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お父さんを中皮種から守ってみせる

2012年7月。大好きなお父さんが悪性胸膜中皮種になる。お父さんを助けたい・・・

11日に来院した際もらった薬が効いて、熱は上がらなくなりました。


モルヒネがうまく効き、また少し外を散歩したりもしていました。ほんと、がんばりやさんのお父さんです。体力をつけなければと思ってしまうようで・・・私はゆっくり寝ていてほしいと思っていたのですが・・・


でも、やっぱり長くは続きませんでした。この三連休の直前あたりから、またガクンと落ちました。


今は、またトイレに行くのがやっと。食事も大仕事といった状態です。ほぼ横になっているのですが、痛いのか、苦しいのか、眉間にしわを寄せて目をつむっています。話すのもつらいようで、答えられないからあまり話しかけないでほしいと言われてしまいました。ただ、「いよいよ、もうだめだ」と言います。


これまでも、なんどかそう言っていたのですが、「まだ大丈夫だよ!」と返していました。いまはもう、なんていっていのかわからず「お父さん・・・」しかいえない自分がいます。こんなとき、どんな言葉をかけてあげたらいいんだろう。もう、がんばってなんていえない。大丈夫だともいえない。なんていってあげるのが一番なんだろう。


どうして、こんなにいいお父さんが、こんな目にあわなければならないのか。しばらく、悲しいとかつらいとかといった気持ちばかりでしたが、最近また改めて悔しさがあふれてきています。


中皮種。。。。。。恐ろしい病気です。でも、お願い。もう少しじっとしていて。