前の記事から続きます。
計算が苦手、という課題については、過大評価と過小評価が混在しやすい印象です。
つまり、
・計算さえできるようになれば全部できるようになる。
というのは、計算の比重を過大に評価しているように思われますし、
・計算なんておまけだから、最後に回せばいい。
というのは、人間の思考過程に対する無理解が潜んでいるように思われます。
計算が弱いと、概念の把握や論理の構築に支障が生じます。
そのため、「計算力」は絶対に重要です。
他方、計算ができさえすればすべてが解消する、などという現象は、
私が知る、首都圏の中学入試(←現場を離れて15年、若干情報が古いですが)
では、起こりえないと断言できます。
計算は重要、ただし、すべてではない。
という、当たり前の結論から出発するのが非常に重要です。
