 先生
私自身が静岡大学の学生時代に
絵画を教えていただいた先生
外部の素晴らしいアーティストや
作家さんたちにワークショップを依頼し、
企画•設計され、静岡大学に
招いていらっしゃりました
そして、そんな『アートマネジメント』の
プログラムの中に、
まもるさんの授業があったのです。
白井先生が、まもるさんに出逢ったときに、
ぜひ『アートマネジメント』で
授業をしてほしいとおもったそうです。
絵本作家 鈴木まもるさん
2018.10.9 『鳥の巣をつくろう』
ー カバンに本物の鳥の巣を
入れて持って行きます。ー
まもるさんのお話は
わたしの根幹に 深くしみました
鳥の巣は
子供を愛する親鳥たちの 芸術作品。
まもるさんは
世界の鳥の巣の図鑑
も出されています。
それまでは、
鳥の巣の図鑑は
なかったんですって
ホワイトボードに
神業のイラストを描きながら
笑いと愛が満載のお話。
わかりやすい。面白い。
猫や子供🐈👶が可愛いキャラになって
瞬時にホワイトボードにあらわれて、
お話になってしまう。
ユーモラスに話しながら
同時にかわいい絵も出てくる🐱🐱🐱
参加者たちは、すっかり５歳児（？）になり
オリジナルな『鳥の巣』をつくりました。
鳥のきもちになり、夢中。たのしい！
巣もたまごも創る
わたしは、なぜか まもるさんのお話の間は、
涙がでて、胸にささり、ずっと泣いてました。
なんで泣いたのかわからない。
いつのまにか溢れてしまう、
自覚がない涙の感覚でした。
ワークショップは夢中になってやりました。
ただ、ただ、
本当に不思議な力がある時間でした。
立体の『あ』
よくみると猫🐱がいる
まもるさんの絵本を読んだ女性から
こんな手紙がくるそうです
『今まで男性に興味がなかったのに…
家庭を持って、赤ちゃんを産みたくなって、
その後、結婚しました』
と言う手紙をくれた女性も
いたりするそうです。
普通では届かない自分の芯に
あったかいものが染みてくるような…
不思議なあたたかさが…
まもるさんから出ている気がしました
絵本の絵も色も 愛がいっぱいで…
やさしい…
『先生じゃないよー！照
まもるさんで！
』
気さくで素敵な笑顔のまもるさん
いのちの大切さを伝えてくれました。
わたしの巣
こどもたちが、この授業を受けたら
どんなに嬉しいかな。。。
こんな大人が増えたら、未来はまぶしい✨
これからの生き方のお手本にします☺️
私の鳥の巣 完成
🐣まもるさんの授業の様子は
ご自身のブログでも書かれていました。
まもるさんの作品
引用元
アトマネのワークショップを受けて
この事業は、白井先生にとっても、
非常に大きなチャレンジだったそうです。
この『アートマネジメント』が終わってから
迎える3月末、なんと白井先生自身も
静大を退官されるということでした…
本当に特別な大切なプログラムに
ご縁ができたのだと、より感じました。
学びは内側から湧き起こる何かに
うちなる自分に気づくきっかけ
自分自身にであえる
素晴らしい体験、そのものです
夢中で何かする
没頭する
手から何かが生まれる
アートマネジメントに出逢い
まもるさんの授業を受け
いま、火の鳥を読む感動
感無量です
白井先生の活動
退官されてもなお、さらにパワフルに、
さまざまなアートと
社会を繋ぐ企画を展開をされています。
杉山惠一さんの作品展示をする先生と
仮面をつける子どもたち
白井先生の作品は
静岡市大谷の『umitable』で
展示されています。
こちらは、レストランなので
イートインされる方のみ
観ることができます
ぜひ、行ってみてくださいね！