みなさま、お疲れ様です。

 

カウンセラー鑑定士の諒です。

 

梅雨も明け、夏真っ盛りとなり、もう7月も今日で終わりとなってしまう今日このごろですが、いかがお過ごしでしょうか。日中は、かなり暑い日々が続くので熱中症などにはご注意下さい。

 

 

さて、今日は「知性的な人」について述べてみたいと思います。

 

この世の中には、「知性的な人と理屈っぽい人」の二つに大別される言い方がありますが、この二つの言い方の違いとは何なのでしょうか。

 

心理学では、「知性的」であることの重要な要素として、「メタ認知ができること」が挙げられています。「メタ認知」とは、簡単に言うと自分を客観視することです。

たとえば、まわりは面白がってもいないのにダジャレを連発する人、一方的に自分の主張だけを繰り返す人などは、自分がどんな状態にあるかを把握できていない人は、メタ認知ができていない人、つまり理屈っぽい人です。

 

メタ認知のひとつの形に「セルフツッコミ」があります。

たとえば、セールストークで、「この商品は素晴らしいんです。なんて突然言われても困りますよね。これから具体的に説明させてください」などと客観的な一言を挟むことを言います。一歩引いて自分にツッコミを入れることで、ただ主張を繰り返すよりも相手を引き込むチカラが増し、知性的な印象になります。

一方、難しい言葉を使ったり、長々と論理を展開したりする人は、いくら知識があっても好印象につながりにくいものです。周囲が煙たがっているのに気づかないとしたら、メタ認知ができていないということにもなります。メタ認知が出来ていない人は「知性化」の心理状態になっているか、理解が足りていないため分かりやすい言葉に言い換えられない状態、もしくは両方の状態になっている傾向があります。

「知性化」の心理とは、自分の欲求や感情にストレートに向き合わず、難しい言葉や一般論に逃げている心理のことを言います。

 

心理テクニックの1つとして、「ツッコミとダメ押しで主張する」というものがあります。

意見や気持ちを伝えるときは、「主張→セルフツッコミ(客観的な視点)→主張のダメ押し」の流れが効果的ということです。

たとえば、「僕と付き合ってください!って、出会って1ヶ月で言うのは早いかもしれないけど、でも本気なんです!」という具合です。

特に相手の反応がイマイチのときは、一歩引くことで相手を安心させることもできます。

 

 

さて、いかがでしたでしょうか。

 

 

それでは、ぴかれすくでお待ちしております。